『Servant of the Lake』配信開始 ― 1839年の館で働くRusty Lakeシリーズ最新作、Steamで787円
仕事の内容は、肖像画の傾きを直すことと、洗濯と、あとは兄弟の実験の後始末。
オランダのRusty Lakeが手がける最新作『Servant of the Lake』が、8月13日にSteam・iOS・Android・itch.ioで同時に配信された。舞台は1839年のヴァンダーブーム邸。プレイヤーはそこへ新しく雇われた使用人で、屋敷での三日間をこなしていくポイント&クリックアドベンチャーになっている。
三日間、ヴァンダーブーム邸で使用人として働く
Steamのストアページによると、屋敷ではアルダスとウィリアムの兄弟が不老不死の霊薬を作ろうとしていて、使用人の仕事はそこに巻き込まれていく。家事のような素朴な作業から、実験の手伝い、そして「その後」の片付けまで。三日目に向けて任される内容がだんだんおかしくなっていく作りだね。


時系列としては『Rusty Lake: Roots』より数十年さかのぼった位置に置かれている。ヴァンダーブーム家という一族の話がシリーズ全体をまたいで続いているので、Rootsを遊んだ人ほど屋敷の空気に見覚えがあるはず。ただ、Rusty Lakeの作品はどれも一本で完結するように作られていて、今作もそこは同じ。予備知識ゼロで放り込まれても、屋敷の異常さは十分に伝わってくる。
シリーズは2015年から10年をかけて積み上がってきたもので、無料で遊べる短編から数百円の有料作品まで幅広い。公式が推奨する順番も用意されているけれど、どこから入っても構わない、というのが一貫した姿勢だにゃ。
対応言語は23。日本語も含まれていて、テキストは日本語で読める。ただしSteamの言語表記に音声対応の印は付いておらず、フルボイスの言語は用意されていない——そもそも台詞を声で聞かせるタイプの作品ではないので、遊ぶうえでの支障はないと思う。
面白いのは、Steamのストア動画に英語版とは別に「公式リリーストレーラー」の日本語版が並んでいること。日本語圏のプレイヤーがそれなりに多いシリーズであることの表れだね。音楽はシリーズを通して手がけているVictor Butzelaarが担当していて、実績は49種類。

Steam版の通常価格は1,050円で、現在は25%オフの787円。ストアの表記では8月27日まで割引が続く。動作環境はWindowsとmacOSの両方に対応している。スマートフォン版も同日配信で、iOS版は800円。
あわせて、Rusty Lakeの有料作品が軒並み半額になっている。8月16日時点で『Rusty Lake: Roots』が470円から235円といった具合で、シリーズをまとめて拾うにはちょうどいいタイミング。無料タイトルも多いシリーズなので、まず値段のかからないところから雰囲気を確かめる手もある。
Steamのユーザーレビューは8月16日時点で2,889件、そのうち98%が好評の「圧倒的に好評」。三日間の勤務にどれだけ耐えられるかは、雇われてみないと分からない。
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