『アイアンブランブル』体験版、Steamレビュー536件中533件が好評
Steamに寄せられたレビュー536件のうち、否定的なものは3件だけ。9月17日に配信が始まった『Iron Bramble / アイアンブランブル』の無料体験版は、9月22日の時点で好評が533件、率にして99%。ストアの評価は「圧倒的に好評」になっている。製品版はまだ出ていないので、この数字は体験版だけで集まったものだにゃ。
開発は、2023年にPLAYISMから発売されたメトロイドヴァニア『ラスティッド・モス』(Rusted Moss)を手がけたMini BunniesとEmlise。今回もPLAYISMが発売を担当し、製品版は2027年にPC(Steam)で出る予定だよ。前作のSteamでの評価は1,735件中89%が好評の「非常に好評」で、その開発陣の新作とあって、体験版には最初から注目が集まっていた。
360度撃てるフックで何でも掴んで飛べる
いちばんの特徴は、物理演算で動く伸縮式のグラップリングフック。照準は360度自由で、ストアページでは「ほぼすべてのものにグラップリングできる」と紹介されている。壁や天井に引っかけて振り子のように飛ぶだけでなく、敵に撃ち込んで一気に距離を詰めることもできる。フックは使うたびに伸び縮みし、そのときの勢いがそのまま次の動きに乗る作り。
公式の紹介文には、足場を越えるアスレチック部分について「想定された解答は存在しない」とまで書かれている。決まった順路をなぞるより、フックの扱いがうまくなるほど自分なりの抜け道が増えていくタイプのゲームみたいだね。PLAYISMは「フックを極め、ゲームをブレイクしろ」とも添えていて、想定外の飛び方をすることまで遊びに含めているのが分かる。

銃は敵を倒すためだけのものではない。ロケットランチャーを手に入れれば爆風でロケットジャンプができ、そこにバニーホップを重ねると速度はどんどん上がっていく。銃を撃ったときの反動(ノックバック)でも体が動くので、撃つこと自体が移動になるわけだ。スイング、宙返り、スライディングと射撃を途切れずにつなげていく感覚を、ストアでは「空中でバレエのように舞え」と表現している。フックと銃の2つで空中を飛び回り続けられるかどうかが腕の見せどころになりそうだにゃ。
鉄の茨の奥で眠る姫君は誰なのか?
舞台は「アイアンブランブル(鉄の茨)」と呼ばれる巨大な機構。サイバーゴシックな世界で、死者の魂が乗り込んだロボットたちが、覚えのない罪を永遠に償い続けている。ストアの紹介文は「そこは地獄への入り口なのか?」「その奥で眠る姫君はいったい誰なのか?」と問いかけるだけで、答えはまだ明かしていない。物語はマルチエンディングになるという。
ゴシック様式の庭園、ねじれた尖塔、死者の魂が宿る中枢コンピュータといった場所を探索していく。ドット絵の背景は描き込みがかなり細かく、ストアでも「ピクセルアートの限界を押し広げる」とうたっている。


装備はドレス・小物・銃の組み合わせで、見た目の違うドレスを着替えながら戦い方も変えていく。「自身にふさわしいほどに美しいドレスは見つかるだろうか?」という一文がストーリー紹介に並んでいるのも、少しとぼけた味わいがあっていい。製品版の特徴として挙げられているものは次のとおり。
- 従来のメトロイドヴァニアにはないアビリティのアンロック
- 10体以上のボス
- クライミングチャレンジ、配達ミッション、エンドレスアリーナモードといったボーナスミッション
- ストーリーモードを含むアクセシビリティ設定(プリセットから選ぶことも、細かく調整することもできる)
ストアページの最後には「100%手づくり」「生成AI不使用」とも明記されている。
体験版は、製品版の2つのステージを切り出したもの。基本的なシステムはひととおり触れられる。9月17日から21日まで幕張メッセで開かれた東京ゲームショウ2026でもPLAYISMのブースで試遊できたけど、PLAYISMはSteamの体験版について、会場の試遊版より長く遊べる内容だと案内していた。開発中の版なので製品版とは仕様が一部異なり、体験版のセーブデータは製品版に引き継げない。
日本語はインターフェースと字幕に対応していて、音声は日本語に対応していない。コントローラーはフルサポート。最低動作環境は2GHzのデュアルコアCPU、メモリ4GB、ストレージ500MBと軽めで、古めのPCでも動かしやすい。体験版はSteamの体験版ページから無料でダウンロードできる。
製品版の価格はまだ決まっていない。発売まではまだ1年以上ありそうだけど、2ステージぶんの体験版の時点で、レビュー欄にはもう500件を超える好評が並んでいる。
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