ゾンビ討伐ローグライト『Yet Another Zombie Survivors』が1.0正式リリース、35%オフ
走って、撃って、死ぬ。それを延々と繰り返すタイプのゲームに、1,000行を超える会話が積まれた。ポーランドのAwesome Games Studioが手がける『Yet Another Zombie Survivors』が、3年におよぶ早期アクセスを終えて8月20日に1.0正式版へ到達している。配信はSteamとGOG、PlayStation 4/5、Xbox One/Series X|Sで同時。Nintendo Switch版も後を追う予定とされている。
最大3人のサバイバーで小隊を組み、押し寄せる屍の群れを自動照準の火力でひたすら削っていく——いわゆる「バレットヘヴン」の作りだね。武器と能力の組み合わせでシナジーを狙い、走るたびに恒久強化を持ち帰る。早期アクセスが始まったのは2023年7月13日だから、丸3年をかけて完成にこぎつけた計算になる。
今回追加されたレンジャーは、元・自然公園の管理官という肩書きの持ち主。クロスボウで戦いつつ、2匹の動物の相棒を従えて味方のクリティカルと幸運を底上げし、回復まで担当する。開放条件はサバイバルレベル175と、かなり奥のほうに置かれている(Awesome Games Studio公式ブログ)。
マップも5つ目となる「Bio Lab」が加わった。ゾンビ禍の発生源に関わる円形のアリーナで、外周には有毒ガスが漂い、汚染を落とす仕掛けが絡んでくる。こちらは既存マップ「Dead Terminal」をデフォルト難度でクリアすると開く。


戦闘の合間に立ち寄る拠点にセリフ1,000行超を積んだ
このジャンルとしては珍しい方向に伸びたのが「Survivors' Camp」。戦場から戻ったサバイバーたちが集まる拠点で、任務の受注、無線通信、仲間同士の会話が用意されている。メインストーリーの任務が15、サバイバー個別の任務が45、繰り返し受けられるものが19。実績88個のうち64個がストーリー側に紐づいているというから、走って死ぬだけでは埋まらない作りになったわけだね。
新モード「Boss Rush」は方向性が正反対で、10分の制限時間内にどこまで自分を強化できるかを競い、そのままラスボスへ挑む。アリーナと難度ごとにリーダーボードが用意されている。開放にはハードコアモードの踏破が必要。
数字だけ拾っても、新規アイテム21種、高難度チャレンジ「Torment」28種、各サバイバーへのランク5解放とシナジーノード追加、ボス5体+通常ボス2体+新規敵3種、全サバイバーの高解像度立ち絵の描き直し。開発元自身が「大型アップデート4回ぶんくらいの規模」と表現しているのも、まあ大げさではない。


これだけ盛ったうえで、通常価格は1,700円のまま。さらに発売記念として35%オフの1,105円になっていて、この値引きは9月頭まで続く。Steamの言語表記では、日本語はインターフェースと字幕だけでなくフル音声にもチェックが入っている。無料体験版もSteam・PlayStation・Xboxのそれぞれに置かれているにゃ。
もっとも、これだけの分量が一度に載れば当然きしみも出る。8月21日に1.0.0a、続けて8月22日に1.0.0bのホットフィックスが投入され、インターフェースが操作を受け付けなくなる不具合、除染ゾーンで死亡処理がループする問題、能力のダメージ種別が正しく登録されない点などが順次直されている。
除染ゾーンで詰む不具合が塞がれたのは、正式リリースの翌日だった。
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