『ウィッチャー3』3つ目の拡張の初映像がgamescom ONLで公開へ ― 日本時間8月26日午前3時開始
12年前に完結したはずのRPGに、3つ目の拡張が付く。30年ぶんの作り直しを続けてきたRPGは、その完結編の新しい姿を持ってくる。ケルンの開幕前夜、同じ2時間の中にこの2本が並ぶ。
gamescom 2026の前夜祭「Opening Night Live」(ONL)は、日本時間8月26日午前3時スタート。今年は事前に名前が出ているタイトルが例年より少なく、中身の大半が伏せられたまま当日を迎える。そのぶん、出ると確定している数本の重みが大きくなっている。
開始は午前3時、日本語通訳字幕付きでも配信される
司会はいつも通りGeoff Keighley氏で、予定尺は約2時間。午前5時に終わる計算になる。
日本語で追いたいなら、ドワンゴがニコニコ生放送で通訳字幕付きの同時配信を組んでいる。事前に訳した字幕ではなく通訳を字幕として流す形なので、英語のまま張り付くよりはだいぶ気が楽だと思う。同社の告知では、この番組で扱うものとして『SILENT HILL: Townfall』『METRO 2039』、そして後述の『ウィッチャー3』新拡張の名前が挙がっている。
『ウィッチャー3』3つ目の拡張、動く映像はまだ誰も見ていない
『The Witcher 3: Wild Hunt』の3つ目の拡張『Songs of the Past』が発表されたのは、2026年5月27日のこと。『血塗られた美酒』から10年、本編の発売から数えれば12年が経っている。開発はCD PROJEKT REDと、『ウィッチャー3』に関わったスタッフが集まったFool's Theoryの共同体制。配信は2027年、PlayStation 5・Xbox Series X|S・PC向けと発表されている。
ただ、発表から3か月近く経ったいまも、公式が出したのはリビジュアルのアートと短い告知文くらい。舞台がどこなのか、時系列のどこに挟まる話なのか、ゲラルトが何を追いかけるのか——ぜんぶ伏せられたままだった。その最初の一片がONLで出る。公式アカウントの言い方も「a glimpse(ちらりと)」で、全貌を見せる場ではないことは先に断ってある。

CD PROJEKT RED自身は、この拡張を『The Witcher 4』への「ある意味での前日譚」と説明しつつ、そのまま第4作の序章になるわけではない、という留保も付けている。主役はあくまでゲラルトで、シリの物語へバトンを渡す前の最後の大きな一本、という位置づけらしい。
会場でも見せる予定はあって、ケルンでの出展内容によると、ビジネスエリアはホール4.2のB065で8月26日から28日、一般向けのエンターテインメントエリアはホール8.1のB030とA031で8月26日から30日。スタッフの案内付きで見せる形になる。
12年前のゲームがどう見えるのか、という点も気になるところ。本編そのものは今でもPCで日本語音声込みの対応が入っていて、遊び直すハードルは低い。

浜口直樹ディレクターが壇上に立つ『FFVII リベレーション』
もう1本の大物が『ファイナルファンタジーVII リベレーション』。『リメイク』『リバース』に続く3部作の完結編で、2027年春に世界同時発売。対応機種はPlayStation 5、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、Microsoft Store on Windows、Steam、Epic Games Storeと横に広い。
ONLではディレクターの浜口直樹氏が登壇して、新しいお披露目を行う。本人も告知を出していて、準備してきたものを見せる、という言い方をしている。
6月に初公開された時点で見えていたのは、ハイウインドで惑星をまるごと移動できること、飛空艇から任意の場所へパラシュートで降下できること、そしてヴィンセント・ヴァレンタインとシド・ハイウインドが操作キャラクターとして加わることだった。ミディール、ウータイ、北の大陸といった地名も出ている。歴代のジョブをモチーフにした衣装で技が変わる「FITS」という仕組みも公開済み。
つまり「どこへ行けるか」と「誰を動かせるか」はもう提示されている。残っているのは物語の側で、次に見せるとしたらそこだろう、という予想は立つ。ディレクター本人が壇上に上がる以上、トレーラーを流して終わり、という尺ではないはず。



言語まわりも先に触れておくと、Steamのストア表記では日本語がインターフェース・字幕に加えて音声にも対応している。海外発表が先行するタイトルだと音声だけ非対応というのはよくある話だけど、ここは心配なさそう。
『Gears of War: E-Day』のストーリートレーラーは発売6週間前の初公開
3本目は『Gears of War: E-Day』。The Coalitionが手がけるシリーズの前日譚で、発売は2026年10月7日。Xbox Series X|SとPC(Steam、Xbox on PC)向けで、Game Pass UltimateとPC Game Passには初日から入る。Premium EditionやCollector's Editionを買った場合は5日早く遊べる。
ONLで出るのはキャンペーンのストーリートレーラーで、これが世界初公開になる。ONLの日から数えて発売までちょうど6週間。この時期に物語の筋を見せにくるということは、もう隠す段階を終えたということでもある。



舞台は初代『Gears of War』の14年前。ローカスト・ホードが地下から噴き出した「Emergence Day」当日を、マーカス・フェニックスとドミニク・サンティアゴの視点で追う。日本語は字幕とUIだけでなく音声にも対応する。
Xboxのケルン出展そのものも大きくて、ホール7のブースA-0.61に25タイトル・140台のプレイ環境を並べる。『E-Day』もその中で試遊できる並びに入っているにゃ。
『SILENT HILL: Townfall』と『METRO 2039』も名前が挙がっている
ここまでの3本以外だと、KONAMIが最新トレーラーの初公開を明言している『SILENT HILL: Townfall』、Xboxのブースでも試遊が用意される『METRO 2039』、NetEase Gamesの『無限大ANANTA』あたりが確定枠。国内発の作品では『昭和米国物語』の新トレーラーもこの番組で流れる。
事前に名前が割れているのはこのくらいで、残りの尺が何で埋まるのかは当日まで分からない。2時間のうち、確定しているのは輪郭だけ。
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