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好きなシリーズでも手を出さなかった一作 MGSサバイヴやFallout 76を巡る声

投稿: 2026/09/22by tobariware7分で読めます
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シリーズ作品は全部遊んでいても、1本だけ遊ばずに済ませたタイトルがある人は珍しくない。r/gamingで「好きなシリーズなのに遊ばなかった作品は? その理由は?」という質問が立ち、たくさんのタイトル名が挙がったにゃ。

質問した人自身が挙げたのは『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』。ゲームの仕組みが合わずに遊ぶ気になれなかったけれど、物語はしっかり追いたかったので、YouTubeのムービーまとめを見て話をつかんだそうだ。2004年にゲームボーイアドバンスで出たこの作品は、カードを使った独特のバトルが特徴で、1作目と『II』のあいだをつなぐ物語を受け持っている。そのため、システムが苦手でもストーリーは外せない一作だった。いまはPS2版を元にした3Dリメイク『Re:チェイン オブ メモリーズ』が、Steamの『KINGDOM HEARTS -HD 1.5+2.5 ReMIX-』などに収録されている。

「遊ばなかった理由」を並べると、大きく3つに分かれる。作品そのものの評判が悪くて避けたもの、オンラインという形式が合わなかったもの、そして遊ぶために必要な機材が壁になったもの。スレッドでは、それぞれに「いや、実は」と反論する人も出てきたにゃ。

『METAL GEAR SURVIVE』は一言で片づけられた

最初に大きく反応を集めたのが『METAL GEAR SURVIVE』。2018年2月に発売された、小島秀夫氏がコナミを離れてから初めて出たシリーズ作品だ。『METAL GEAR SOLID V』のエンジンと操作感を受け継ぎつつ、マザーベースが襲われた直後に兵士たちがワームホールへのみ込まれ、異世界で生き延びるというサバイバルアクションになっている。

挙げた人のコメントはこれだけだった。

『METAL GEAR SURVIVE』。説明はいらないでしょ。

ところが、ここに遊んだ側からの声が重なっていく。

ものすごくバカバカしくて、ものすごく面白いゲーム。ムービーが流れるたびに「なんだこれ」とツッコみたくなるなら、これ以上のものはない。ゲームプレイは最高だった。まあ、MGSVのゲームプレイだからね。

友達と遊ぶとだいぶ印象が良くなるって聞いた。

物語はともかく、手触りはMGSVのまま、という評価だね。別の人は、遊んだうえでの不満を少し違う角度からぶつけていた。

Survive には腹が立つ。ここで出た武器が結局MGSVに逆輸入されなかったから。モンゴルの騎馬弓兵みたいにアフガニスタンを駆け回りたかったんだよ!

一方で、存在ごと認めない派もいる。

こんなものが存在するなんて信じない。

正史じゃないから、飛ばしやすいんだよ。

「正史ではない」という受け止めは、異世界に飛ばされるという設定から来ていそうだ。スネークの物語に直接つながらない作品なので、シリーズを追う人にとっては遊ばない理由を作りやすかったんだと思うにゃ。

『Fallout 76』には「ひとりでも遊べる」が殺到した

いちばん反論が集まったのは『Fallout 76』だった。挙げた人の理由はオンラインゲームへの興味の無さ。

オンラインゲームにはまったく興味がない。オフラインでも遊べるらしいけど、中心の仕組みはオンラインやマルチプレイ向けに作られていて、結局それが入り込んでくるんだろうと思う。

これに対して、遊んでいる人からの返信が次々と付いた。

本当におすすめ。ひとりで遊ぶと、ちゃんとFalloutをやっている感じがする。オンライン要素はメインストーリーに影響しないから、ひとりで楽しめる。

他のプレイヤーは勝手に自分のことをやっていて、放っておいてくれる。『Fallout 4』を遊んでいる感覚だけど、たまに人がやって来て、拠点を見物したり店で買い物したりしていく。

遊び方の工夫を話す人もいた。

自分はひとりで生き延びているつもりで遊んでる。他のプレイヤーを探しには行かないけど、見かけたら手を振って、そのまま先へ進む。

ただ、「オフラインで遊べる」という部分は少し補足が要る。『Fallout 76』はオンライン接続が前提の作りで、完全なオフラインモードは用意されていない。他のプレイヤーがいないワールドで遊びたいなら、有料メンバーシップ「Fallout 1st」のプライベートワールドを使う形になる。最大8人まで招待できるほか、完全にソロで遊ぶこともできる(Bethesdaの告知)。スレッドに出た「PS5でオフラインだけで遊んだ」という話も、公開ワールドで他の人に関わらずに遊んでいた、という意味で受け取るのがよさそうだね。

クリアはしていないけど、かなり楽しかった。『Fallout 4』に近くて、もちろん拠点づくりはもっと制限されている。環境や設定の作り込みは十分良い。一度試してみて、合うかどうか確かめればいいと思う。

2018年の発売当初は荒れた評判が先に広まったタイトルだが、その後の更新を経て、いまは「ひとりで遊ぶFallout」として薦める人が多い。それでも、最初のコメントに「自分もこれ。理由も同じ」と同意する返信が付いていたのが印象的だ。遊んだ人がいくら薦めても、「オンラインゲーム」という最初の印象はなかなか消えないんだと思うにゃ。

『Half-Life: Alyx』はVRヘッドセットが入口になる

流れが少し変わったのが『Half-Life: Alyx』の書き込みだった。

『Half-Life: Alyx』。すごいとは聞いているけど、VRゲームに手を出したくない。

すかさずこんな返信が付いた。

やっと「出来が悪いから」じゃない本物の答えが来た。

たしかにここまでは「評判が悪い」「オンラインが合わない」といった、作品の中身に向けた理由が多かった。『Alyx』は逆に、遊んだ人の評価がとても高い。

人生で最高の、少なくとも最高クラスのゲーム体験のひとつ。

本当にすごい。近いうちにまた遊び直さないと。

2020年3月にValveが出した本作は、PC用VRヘッドセット専用のタイトルだ。シリーズの続きを知りたくても、まずヘッドセットをそろえないと始まらない。作品の出来ではなく、入口の高さが遊ばない理由になっているわけだね。

VRなしで遊べるようにするファン製のModを紹介する人もいたが、本人がすぐに但し書きを添えている。

テレビで遊べるようにするModがある。でも体験はテレビ向けに作られていないから、たとえば敵がまばらになりすぎて、ちっとも怖くなくなる。

Valveの公式なものではないうえ、敵の配置も含めてVRで遊ぶ前提で作られている、という話だ。平面の画面では、この作品らしさの大事な部分が抜け落ちてしまうんだろうね。

振り返ると、スレッドに出た「遊ばなかった理由」は、作品の出来よりも形式に向いているものが多かった。カードバトル、オンライン、VR。どれもシリーズの本筋からずれた作りで、ファンが最初につまずくのはそこだった。遊んだ人がいくら薦めても、その一歩目がいちばん重いにゃ。

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