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『Thank You 4 Playing』Steam版が2027年1月8日配信 作中SNSで攻略法を探る推理ADV

投稿: 2026/09/25by tobariware約5分で読めます
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「エイムマン2」という高難易度アクションゲームが、今日発売された。主人公はそれを、どうしても、それも一刻も早くクリアしなければならない。楽しむつもりはなく、手段も選ばない。ただし発売初日なので、攻略wikiはまだどこにも無い。

Libragamesの推理パズルアドベンチャー『Thank You 4 Playing』は、この状況から始まる。Steam版の配信日は2027年1月8日。対応はWindowsで、日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語の5言語はインターフェースと字幕のみ。音声は入っていない(Steamストアページより)。価格はまだ出ていないにゃ。

攻略は、SNSのタイムラインの中にある

遊び方はクリックだけ。ゲーム内のSNSで、エイムマン2を遊んでいるプレイヤーたちの投稿を検索し、ボスの弱点やステージの仕掛けを拾い集める。書き込みにはタグとユーザーが付いていて、たとえば「最速攻略wiki」を名乗るアカウントを追えば、「連撃の後の隙を攻撃」「バナナの形の消える足場がある」といったメモが経過時間つきで並ぶ。作中の時計は進んでいくので、時間が経てば新しいコメントも増えていく作りだね。

集めた情報をもとに、挑むときの持ち物と戦い方を組み立てる。装備する必殺技、連れて行くペット、「強い敵とは戦わない」「物陰に隠れながら戦う」のような戦略を2つ選び、ボスに挑戦する。勝てばそのボスの必殺技とテーマソングが手に入り、次のボスで使える。どのボスから倒すかで手持ちの技が変わる、あの手の横スクロールアクションのお約束をそのまま推理の材料にしているのが面白いところだにゃ。

倒しただけでは終わらない。ボスごとに製作者・ステージギミック・特性・必殺技を攻略ノートへ書き込み、全ページを埋めればクリアになる。エイムマン2はボスキャラクターのデザインを一般公募したゲームという設定なので、ノートにはボスを考えた応募者の名前も並ぶ。ストアの紹介文が『Return of the Obra Dinn』と『ギルド探究団へようこそ!』を似た作品に挙げているとおり、断片から正解を1つずつ確定させていく種類の推理だね。

想定プレイ時間は2〜3時間。時間制限やアクション操作は無く、ストアには「手元にメモできるものを用意して遊ぶと遊びやすい」と添えてある。配信も歓迎とのこと。

8月の無料版から、新ボス「ゴーストマン」とSNSの住人2人が増える

本作はもともと、2026年8月に1か月限定・無料で公開されていた。開発者のNes氏はXで、反響が想定の8倍ほどだったと書いている。

そこから手を入れたのが今回のSteam版だ。イラストは引き続き、「エアーマンが倒せない」などで知られるせらみかる氏が全編を担当し、以前のバージョンで使っていた絵はほぼすべて描き直される。Libragamesが挙げた追加・改善点は次のとおり。

Libragamesの発表より

  • 新規ボス「ゴーストマン」の追加
  • SNSキャラクター「メイド」「世界を繋ぐ者」の追加
  • ノート完成後に、各ボスの「コンテスト応募時イラスト」を追加
  • エンディングイラストの全面刷新
  • エンディング後に、各ボスの「コンテスト応募者のその後」を描くイラストを追加
  • 全体的なUIの刷新
  • 既存の日本語楽曲に英語バージョンを追加
  • 全曲と追加曲を収録したサウンドトラックを用意
  • 8月公開の限定版を遊んだ人向けの映像(ネタバレ注意)

新ボスの追加は、推理する対象そのものが1つ増えることを意味する。一方で、応募時のイラストや応募者の「その後」は、ボスを考えた人たちの側に光を当てる追加だ。攻略対象として見ていたボスの向こうにいる作り手へ目が向く構成で、タイトルの「Thank You 4 Playing」とも重なって見えるにゃ。

Libragamesはこれまでにタワーディフェンス『犬神ディフェンダーズ』などを手がけてきた個人開発のスタジオ。今回の発表では、ウィッシュリスト登録が集まれば、推理パズルアドベンチャーというジャンルで次の作品を作ることも視野に入れるとしている。

なぜ主人公がそこまで急いでクリアしなければならないのか。ストアの紹介文は「そうしないと…」で途切れたままだ。

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