倉敷美観地区を『フォートナイト』で再現、10月25日に島コード配布とプロとの交流マッチ
柳の並ぶ倉敷川沿いを、和傘に化けてやり過ごす。そんな遊び方ができるマップが『フォートナイト』にやってくる。倉敷市が10月に公開する「倉敷美観地区マップ」で、白壁となまこ壁の街並みは国土交通省の3D都市モデル「PLATEAU」のデータから起こされているにゃ。マップのお披露目と、プロ選手との交流マッチを兼ねた無料イベントが10月25日に倉敷市役所で開かれる。
制作を担当したのは、『フォートナイト』やRobloxでオリジナルゲームを手がける株式会社tenshabi。倉敷市の委託を受け、PLATEAUの3D都市モデルデータと『フォートナイト』の制作ツールUEFNを組み合わせてマップを作っている。
公開されている制作中の画面を見ると、なまこ壁の目地の一つひとつ、倉敷川の護岸に積まれた石、川沿いに立つ街灯まで手が入っている。ギリシャ神殿めいた列柱が並ぶ大原美術館の正面も、そのまま建っているよ。


蔵と蔵のあいだを抜ける細い路地——倉敷で「ひやさい」と呼ばれる道も入っている。観光パンフレットの表紙になるような場所だけでなく、そういう脇道まで拾っているのが面白いところ。
tenshabi代表取締役の溝口新平は、街並みを再現すること自体を目的にせず、「倉敷らしい景観や雰囲気を感じながら、Fortniteならではの"遊び"として楽しめる体験にすること」が今回の大きなテーマだったとコメントしている(倉敷市観光情報発信協議会の発表)。
ゲームモードはプロップハント、つまりかくれんぼだね。隠れる側が変身できるのは、マスカット・和傘・倉敷ガラス・手毬・灯籠・水瓶・白鳥・ベンチ・屏風といった、倉敷にちなんだ品々。倉敷川には実際に白鳥が暮らしているので、川面にもう1羽増えていても違和感は出ない。

エリア内には玉島だるまが隠されていて、集めると経験値が入る。探し回っているうちに倉敷の文化に触れる、という組み立て。攻撃も建築物の破壊も無いので、小学生から大人まで一緒に遊べる。

申込は9月30日17時まで、当日は端末の持参が必要
イベントは10月25日(日)9時から17時、倉敷市役所本庁の防災危機管理センター1階で開かれる。参加費は無料。午前の部が200名、午後のゲーム制作体験ワークショップが10名(組)×3回の計30組で、応募多数なら抽選、結果はメールで通知される。対象は小学生以上、小学生は保護者の同伴が必須になる。申込フォームの受付は9月30日(水)17時まで。
午前はマップの初公開と制作側の解説から始まり、tenshabiによる講演「クリエイターになるには?」、プロ選手のデモプレイとトーク、そして交流マッチという流れ。出演するのは、アジアランキング60位の現役高校生プロ「はぎー」選手(SETOUCHI SPARKS)と、岡山県出身でこちらも現役高校生の新鋭「ちょこ」選手(Acris)。実況はeスポーツ団体OCS HIROSHIMA代表の川瀬由紀也が務める。交流マッチに混ざるにはスマートフォンやNintendo Switchなどの端末を自分で持ち込む必要があり、通信環境のほうは運営側が用意する。
島コードは当日中の配布を予定していて、時間はまだ決まっていない。配り始めたら公式X(@kurashiki_ft)で告知されるとのことなので、会場の抽選に外れてもマップには入れるわけだね。
倉敷市は2026年度から、PLATEAUのデータとUEFNを使った観光デジタルコンテンツ事業を進めている。従来の観光PRでは届きにくかった若年層や海外のプレイヤーに向けた入口、という位置づけ。なお主催側は、このプロジェクトがEpic Gamesによるスポンサー・支援・管理を受けたものではないことを明記している。
マップの全景が外に出るのは10月25日。それまで見られるのは、制作中の画面が数枚だけだ。
関連記事
Epic、新ランチャーは「バイブコーディング」製と公言 UE6とFortnite開発もAI前提へ
6月の時点では「本体のコードはまだAIで書いていない」と説明していたEpic Games。4か月後、CEOの「大転換」宣言、AIで書いたランチャー、AI前提のゲームジャムが続いたにゃ。
ボディカム視点のFPS『Bodycam』公式島が『フォートナイト』に、基本無料で3モード実装
手ブレする魚眼のボディカメラ視点で撃ち合うFPS『Bodycam』が、公式の島として『フォートナイト』にやってきたにゃ。島コードは9784-3946-5466。原作のマップ「Russian Building」と3つのモードを積んで、基本無料で遊べる。
『フォートナイト』に『トイ・ストーリー5』の島、ボニーの部屋から散ったおもちゃ6体を救出
ディズニーとピクサーが『フォートナイト』に『トイ・ストーリー5』の島を公開したにゃ。遊べるのは10月6日の午後まで。裂け目に吸い込まれたウッディたち6体を、ほかのクリエイターの島まで探しに行く。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。