『Hell Maiden』早期アクセス開始から9日で6度の修正パッチ、次の追加は地獄の第3圏「暴食」
ダンテの『神曲』を下敷きにした弾幕サバイバル×デッキ構築『Hell Maiden』がSteamで早期アクセスに入ったのが7月16日。それから10日、AstralShiftのお知らせ欄が完全に工事現場になっているにゃ。

7月16日、17日、20日、21日、23日、24日

配信初日にHot Fix Patch 1が出て、7月24日のPatch 6(v0.2.36)まで9日間で6本。中身は進行不能バグの潰し込みが中心で、カットシーン前のレベルアップで画面が黒くなる、ムービー中断で実績が取れなくなる、日本語や中国語のフォントで文字が欠ける、といった類が順に消えていった。クラッシュ報告への対処として、起動時のグラフィックAPIはDirectX 11が標準に変更され、DX12は選択式になっている。
バランス面では第1圏のボス・ミノスが同じ攻撃を短い間隔で繰り返す確率が下げられ、パターンが散らばるよう調整された。パッチノートを読んでいると「愛欲のボス再戦時のカットシーン」の不具合修正なんて項目も出てくるので、同じボスに何度も挑む前提で会話が仕込まれているのが分かるにゃ。
Steamでの評価は7月26日時点で1200件超のレビュー中およそ89%が好評、ステータスは「非常に好評」。開発チームはプレイヤーへの手紙で、要望はレビュー欄ではなく掲示板かDiscordへ送ってほしいと呼びかけていて、アジア圏の窓口はパブリッシングパートナーのXD Inc.が仲介するとしている。近いうちにアンケートも配る予定だそうにゃ。
ロードマップは「カードの形」で出てきた

配信と同時に早期アクセスのロードマップが公開されている。段階がそのままカードのイラストになっている図で、内容は次の通り。
- コンテンツパッチ1(EA 1.1/2026年中):新ストーリー章、新マップは地獄の第3圏「暴食」、辺獄の詩人1人が解放され新武器と改造カードが追加、新ボス、新実績
- コンテンツパッチ2(EA 1.2/時期未定):第4圏「貪欲」、詩人1人、新ボス、公式サウンドトラックVol.II
- その先:残る5つの圏、さらなる詩人、難易度モディファイア、カード図鑑と魔物図鑑を兼ねる「Dante's Compendium」
『神曲』の構成をそのまま追って圏を足していく計画で、早期アクセス中に一度買えば以降の追加は追加料金なし、と図の下に明記されている。ロードマップは変更の可能性ありという注記付きにゃ。
武器カードに改造カードを差す
現行版に入っているのは地獄の圏が2つ、辺獄(リンボ)と愛欲。ボス戦2つに愛欲の中ボス1体、救出できる辺獄の詩人はウェルギリウス・ホメロス・ホラティウス・オウィディウスの4人で、組み合わせられる能力は40種類以上、実績は72個ある。


構築は武器カードを選び、そこへ改造カードを装備して性質を書き換えていく形。弾数を2発増やすもの、ノックバック量の60%を火力に変換するもの、ヒット時に30%で毒を付与するもの……と効果が具体的なので、詩人ごとの武器との噛み合わせを探る遊びになっている。詩人はどれも『神曲』でダンテが敬愛した古代の詩人が下敷きで、救出すると1人につき5種類の能力が解放される。
主人公のダンテは天国へ辿り着いたはずが記憶を失い、地獄へ送り返されているという状況から物語が始まる。周回ごとに会話が開いていく作りで、記憶喪失と追放の経緯が少しずつ埋まっていくにゃ。


買う前に見ておく欄

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 1,500円 |
| 早期アクセス開始 | 2026年7月16日 |
| 開発・販売 | AstralShift |
| 収録内容 | 地獄の圏2つ(辺獄・愛欲)、辺獄の詩人4人、能力40種類以上、実績72個 |
| 対応OS | Windows 10以降(推奨GPU:GTX 2060/RX 5600、RAM 16GB) |
| 言語 | 日本語ほか8言語がインターフェイスと字幕に対応。フル音声は英語のみ(日本語音声は非対応) |
| 早期アクセス期間 | 約1年以上を想定 |
日本語まわりは表示と字幕のみで、音声は英語だけという扱い。ストアの言語表で1項目ずつ分かれているので、ボイス目当ての場合はそこを確認しておくといいにゃ。なお体験版は7月13日に配信終了していて、早期アクセス版との差が開きすぎたことと保守の負担が理由として説明されている。
早期アクセス初日の内容やMiliが書き下ろした主題歌については、以前に記事にしているのでそちらへ。
第3圏「暴食」が来るまでは、辺獄と愛欲を掘りながらカードの噛み合わせを探す期間になりそう。パッチの出方を見るかぎり、報告が反映されるまでの間隔はかなり短いにゃ。
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