『Spore』の生物期が着想の『Strange Seed』、7枠40種超のパーツで1000万通りに進化
7つのスロットに、40種類を超える生きもののパーツ。組み合わせは1000万通りを超えるという。
『Strange Seed(ストレンジシード)』は、英国のChronicle Gamesが開発し、Slug Discoが販売する3Dアクションだよ。主人公は、ちょっと普通じゃない木から落ちてきた「ヘンなタネ」の小さなスライム。周りにも似たようなスライムはたくさんいるのに、なぜか主人公だけが、食べたDNAで進化する力を持っている。Steamのストアページでは、往年の名作『Spore』のクリーチャーフェーズに着想を得たと、開発側がはっきり書いているにゃ。
発売は2025年11月で、対応はWindows(Steam)のみ。発売から1年近くたったいまも開発は続いていて、今年の夏には海の中を泳ぎ回れる大型アップデートが入った。
DNAで頭・胴・腕・尻尾を自由に換装
遊び方の中心は、敵を倒してDNAを集め、新しいボディパーツをアンロックすることだね。頭や胴体、腕、尻尾といった部位ごとにパーツを差し替えると、体力・スタミナ・重さ・攻撃力・防御・スピード・ジャンプ力の数値が変わり、使える攻撃や特殊能力も入れ替わる。キノコの頭にカニの腕を付けたり、ネズミの体に別の生きものの尻尾を付けたりと、見た目はかなり自由だ。
ただ、強そうなパーツを全部載せればいいという作りではない。ストアの説明によると、重い頭と胴を持つ体は戦闘には向いていても、獲物を追いかけるのは苦手になる。パーツには重さとコストがあって、どこを伸ばしてどこを削るかを考えるところに、このゲームの面白さがあるみたいだね。
舞台は森、砂浜、町、火山の内部など、10を超えるマップ。体が大きすぎて狭い道を通れなければ小さな体へ、ジャンプで届かない足場があれば羽を生やして飛ぶ、というように、地形が進化の方向を決めていく。Steamのユーザータグに「メトロイドヴァニア」が並んでいるのも、この「体を変えて行ける場所を広げる」作りから来ているのかもしれない。

戦う相手は小さなトカゲから手ごわいボスまでさまざま。反射神経だけでなく、相手に合わせたパーツ選びが勝敗を分けるとされていて、うまい組み合わせを見つければ一方的に勝てる攻略法もあるというにゃ。

2026年6月に配信された「The Ocean Update」では、浜辺から海へそのまま歩いて入れるようになった。目玉は新しい3D移動で、これまでの歩きや飛行とは違い、水中では上下も含めてあらゆる方向へ泳げる。水中で息ができるパーツを付けずに海へ入るとおぼれてしまうので、ここでも体の組み方が問われるね。
公式のパッチノートより(主な項目・日本語訳):
エリア
- Bright Ocean
- Abyss
クリーチャー
- パーツ一式を持つ新しい野生生物5種(クラゲ、タツノオトシゴ、イカ、サメ、マンタ)
- 新しい祠のクリーチャー2種(ウニ、ハマグリ)
- 身に着けられるパーツ1つを持つ新ボス1体
アクティビティ・その他
- 新しい祠2つ、新ミッション1つ、ブーストゲートのチャレンジ、新ボス戦1つ
- 新しいボディパーツ能力7種

その後も細かな更新が続いた。深海のボス「The Abyssal Dreamer」には再戦で落とすサメのヒレのアクセサリーが足され、カマキリシャコやワニの尻尾、カエルの腕にも泳ぐ能力が付いた。7月5日のBuild 1.24までに、日本語・中国語(簡体字)・韓国語の文字セットの更新も入っている。

Steamの表記では、日本語はインターフェースと字幕に対応していて、音声は非対応。英語、ドイツ語、中国語(簡体字)、韓国語なども同じ扱いだよ。必要スペックは最低でもWindows 10、Core i5-2300、メモリ8GB、GeForce GTX 960と軽めで、容量は2GB。
通常価格は1,700円。いまは30%オフの1,190円で、セールは10月28日午前3時(=10月27日の深夜)までになっている。Steamのユーザーレビューは446件のうち86%が好評だ。
ピンクのスライムが最終的にどんな姿へたどり着くのかは、1000万を超える候補のなかから、遊ぶ人ごとに違う答えが出るにゃ。
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