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『春はあけぼの、我はバケモノ。』が8月20日Steam配信へ、15の結末の先の「先生ルート」は実況禁止

投稿: 2026/08/19by tobariware4分で読めます
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15の結末をすべて見届けた人にだけ、16個目が開く。しかもその16個目は、実況も生配信も動画投稿も禁止されている。

CHARON(STUDIO CHARON)の心理ホラーノベルADV『春はあけぼの、我はバケモノ。』が、8月20日にSteamで配信される。配信日は開発元が8月17日にSteamのニュースで告知したもので、ストアページのリリース日欄は執筆時点でまだ「近日登場」のままになっている。

プレイヤーが演じるのは国語教師。ある日、学校へ来なくなった生徒を心配して家庭訪問へ向かう——ストアページの説明はそこから始まる。閉ざされた家で待っているのは、助けを求める少女たちと、善意だけでは救えない現実だという。

「刃物は出ません。人間性が出ます。」というのが、開発元自身の説明文にある一行。流血やグロテスクな描写で驚かせる方向ではなく、会話、沈黙、表情、そして関係性の変化で静かに追い詰めていく作りだと書かれている。突然の大音量やジャンプスケアにも頼らないとのこと。ホラーだからと身構えて音量を下げる必要はなさそうにゃ。

少女は3人。心目ななつ、迷子にゃこ、木ノ葉あじみ。依存、執着、家庭問題、孤独と、抱えているものはそれぞれ違っていて、誰にも言えない秘密を隠している。誰に何を言うのか、どこまで踏み込むのか。その選択で関係が変わっていく。

ビジュアルは白黒と赤を基調にしたもので、美しい春の風景に少しずつ違和感が混ざっていく、という見せ方をとる。

エンディングは少女ひとりにつき5つ用意されている。3人ぶんで15。それを全部見届けた先に、最後の物語「先生ルート」が解放される。少女たちを救おうとしてきた教師が果たして何者だったのか、そこで描かれるという構成だ。

引っかかったのは配信の扱いのほう。開発元はゲーム実況・生配信を歓迎していて、通常ルートの15エンディングまでは配信していい、と明記している。ただし全エンディング回収後に解放される16個目の「先生ルート」だけは、実況・配信・動画投稿が禁止。動画や配信の概要欄にSteamストアページのURLを記載すること、ネタバレを含む場合はタイトルなどで視聴者に注意喚起すること、ゲーム内の画像・音楽・映像だけを抜き出しての転載を控えること、も合わせて書かれている。

つまり配信で追いかけていた人も、結末の結末だけは自分で15周ぶんを歩いて辿り着くしかない。ネタバレの外側に最後の1本を置いておく、という線の引き方だね。

主題歌はななひら・ぐるたみん・高橋直純の3人

3人の少女には、それぞれの物語を彩るオリジナルの主題歌が付く。

  • 心目ななつ:「ごめんなさい、ごめんなさい」/Vocal:ななひら
  • 迷子にゃこ:「AZULAMENT(アズラメント)」/Vocal:ぐるたみん
  • 木ノ葉あじみ:「青に慶、冬は射止めて」/Vocal:高橋直純

作詞はいずれもねこふじかおる、作編曲はTAKASUKE(「AZULAMENT」は芝山武憲〈OplaSync〉との連名)が担当している。

体験版はすでにSteamで配信中で、共通ルートに加えて3人それぞれのルート序盤まで遊べる。8月8日にはウィッシュリスト1万件突破の告知と合わせて大きめの更新が入り、UIの刷新やオート・スキップ機能の追加も行われた。買う前に空気だけ確かめたいなら、ここが入口になる。

対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxは非対応。対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語の5つだけど、Steamの表記ではどの言語にも音声(フルオーディオ)対応の印が付いていない——つまり読ませるタイプの作品として作られている。最低動作環境はWindows 10/Core i5/メモリ4GB/ストレージ500MBと軽め。Steam実績といつでもセーブに対応する。

価格は8月19日時点でストアページに掲載されていない。

配信で見届けられるのは15個目まで。16個目に何が書いてあるかは、20日を過ぎても検索では出てこないことになる。

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