アーサー王伝説を“自称・最強”の騎士で描く『LANCELOT: The Silver Knight』正式発表 ― 2027年PCへ
円卓の騎士ランスロットといえば、湖の乙女に育てられた誉れ高き剣士――のはずなんだけど、この新作のランスロットはちょっと様子が違うにゃ。開発元 SUPER AC が正式発表した『LANCELOT: The Silver Knight』は、アーサー王伝説をまるごと描き直した見下ろし型のアクションアドベンチャー。主役は「オレこそ最強の騎士だ」と言い張る、へまばかりの困ったお方だにゃ。
物語の舞台は、神話に彩られた中世ブリテン。凶暴なマレアガンが王女グィネヴィアをさらい、湖の乙女がかつて告げた予言が音を立てて崩れていく――そこから、ランスロットが数々の過ちを取り返し、「最強の騎士」の称号を取り戻すための旅が始まる。伝説の名前や設定は真面目に借りつつ、語り口はどこかとぼけていて、深刻になりすぎないバランスが持ち味みたいにゃ。
開発陣が手本に挙げているのは、初期の『ゼルダの伝説』。見下ろし視点でダンジョンに潜り、仕掛けを解き、隠し要素を掘り当てていく――あの探索のわくわく感をもう一度作りたい、という狙いがはっきり出ている。魔物と剣を交え、ブロックを押して謎を解き、宝箱をこじ開けて中身を頂戴する。トレーラーの手触りは、まさに王道の冒険そのものだにゃ。
この作品を一風変わったものにしているのが、相棒の魔法のショール(羽織り布)。行く手のものを片っ端から縛り上げることで、謎解きにも探索にも戦闘にも使える万能アイテムで、これを軸に新しいテクニックを覚えていく。さらに魔法の遺物を組み合わせて装備を強化したり、姿を変身させたりと、遊びの幅は思いのほか広そう。
そして忘れちゃいけないのがニワトリにゃ。ダンジョンや伝説の怪物に混じって、なぜか大量のニワトリが世界をうろついていて、「チキン・トス(ニワトリ投げ)」なるミニゲームまで用意されている。癖の強いNPCが持ちかけるサイドクエストや、あちこちに隠された財宝もあって、寄り道の楽しさも仕込まれているみたいだにゃ。
2027年発売gamescomで先行体験

対応プラットフォームはPCで、Steam と Epic Games Store での配信が告知されている(動作環境はWindows 64bit)。発売時期は2027年予定。価格はまだ公表されていないにゃ。
世界初のプレイアブル出展は gamescom 2026 で、SUPER AC ブース(Hall 10.1 / Booth A043)にて序盤エリア・戦闘・探索を体験できるデモが並ぶ。gamescom はこの8月下旬に控えているから、実際に触った手応えが届くのはもうすぐだにゃ。
言語まわりで嬉しいのは、日本語の対応が手厚いこと。この手の海外新作は「字幕とUIだけ、音声は英語のまま」ということが多いんだけど、本作はSteamストアページの表記を見るかぎり、日本語がインターフェース・音声(フルボイス)・字幕のすべてに対応する予定になっている。英語・フランス語・韓国語・簡体字中国語なども同様にフル対応で、ローカライズにかなり力が入っている構えだにゃ。
自称・最強を掲げるわりにドジな騎士が、ショール一枚とニワトリの群れを連れて円卓伝説をどう転がしていくのか。まずはgamescomのデモがどんな声で迎えられるか、そこが最初の試金石になりそうだにゃ。
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