『スト6』新キャラ「アルジュン」10月13日参戦、ガードでも灰色の体力を積む変則ファイター
ガードしても体力が減る。しかも減った分は、待っていれば戻ってくる。
『ストリートファイター6』Year 4の2人目として10月13日に参戦するアルジュンは、その「戻ってくるはずの体力」を積み上げることだけに全力を注いだファイターだった。カプコンが9月8日に公開したゲームプレイトレーラーとプレスリリースを見ると、必殺技のほとんどが同じ一点を向いている。
ガードごしに削る「大義の巨腕」
先に仕組みの話をしておく。リカバリアブルダメージは、時間経過でゆっくり回復していく灰色の体力のこと。放っておけば戻るけれど、回復しきる前にもう一発もらうと、その灰色の部分は通常のダメージとして一気に消し飛ぶ。
アルジュンは、この灰色をガードしている相手にも溜めさせられる。それも一部の技ではなく、必殺技の多くがそう。守りに徹していても安全地帯にはならない、という圧をかけ続けるキャラクターにゃ。



軸になるのが「大義の巨腕」。ヨガの呼吸法で生んだエネルギーを相手に浸透させる技で、弱・中はガードされても安全、強はガードされてもアルジュンが先に動き出せる。そこから出せる派生の「追撃」も、ガードさせて有利を維持できる。OD版はさらに発生が速く、やはりガード時有利。ガードさせるだけでリカバリアブルダメージが入るので、通しているだけで相手の体力は白く濁っていく。
突進技の「厳酷な岩肩」は、勢いよく息を吹き付けながら前方へ大きく踏み込む体当たり。弱・中はガードされると隙を晒すが、強は発生こそ遅いものの、ガードされて有利。OD版は強と同じ性能のまま発生が速くなる。これもガード時にリカバリアブルダメージを与える。
飛び道具の「息吹の円筒」は、目の前に空気の輪を作って撃ち出すという少し変わった見た目の技だ。押したボタンの強度で飛ぶ角度が変わり、OD版では弾速が上がってヒット数も増える。当然のように、これもガードした相手に灰色を積む。
パワー型でありながら設置技を持っているのが、アルジュンのややこしいところ。
「神気の巨厳」は大地に息吹を送り込み、地面から巨大な岩を隆起させる技。ボタンの強度で出現位置が変わり、ホールドすれば発動タイミングを遅らせられる。ただし置ける岩は常に1本だけで、新しく隆起させると古いほうは消える。しかもアルジュン自身が攻撃を受けると岩も消滅するという条件付きだ。置いて安心、とはいかない。OD版は技の発生も岩の隆起も速くなるので、連携を詰めたいときはこちら。
面白いのは、この岩に「厳酷な岩肩」で突っ込むと派生技「過剰な正義」に化けるところ。巨岩を掴んで豪快に振り回すので、相手が左右どちら側にいても攻撃が届く。神気の巨厳と過剰な正義、どちらもガードした相手にリカバリアブルダメージを与える。



コマンド投げの「鬼気迫る尋問」は、当てても通常のダメージが入らない。与えるのはリカバリアブルダメージのみ。ただし相手がすでに灰色を抱えている状態で決まると、その部分を通常ダメージとして即座に奪い取る。溜めてから回収する、というアルジュンの戦い方がいちばん分かりやすく出た技にゃ。OD版は一歩踏み込んでから投げにいくので、ガードを固める相手や過剰な正義がヒットした後の追撃に向く。
防御態勢に移る「不撓の警衛」は、構えたまま前後に動ける当身。打撃を受けると自動で反撃し、相手を吹き飛ばしてリカバリアブルダメージだけを与える。飛び道具も受け止められるが、その場合は反撃が出ない。
構えから派生する「倫理の崩壊」は両拳を突き出す一撃で、ガードされてもリカバリアブルダメージを与えたうえでアルジュンが先に動ける。ヒットすればこちらは通常ダメージ。守るための構えが、そのまま攻めの起点にもなっている。



レベル1の「破壊の蛮声」は、常人離れした肺活量を活かした衝撃で相手を薙ぎ払う技。発生時に無敵時間があるので切り返しに使え、空中の相手にも当てやすい。
レベル2の「忘却の一鎚」は相手を大きく打ち上げ、呼吸法による渾身の一撃で画面端まで吹き飛ばす。飛ばした後は神気の巨厳で岩を置く時間が作れるので、攻めの圧をそのまま継続できる流れになっている。
そしてレベル3が「秩序の鬼神」。相手の三半規管を壊し、平衡感覚を狂わせて幻覚を見せたうえで一撃を叩き込む、という物騒な大技だ。切り返しにもコンボの締めにも組み込める。
相棒カルナ殺しの濡れ衣で、彼は逃げた



アルジュンはインドの優秀な警察官で、折り合いはつかないながらも互いを認め合う相棒・カルナと組んで任務にあたっていた。そのカルナが何者かに殺害され、アルジュンはその罪を着せられて逃亡することになる。相棒が進めていた捜査を無駄にしないため、真相をつかみに歩き出す——というのが参戦の背景。ファイティングスタイルの名前は「ステゴロヨガ」。
Outfit 2は、逃亡生活と警察としての戦いの日々から抜け出した「理想とする姿」という位置づけになっている。アバターアーケードモードを遊んでアルジュン師匠の取得ゲージをMAXにするとアンロックでき、ファイターコインでの入手も可能。
配信は10月13日で、対応はNintendo Switch 2/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Steam。Year 4のアルティメットパスまたはキャラクターパスを持っていれば、配信と同時に使えるようになる。Year 4キャラクターパスは3,000円で、追加キャラクター4体分のOutfit 1カラー3-10とドライブチケット3,000枚が付く。
Year 4の残り2枠はすでに名前が出ていて、2027年初頭に「ファイナルファンタジーVII リメイクシリーズ」からティファ、2027年春にワールドツアーでお馴染みのボシュが控えている。パスの4人のうち、ゲームプレイまで公開されたのはこれで2人目になる。
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