言葉を書き換えて重力ごと捻じ曲げる謎解きADV『林檎は上を向く』Steamで無料配信開始
部屋の壁に「この部屋の重力は下に働く」と書かれた本が置いてある。その「下」という単語を、自分の持っている別の言葉に差し替える。すると本当に重力の向きが変わって、床だった面が壁になる。
EASYHUMAN開発の3D脱出パズル『林檎は上を向く』が、8月17日にSteamで配信開始された。価格は無料。パブリッシャーはPhoenixxで、Steamストアページから今すぐ落とせる。
本を読むほど「使える言葉」が増えていく
舞台は「無限図書館」。現在も過去も未来も、この世で起きるすべての事象が本として記録されている場所だね。主人公はそこに囚われた状態で、天使ミミルから13の試練を与えられる。
面白いのは、書き換えに使う単語をその場で自由に思いつけるわけじゃないところ。図書館に並んだ無数の本——物理現象や歴史、雑学が書かれている——を読み、その言葉の意味を理解して初めて、手札として使えるようになる。つまり謎が解けないときの詰まり方が「ひらめきが足りない」ではなく「まだ読んでいない本がある」になる。読書が攻略そのものになっている構造だ。
書き換えられるのは重力の向きだけじゃなく、物体の大きさも対象。部屋ごとに何を書き換えれば出口への道が通るのかを探っていく形になる。
司書のミミルは出口へ導く案内役という立ち位置だけれど、なぜ人間の挑戦をただ眺めているのかは伏せられている。部屋を突破していくほど、図書館とミミルの目的が少しずつ見えてくる作りにゃ。
無料タイトルだけど日本語音声が入っている
対応プラットフォームはWindowsのみで、プレイ人数は1人。コントローラーにもフル対応している。
対応言語は日本語と英語の2つ。ここは少し珍しくて、Steamの言語表では音声が付いているのは日本語だけと表記されている(英語はインターフェースと字幕のみ)。無料配信のタイトルでボイス収録まで入っているのは、なかなかない部類だと思う。
必要動作環境はWindows 11、Core i5-8600 / Ryzen 5 3500、メモリ8GB、GeForce GTX 1070、ストレージ5GB。3Dで空間ごと回るゲームなので、パズルとしては要求スペックがやや高めの設定になっている。
言葉をひとつ差し替えるだけで、床と天井が入れ替わる。13部屋ぶんのその感覚が、0円で試せる。
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