Xbox Cloud Gamingが11月から月間時間制に ― Ultimateは15時間、超過分はストアで購入
15時間を30日で割ると、1日あたり30分。11月からのXbox Cloud Gamingは、Game Pass最上位のUltimateに加入していてもこの計算になる。
Microsoftは9月4日、Game Passのクラウドゲーミングを月ごとの時間制へ切り替えると告知した。これまでプランに加入していれば時間を気にせず流し続けられたところに、上限という考え方が入ってくる。
Ultimateは月15時間で止まる
付いてくる時間はプランごとに違う。金額は日本での月額。
| プラン | 月額 | 月あたりのクラウドプレイ時間 |
|---|---|---|
| Game Pass Essential | 850円 | 5時間 |
| Game Pass Premium | 1,300円 | 10時間 |
| Game Pass Ultimate | 1,550円 | 15時間 |
含まれる時間を使い切ったあとは、Xbox Storeで追加のクラウドプレイ時間を買い足す形になる。ただしその価格も、購入の手順も、まだ出ていない。Microsoftは詳細を11月に案内するとしていて、現時点で分かっているのは「買える」ということだけ。
理由についてははっきり書かれていて、「クラウド ゲーミングを利用する方が増え、プレイ時間が長くなるにつれて、サービスを提供するためのコストも増加するため」だという。そのうえで、変更の影響を受けるのはGame Passメンバーの4%と見込んでいる、とも添えている。裏を返せば、残りの96%は月15時間にも届いていないという話でもある。
細かいところでは、Xbox Cloud Gamingの案内ページに「クラウド プレイ時間は重複して加算されません」と明記された。対象のGame Pass加入を複数持っていても時間は合算されず、多いほうのプランの時間が適用される。PC Game Passにはそもそもクラウドプレイ時間が含まれない点も変わらない。
9月前半には7本が新たにGame Passへ加わったばかりだけど、それをクラウドで触るぶんには、全部あわせて15時間の枠の中でやりくりすることになる。
上限の話ばかりが目立つけれど、同じ11月から逆方向の変更も入る。Game Passに加入していない人でも、Xbox Storeでクラウドプレイ時間を購入すれば、自分が所有している対象ゲームを対応デバイスでストリーミングできるようになる。
Microsoftが例として挙げているのがXbox Oneのユーザーで、本体をすぐに買い替えなくても、Xbox Series X|S向けに作られた対象タイトルを遊べるようになるという。旧世代機を持ったまま新世代のソフトに手を出す抜け道が、時間課金という形で用意されるわけだね。
サブスクに月額を払い続けるのではなく、遊びたいときに時間だけ買う。ストリーミング側から見れば、これはこれで筋の通った売り方ではある。


値下げ半年、1時間103円になった

引っかかるのは時期にゃ。UltimateはついこのあいだまでPC Game Passより高い月額2,750円で、4月22日に1,550円へ引き下げられたばかり。同じタイミングでPC Game Passも1,550円から1,300円になっている。値下げから半年も経たないうちに、今度はクラウドの側に上限が引かれた。
物差しとして、Ultimateの1,550円を含まれる15時間だけで割ってみると1時間あたりおよそ103円。同じ計算でPremiumは130円、Essentialは170円になる。もちろんこれらのプランはクラウド以外に本体やPCで遊べるカタログを丸ごと含んでいるので、この数字がそのままサービスの値段というわけではない。ただ、追加の時間がいくらで売られるのかを見るときの目安にはなる。
4月の改定では、2026年以降に発売される「Call of Duty」シリーズ新作がUltimateとPC Game Passのどちらにも発売初日には追加されず、発売からおよそ一年後のホリデーシーズンに入る形へ変わっている。月額が下がる代わりに中身の条件が動く、という流れが続いている格好だ。
Microsoftは開始後もフィードバックを見て調整する可能性に触れている。いくらで何時間ぶんが売られるのかが明かされるのは、制度が始まる11月。
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