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ゼルダ公式年表に「ハイラル王国建国」が2回、40周年サイトのクロニクルで別々に記載

投稿: 2026/09/12by tobariware6分で読めます
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同じ1本の年表に、「ハイラル王国建国」という項目が2回出てくる。

「ゼルダの伝説40周年」の特設サイトには、シリーズの舞台となるハイラルの歴史をたどる「クロニクル」というページがある。9月8日23時から配信された「ゼルダの伝説40周年 Direct」に合わせて開かれたもので、「無の世界」から『ティアーズ オブ ザ キングダム』までを1本の線でつないだ年表が置かれている。上から下まで追っていくと、王国が建つ場面が離れた2か所に、別々の出来事として書かれている。

同じ「ハイラル王国建国」が、2か所に書かれている

1つ目は年表のかなり手前。「天地創造以前」「創世の時代」「混沌の時代」と区切りが進み、『スカイウォードソード』のマスターソード誕生を経て「聖地封印」が来る。その次に置かれているのが「ハイラル王国建国」で、ここから「繁栄の時代」が始まる。添えられている画像は『時のオカリナ』のハイラル城だよ。

2つ目はずっと後ろにある。『時のオカリナ』で分かれた3本の枝がそれぞれ終点に達したあと、「大厄災と天変地異 リンクは果てなき冒険へ」と題された一続きのブロックが置かれていて、その先頭の見出しが「神代(ハイラル王国建国期)」。最初の項目が、また「ハイラル王国建国」。こちらに添えられているのは『ティアーズ オブ ザ キングダム』の壁画。

ブロックの冒頭にある説明文は「神代にゾナウ族により興ったハイラル王国。魔王ガノンドロフが誕生し、封印戦争を経て彼を封印するものの、その後の大厄災により王国は滅亡」となっている。ゾナウ族の名前が出てくるのはこちら側だけで、手前の建国にその記述はない。

任天堂が「ハイラルは2つある」と書いているわけではない。ただ、項目としては建国が2回、まったく別の場所に立っている。『ティアーズ オブ ザ キングダム』の過去編で描かれた建国が、『時のオカリナ』より前の建国とは切り離して並べられた——年表の上ではそういう形になっているにゃ。

『ブレス オブ ザ ワイルド』以降は、3つの分岐すべての先にある

クロニクルの構造をもう少し丁寧に見ていく。『時のオカリナ』のところで線は「時の勇者が敗北」と「時の勇者が勝利」に割れ、勝利側がさらに「子ども時代」と「大人時代」に分かれる。ここまでは以前から知られている3分岐と同じ。

問題は、その3本がどこで終わるか。敗北側は『ゼルダの伝説2 リンクの冒険』の「隠された勇気のトライフォースを発見」で止まり、子ども時代は『ゼルダの伝説 4つの剣+』の「フォーソードにガノン封印」、大人時代は『ゼルダの伝説 大地の汽笛』の「ロコモ族の賢者が天上に帰還」で止まる。そして——3本のどの末尾にも、さっきの「大厄災と天変地異」のブロックが丸ごと同じ内容で置かれている。説明文も項目も画像も、3回とも完全に同じ。

ブロックの中の時代区分は「神代(ハイラル王国建国期)」「1万年以上前」「~約1万年前(古代ハイラル)」「約100年前」「現代」の5つ。建国のあとに「魔王ガノンドロフ誕生」「封印戦争、魔王を封印」が続き、1万年以上前に「厄災ガノン出現」、約100年前に「厄災ガノン復活、ハイラル王国滅亡(大厄災)」。そして「現代」に『ブレス オブ ザ ワイルド』の「厄災ガノン討伐」、『ティアーズ オブ ザ キングダム』の「魔王ガノンドロフが目覚める(天変地異)」「魔王ガノンドロフ討伐」が並ぶ。

つまり、どの分岐から辿っても同じ場所へ出る。けれど、3本のうちどれにつながっているのかは書かれていない。分岐を1本に絞る代わりに、行き止まりの先へ同じブロックを3回貼った、という見せ方になっている。

『知恵のかりもの』は、勇者が敗北した側に入った

分岐ごとの中身も、けっこう細かく書かれている。

敗北側は「六賢者が魔王ガノンを封印」「封印戦争」から始まり、「光と闇の時代」に『神々のトライフォース』、続いて『夢をみる島』『ふしぎの木の実 大地の章・時空の章』『神々のトライフォース2』『トライフォース3銃士』と並ぶ。その次に置かれているのが2024年9月26日発売の『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』で、出来事は「ハイラルの各地に謎の裂け目が出現」。そこから「黄金の時代」「衰退の時代」を経て『ゼルダの伝説』『ゼルダの伝説2 リンクの冒険』へ落ちていく流れになっている。

子ども時代のほうは『ムジュラの仮面』の「リンク、スタルキッドに襲われ、『タルミナ』に迷い込む」から入り、「魔盗賊ガノンドロフ、影の世界に追放」、「黄昏の時代」で『トワイライトプリンセス』、「影の時代」で『4つの剣+』。大人時代は「勇者なき時代」「大海原時代」(『風のタクト』)「大航海時代」(『夢幻の砂時計』)「新生ハイラルの時代」(『大地の汽笛』)という4つの区切りで進む。時代名まで振ってあるので、どの作品がどの空気の下にあるのかは読み取りやすい。

年表の『時のオカリナ』は、1998年のロゴのまま

クロニクルに並ぶタイトルのロゴは全部で20本。『ゼルダの伝説』から『知恵のかりもの』まで、据置・携帯を問わず本編が一通り入っている。

そして『時のオカリナ』の欄に置かれているのは、1998年のNINTENDO 64版のロゴ。11月5日に出るリメイク版は、年表の上では独立した項目になっていない。リメイクはNintendo Switch 2向けに2026年11月5日(木)発売で、価格はパッケージ版8,980円、ダウンロード版7,980円(いずれも税込)。発売日と実機映像が出たのも、この年表が置かれたのと同じ40周年 Directだった。

3本の枝はどれも行き止まりになり、その先に同じ建国がもう一度置かれている。手前の「繁栄の時代」の建国と、ゾナウ族が興したほうの建国が、どうつながるのか——年表には1行も書かれていない。

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