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『エバーブリンク』発表、毎ターン崩れる空島で戦う4Xデッキビルダー

投稿: 2026/11/05by tobariware約6分で読めます
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ターンを終えるたびに、後ろの地面が空へ落ちていく。置いたばかりのユニットも、苦労して建てた施設も、足場ごと消えてしまう。止まっていれば全部を失うので、前へ進むしかない作りだにゃ。

東京のスタジオImpachiは11月4日、4Xローグライクデッキビルダー『Everbrink(エバーブリンク)』を発表し、Steamのストアページを公開した(Impachiの発表)。対応はPC(Windows/macOS)で、2027年に早期アクセスとして配信する予定だよ。

崩れる浮遊島をカードでつなぎ進む

舞台は空に浮かぶ島。プレイヤーは聖騎士アレシアとその仲間を率いて、カードでエルフやケルベロスといったユニットを呼び出し、施設を建て、呪文を使いながら、スケルトンやゾンビの群れを退けていく。島ごとの目標は、奥にある敵の拠点を壊すこと。壊すと候補の中から次の島を選び、今いる島へつなげられる。島はだんだん大きくなる一方で、毎ターン崩れて小さくもなっていく。

崩落は敵味方の区別をしない。自分のユニットや有利な施設も巻き込まれるけれど、敵も同じように落ちていく。次に崩れるマスは前もって示されるので、タイミングを読めば、手を出さずに敵だけを落とすこともできるみたいだね。

盤面で戦う仕組みは、4Xらしい陣地の取り合いだ。自分のユニットと施設が並んだ範囲が「テリトリー」になり、新しいカードはテリトリーに接するマスにしか置けない。つまり、陣地を広げないと前へは進めない。カードを使うには4色の資源が要り、森や海のマスにユニットを送ると、そのマスの色の資源が手に入る。森に伐採所、海に漁場を建てれば、集める量が増える。資源を貯めてから一気に攻めるか、少ない手札で早く押し込むか。どちらを選ぶかで島の進み方が変わってくる。

敵がテリトリーに接しているときは「急襲」が使える。手札のユニットカードで隣の敵を直接攻撃し、倒せばそのユニットが敵のいたマスに入る。攻めることと陣地を広げることが、1枚のカードで同時に済む仕組みだよ。

新しい島をつなぐとき、施設とデッキは次へ持ち越せるけれど、呼び出したユニットは盤面から消える。島にも違いがあって、資源が偏っている島や、思ったより敵が強い島もあるそうだ。どの島をつなぐかで、その後の展開が決まってくる。

デッキは戦いながら育っていく。新しい島には盤上の「イベント」があり、自分のターン中、戦闘の途中でも使える。

  • ケルン:カードを1枚選んでデッキに加える
  • 祭壇:ユニットカード1枚を強化する
  • 商人:行き詰まった盤面を動かせるアイテムを売っている

イベントで手に入れたカードは山札のいちばん上に置かれ、次に引くときに手札へ来る。戦闘が終わってからまとめて報酬を選ぶのではなく、途中で拾ったカードがすぐ次の手番に関わってくるわけだにゃ。

Impachiは2026年1月8日に東京で設立されたスタジオで、『Everbrink』が最初の作品になる。公式サイトのチーム紹介には、中心メンバーとして次の3人が載っている。

  • 高大輔(代表取締役、本作のプロデューサー兼ディレクター):gumi、セガ、グリー/WFS、スクウェア・エニックスを経て設立。『ぷよぷよ!!クエスト』のプロデューサー、『アナザーエデン 時空を超える猫』のプロデューサー兼ディレクター、『ハーヴェステラ』のプロデューサー兼ゲームデザイナーを務めた
  • 古本知彦(リードプログラマー、CTO):グリー、EA、プラチナゲームズを経て参加。『アナザーエデン』に関わった
  • 上村康(ゲームデザイナー):グリー、スクウェア・エニックスを経て参加。『アナザーエデン』と『ハーヴェステラ』に関わった

プレスキットによると、高は『シヴィライゼーションIV』の日本語ファンWikiを立ち上げて運営していたこともある。スマートフォンのRPGや生活シミュレーションで実績を積んだ人たちだけれど、4Xへの思い入れはかなり長くから持っていたみたいだね。

早期アクセスは半年〜1年、正式版で何が増える?

ストアページの早期アクセスの説明では、まだ遊び方が固まっていない新しいジャンルだからこそ、プレイヤーの意見をもとにバランスと遊びやすさを詰めていきたい、と理由が書かれている。早期アクセスは半年から1年ほど続く見込みで、正式版では次の点を加えたり良くしたりする予定だという。

新しいリーダー、ユニット、カード、レリック、イベント、敵、遊び方の追加。グラフィックとサウンドの改善、バランス・操作・ゲーム内テキストの改善、対応言語の追加

(Steamストアページ「早期アクセス」の項より・日本語訳)

決まっていることを並べておくね。

  • 価格:買い切りで、ゲーム内課金はない。金額はまだ発表されていない。早期アクセスが終わったら値上げする予定
  • 言語:日本語と英語に対応。音声に対応するとは書かれていない
  • プレイ人数:1人用
  • 体験版:準備中

ストアページには生成AIの使い方についての説明もある。アートとキャラクターはチームがデザインし、途中の工程で生成AIを使ったという。一部の効果音と英語の翻訳もAIの手を借りていて、どれもチームが確認しているそうだ。

公式サイトには、発表と同じ日に開発日誌の第1回も載っている。タイトルが決まるまでの経緯に加えて、開発エンジンをUnityからGodotへ乗り換えた話も書かれているよ(Devlog #1)。足元が崩れ続けるゲームを作るのに、エンジンまで途中で入れ替えたわけだにゃ。

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