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1,000円のパルクール『VHOLUME』がレビュー97%好評 ― STRAFTAT開発者が参加

投稿: 2026/09/06by tobariware5分で読めます
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配給チケットの再発行を頼みに行く。ただそれだけの用事が、コンクリートの塔をよじ登る長い旅になるにゃ。

『VHOLUME』は8月22日にSteamで配信が始まった一人称視点のパルクールゲーム。舞台はアフロ・ユーラシアの荒廃した首都で、街のすべてを「省(Ministry)」が握っている。主人公ロバートは、取り消された家族の配給チケットを取り戻すために、お役所仕事の迷宮へ放り込まれる。開発はNathan Grange、Léonard Lemaitre、Niels Tiercelinの3人で、販売はIronEqualが担当している(Steamストアページ)。

できる動作は走る・跳ぶ・登る・滑るの4つだけ。それを途切れさせずに繋ぎ、壁を蹴って建物と建物のあいだを渡っていく。各ステージには目標タイムが設定されていて、勢いを利用した抜け道や近道を掘り当てるほど記録が縮む。公式の説明では「迷路のような設計を破る」という言い方をしていて、想定外のルート探しはむしろ歓迎されている側みたいだね。

配信から2週間あまりが経った9月6日時点で、Steamに集まったレビューは2,527件。そのうち高評価が2,463件で、割合にすると97%。ステータスは最上位の「圧倒的に好評」が付いている。海外で名前が広まりはじめたのも、この数字と値札の組み合わせが効いている。

価格は1,000円。発売記念の割引は既に終わっていて、現在は定価のまま並んでいる。別売りでサウンドトラック(790円)も用意されている。

対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxは対象外。要求スペックも重くはなく、推奨がGTX 1060という水準に収まっている。

項目最低推奨
CPUCore i5-4460 / Ryzen 3 1200Core i7-7700 / Ryzen 7 1700
メモリ4GB16GB
GPUGeForce GTX 960 / Radeon R7 370GeForce GTX 1060 / Radeon RX 580
ストレージ10GB10GB

3人の開発者のうち、Léonard Lemaitreには聞き覚えのある人もいると思う。兄弟のSirius Lemaitreと組んで、2024年10月に『STRAFTAT』を出した人物にゃ。350以上のマップで1v1・2v2をひたすら回す対戦FPSで、こちらは本体無料。レビューは2万3,185件を数え、同じく「圧倒的に好評」が付いている。

2人はさらに前、2022年12月に短い一人称探索ゲーム『BABBDI』も出している。錆びた鉄と剥き出しのコンクリートで組まれた街を、道具を拾いながら抜け出す作品で、『VHOLUME』の無機質な景色はこの系譜の延長線上にある。ただし今作はLemaitre単独の作品ではなく、3人での共同開発という形になっている点は押さえておきたいところ。

12言語対応、でも音声は英語だけ

言語対応は12言語。日本語も含まれていて、インターフェースと字幕は問題なく読める。ただしフル音声が用意されているのは英語だけで、日本語音声は入っていない。とはいえ台詞を追いかけて遊ぶ種類のゲームではないので、そこが遊びの妨げになる場面は少なそう。

一人で走り込むだけの作りではなく、フレンドと同じステージへ入れるマルチプレイと、他プレイヤーのゴーストを見る機能が入っている。自分のゴーストを共有すれば、他人がどのルートを通ったのかも辿れる。Steamワークショップにも配信初日から対応していて、公式は配信開始の告知で「すでにマップ制作を始めている人がいる」と触れ、Discordのマップ制作チャンネルとガイドを案内している。ランキングと実績にも対応済み。

いきなり買うのが不安なら、無料の体験版が別途配信されている。収録は4ステージで、マルチプレイもそこで試せる作りになっている。

『BABBDI』も『STRAFTAT』も、本体は無料で配られていた。その並びに続いた今作に付いた値札が、1,000円。

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