『モンハンワイルズ:アセンダンス』世界初試遊へ ― カプコンのTGS2026は6タイトル、番組は9月16日23時から
2027年に出る超大型拡張が、その年より前に人の手で遊ばれる。カプコンが公開した東京ゲームショウ2026の出展情報で、いちばん大きいのはそこだにゃ。『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』が世界で初めてプレイアブルになる。
会期は9月17日から21日まで、会場は幕張メッセ。その前夜にあたる9月16日23時から、約40分のオンライン番組「カプコンスポットライト|TGS 2026」が配信される。ブースの試遊は6タイトル、加えてパートナー出展が3つ。順に見ていくにゃ。
番組は40分、扱うのは4タイトルだけ
「カプコンスポットライト」で紹介予定とされているのは、『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』『ロックマン: デュアル オーバーライド』『ストリートファイター6』の4本。ブースで遊べるのは6本なので、番組と試遊は完全には一致していない。つまり『鬼武者 Way of the Sword』と『プラグマタ』は、番組ではなく現地で見せる側に回っている形になる。
カプコンにとってこの枠組み自体は目新しいものではなく、6月26日にも同じ名前の番組を配信している。そこで『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』のディレクターが極北の新エリアを紹介した流れが、そのままTGSまで続いていると考えると分かりやすいと思う。
40分という尺は、4タイトルで割ると1本あたり10分ほど。試遊台の内容とほぼ重なる説明で終わるのか、それとも別の球が入っているのか。少なくとも1つ、番組でしか分からないことが最初から予告されているにゃ。
『MHワイルズ:アセンダンス』は古龍の名を伏せる
世界初の試遊で用意されるクエストは3種類。
1つ目は新モンスターの討伐クエストで、舞台は空に浮かぶ遺跡群という新フィールド「雲居の遺跡群」。ここを飛行する未知のモンスターを狩る内容で、セクレトに乗ってフィールドを自由に歩き回ることもできる。シングル・マルチのどちらでも遊べる。
2つ目が復活古龍の討伐クエスト。どの古龍が復活するのかは公表されておらず、9月16日23時の番組で明かされるという段取りになっている。試遊台に並ぶ前に正体が分かる仕掛けだね。こちらもシングル・マルチ両対応。
3つ目は初心者向けのチャタカブラ討伐クエストで、これだけシングル専用。チュートリアルが付くので、ワイルズを触ったことがない人でも列に並べる。



3つのクエストすべてで共通して触れるのが、新要素の「ブーストブレイサー」。起動すると攻撃アクションや連携、機動力が一時的に強化されるもので、全武器種に新アクションが追加される。基本の操作部分にも攻撃と連携が足されるとのことなので、既存の武器を握り慣れている人ほど違いが分かるはず。
『アセンダンス』はマスターランクのクエストを含む超大型拡張として2027年発売。発売の1年以上前に、しかも新フィールドと新モンスターを込みで人前に出すのは、なかなか思い切った出し方だね。
『ドラゴンズドグマ2』は極北ノルガンを3方向から見せる
10月9日発売の『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』も、試遊は3クエスト構成。
- 理外の竜との遭遇:新エリア「ノルガン」を体験する内容
- フィンブルとの死闘:氷竜との戦い
- グリフィン討伐:初心者向け
ノルガンは、かつて栄えた末に災厄で滅んだ極北の王土という設定の新エリア。吹雪と氷床がそのまま脅威として立ちはだかる土地で、6月の番組ではディレクター自らが紹介していた。理外の竜は心臓を失って屍と化したもう一体の竜という位置づけで、大量のグールを生み出したり、壊された部位を再生したりする。



配信形態がハードによって違うのはこの作品の面倒なところで、Nintendo Switch 2版は本編と新規要素をひとつにまとめたタイトルとして出る一方、PS5・Xbox Series X|S・Steamでは新規要素がエクスパンションDLCとして配信される。同じ10月9日に、違う形で届くわけだにゃ。
『ロックマン: デュアル オーバーライド』はステージ1〜3まで
2027年発売の『ロックマン: デュアル オーバーライド』は、国内で初めてプレイアブル出展される。遊べるのはロックマンを操作して「トゥインクルガール」ステージの1〜3までで、新システム「オーバーライド」も体感できる内容。
トゥインクルガールは8月26日公開の最新トレイラーでお披露目された新キャラクター。The Game Awards 2025で発表されてから、ボスの顔ぶれが少しずつ出てきている段階にゃ。



