『小さな領地の繫盛記』Steam配信開始、焚き火の野営地を放置で王国に育てる街づくり ― 発売前に15万ウィッシュリスト
焚き火がひとつと、テントが数張り。最初の持ち物はそれだけ。
放置系の街づくりシミュレーション『小さな領地の繫盛記』(英題 Hearth and Hamlet)が、8月20日午前1時にSteamで配信を開始した。クリックで資源を稼ぐインクリメンタルな仕組みと、都市経営シムを一本に混ぜたような作りにゃ。開発はPhorust Studios、販売はRunic ForgeとGamersky Gamesが担当している。
焚き火の野営地に人を置くと、あとは勝手に育っていく
やることはごく単純。木を切る、石を掘る、そこへ労働者を割り当てる。あとは画面を眺めているだけで資源が積み上がり、溜まったぶんで建物を建て、領地を広げ、また人を置く——という繰り返し。
積み上がるのは資源だけじゃない。研究を進めれば新しい技術が開き、政策を決められるようになり、さらに神秘的な魔法まで解放されていく。ほかの都市国家との交易を通じて、自分の領内では手に入りにくい資源を運んでくることもできる。木の小屋しかなかった土地に市場や銀行、魔法学院が並ぶ頃には、最初の焚き火がどのあたりにあったのかも分からなくなっている。
ドット絵の街が横へ横へと伸びていく画面は、手を止めて見ていられる類のもの。Steamのストアページでも「気軽に計画し、自動で動き、成長し続ける」体験だと説明されていて、実際に片手間でも進む作りになっている。


発売1週間前の時点でウィッシュリストは15万件を超えていた

注目は発売前から集まっていた。無料の体験版が4月20日のSteam Medieval Festに合わせて公開され、6月10日には開発元が「ウィッシュリストが7万件に達した」と告知。そこからさらに伸びて、8月12日の告知では「15万件を超えた」と報告している。
配信が始まってからの評価も良好。この記事を書いている時点でレビューは355件、うち297件が好評で、好評率は約84%。ステータスは「非常に好評」になっている。
価格は880円。ローンチセール中は10%オフの792円で、この値引きは8月27日まで。対応環境はWindowsとLinux(SteamOS)で、Macは対象外だね。実績は24種類、シングルプレイヤー専用で、ファミリーシェアリングにも対応する。
対応言語は日本語・英語・簡体字中国語・繁体字中国語・ドイツ語・ロシア語・韓国語の7つ。ストアの説明文まで日本語で用意されていて、Steamの表記ではこの7言語すべてがフル音声対応として登録されている。
7万件から15万件まで、かかった時間は2か月と少し。その勢いのまま、いま880円の棚に並んでいる。
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