『VTuberオリキャラメーカー』公開――イラスト1枚から3Dモデル生成・口パク・OBS配信まで1本で
「絵は描けるけど、そこから配信で動く3Dモデルに仕上げるのは別の話」――ここでつまずいて止まっていた人向けの道具が、正式に公開された。手描きのキャラ1枚を読み込ませると、3Dモデルの生成から表情付け、マイク連動の口パク、OBSへの出力までを1本でまかなう「VTuberオリキャラメーカー」だよ。Windows(10/11・64bit)とmacOS 14以降に対応し、公式サイトから無料でダウンロードできる。
入り口はいたってシンプル。正面に近い全身か上半身のイラストを1枚選んで「3D生成を開始」を押すだけで、ソフトが正面・側面・背面のビューを補って立体に変換していく。手持ちの絵がなければ、特徴を文章で指定して入力画像そのものを作ることもできる。生成にかかるのは数分〜十数分ほど。

続く表情セットでは、笑顔・怒り・驚きといったテンプレを選ぶと、顔の差分と「閉じ・あ・い・う・え・お」の口形がまとめて生成される。ここまで用意しておけば、あとは喋るだけで表情と口が動く土台ができあがる、という段取りだね。

音声はPCの中だけで処理される
配信中の口パクや表情の切り替え、動きの再生は、マイク音声をPC内のローカルAIで解析して動かす仕組み。音声が外部サーバーへ送られない設計になっているのは、毎日使う配信ツールとしては安心できるところにゃ。
出力まわりはOBS任せにできる。オプションのOBS連携をオンにすると専用URLが表示されるので、それをOBSの「ブラウザ」ソースに貼るだけ。追加プラグインは要らず、ボタンやステータス表示といったアプリのUIは配信画面には映らない。既定の背景はグリーンバックなので、OBS側のクロマキーで緑を抜けばそのまま乗せられる。背景は同梱素材や手持ち画像なら無料で、AIで新しく作るときだけポイントを使う。

「手を振りながら軽く会釈する」のように動きを文章で指示して短い動画を作り、「挨拶」「待機」などの用途を割り当てておくと、配信中の発話内容に合わせて自動で再生される、という凝った作りも入っている。
本体のダウンロードと、同梱のお試しキャラを使った配信そのものは無料。実際に自分のキャラを作る「生成」の工程だけがポイント制になっている。
| 生成する内容 | 必要ポイント |
|---|---|
| 3Dキャラクター | 800pt |
| 表情セット(口形6種込み) | 200pt |
| 背景画像 | 60pt |
| 動画 | 85pt × 秒数 |
| 特徴からの入力画像 | 25pt |
ポイントは600pt=630円から購入でき、2,000ptのスタンダードパックが2,080円、2,850ptのプラスパックが2,800円と、複数の単位が並ぶ。有効期限は付与から180日。自分のキャラを1体立ち上げて表情まで付けるなら、まず1,000ポイント強が目安になる計算だね。
モデリングもリギングも触ったことのない人が、絵さえあれば配信画面の中で自分のキャラを動かせる――そこまでの距離を、この1本がまとめて詰めてきた。
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