対応機種はNintendo Switch、Nintendo Switch 2、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、Windows。横スクロールアクションのナンバリングとしては、かなり広く網を張った形だね。
『鬼武者』は会期の13日前に発売される
ブースに並ぶ6本のうち、TGSの時点ですでに世に出ているのが『鬼武者 Way of the Sword』。発売は9月4日で、幕張の初日より13日早い。
もともとは9月25日発売として6月3日に告知されていたのが、7月に3週間前倒しされて今の日付になった経緯がある。延期の話ばかり聞く昨今、逆方向に動くのは珍しい。



主人公は宮本武蔵。江戸時代初期の京都を舞台に、鬼の力を宿した籠手を得て幻魔と斬り合う剣戟アクションで、宿敵として佐々木巌流が立ちはだかる。完全新作としてはシリーズ20年ぶりにあたる。
対応機種はPS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2、Windows(SteamとEpic Games Store)。ダウンロード版の通常版が8,990円で、デラックスエディションが9,990円、プレミアムデラックスエディションが10,990円。体験版も配信されていて、清水寺のステージと佐々木巌流戦が遊べる。
『プラグマタ』の出展も
月に取り残された調査員ヒューと、アンドロイドの少女ディアナ。ふたりが管理AIに支配された月面施設を抜けて地球へ帰ろうとするSFアクションアドベンチャーで、パズルと銃撃を同時に回す独特の戦闘が売り。Steam版の価格は7,990円、デラックスエディションが8,990円。


言語まわりは手厚くて、Steamストアページの表記ではインターフェースが14言語、日本語は音声・字幕ともに対応している。フルボイスが日本語で入る作品は最近そう多くないので、ここは素直に強み。
『ストリートファイター6』はYear 4の途中にある
『ストリートファイター6』は現在Year 4の期間中。追加キャラクター4名はSummer Game Fest 2026でまとめて発表されていて、内訳はシリーズ新顔のヤスミンとアルジュン、ワールドツアーの主人公のひとりボシュ、そして『ファイナルファンタジーVII リメイク』シリーズからのゲストであるティファ。
すでに配信済みなのは8月3日のヤスミンまでで、アルジュンが2026年秋、ティファが2027年初頭、ボシュが2027年春という並び。TGSの時期はちょうどアルジュンの手前にあたるので、番組で触れられるとすればこのあたりだと思う。


ゲーム以外の3つは何が並ぶのか?
ブースにはパートナー出展も並ぶ。
まず『モンスターハンターアウトランダーズ』。スマートフォン向けのオープンワールド作品で、8月26日からApp StoreとGoogle Playで事前登録の受付が始まっている。同じ日に古龍「光稜龍ルガ・エアルダ」の映像も初公開された。試遊台が用意される。
次に「バイオハザード×東京マルイ シューティングレンジ」。エアソフトガンメーカーとの共同企画で、撃つ側に回れる体験型の出展になる。
3つ目が映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』の展示。撮影で使われた衣装が並び、等身大ザンギエフのフォトスポットも設けられる。格闘ゲームのブースに実物大のザンギエフが立つ絵は、それだけで人が集まりそうにゃ。
抽選の先行プレイは9月9日13時で締め切る
列に並ばずに遊びたい人向けの枠もある。CAPCOM ID会員を対象にした優待試遊で、対象は『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』と『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』の2本。
実施は一般公開日の9月19日から21日、時間は各日10時30分から15時30分まで。応募の締め切りは9月9日13時。日本在住でCAPCOM IDを登録済み、当日会場に来られてSNSでの発信ができること、が条件になっている。
出展の顔ぶれを並べ直すと、発売済みが2本、10月に出るのが1本、2027年が2本、そして運営中の1本。番組で伏せられているのは古龍の正体ひとつだけ——ということに、今のところはなっている。
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