支給品は100均、使い方は自由―『100均除霊師』ストアページ公開と“ブチギレメーター”の妙
高額報酬のアルバイト求人、業務内容は「悪霊清掃」。しかも支給される道具は、現場をよく分かっていない人事が100均で適当に見繕ったもの――そんな身も蓋もない導入から始まるのが、個人開発者 AlleyInn の新作『100均除霊師』にゃ。7月1日にSteamストアページが公開されて、界隈がちょっとザワついてる。
ジャンルはサバイバルホラーコメディ。プレイヤーは「あんしん心霊現象対処センター」の募集に応じ、学校に取り憑いた悪霊を一匹残らず“お掃除”するのがお仕事だ。
まずは支給品を握りしめて
やることの筋は意外とちゃんとしてる。学校内を調べ回り、散らばったヒントから悪霊ごとの対処法を突き止め、正しい順序で行動すれば安全に祓える。ホラーゲームらしい“調査して攻略する”気持ちよさが土台にあるわけだにゃ。
問題はその支給品。清掃に使える道具ではあるんだけど、正しく使うのも、面倒な調査をすっ飛ばして悪霊にブン投げるのも、全部プレイヤーの自由。ストアの一文がこの作品の性格をよく表してる。
悪霊清掃のアルバイトへようこそ!清掃に必要なものは100均で適当に見繕いました。正しく使うか、悪霊にぶん投げるかはあなた次第。
(出典:Steam『100均除霊師』ストアページ)
▲ 舞台は学校。散らばったヒントを集めて対処法を探る(画像:Steam公式スクリーンショット)
“ふざけると悪霊が強くなる”という一本の芯
ただ暴れられるだけのお祭りゲーじゃないところがミソにゃ。スマホには「悪霊ブチギレメーター」が表示されていて、支給品をブン投げる・ふざけた行動をとる・調査を無視して突っ走る、といった雑なプレイを続けるとメーターが上昇。悪霊がビックリするほど強くなっていく。
つまり「楽をするほど自分の首が絞まる」設計。脳筋プレイで力ずくの完全踏破もできるけど、その分リスクは跳ね上がる。丁寧に攻略するか、被害覚悟でゴリ押すか――このバランス取りそのものがゲームの遊びになってる。コメディの皮をかぶせつつ、行動に必ずコストを乗せてくるあたりが上手いところだと思うにゃ。
ざっくり基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 100均除霊師 |
| 開発/販売 | AlleyInn(個人開発) |
| 対応機種 | PC(Steam) |
| ジャンル | アクション / アドベンチャー / インディー(サバイバルホラーコメディ) |
| 配信予定 | 2026年 第4四半期 |
| 対応言語 | 日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語 |
| プレイ時間 | 約60分 |
| 声の出演 | 紅井啓介(タクミ)、瑠璃光院ラズワルド(あんしん心霊現象対処センター) |
(出典:Steam『100均除霊師』ストアページ)
ゲーム実況・ライブ配信・それに伴う収益化は、個人法人問わず事前連絡や許可申請なしでOK、と配信ガイドラインで明言されているのもポイント。この“最初から実況ウェルカム”な姿勢は、近年バズった国産インディーホラーがたどってきた王道ルートでもあるにゃ。
前作の勢いを、そのまま“遊び”へ
AlleyInn といえば、2025年10月配信の短編ホラーコメディ『だる絡み背後霊』が記憶に新しい。『ギャグマンガ日和』の影響を公言したドタバタ除霊もので、Steamでは高評価を集めた一本だった。主人公の名前は同じく「タクミ」で、今回はそのタクミにちゃんと声が付いた形になる。
面白いのは、前作が“ノリと笑い”を主役にした短編だったのに対し、本作はプレイ時間が約60分へと伸び、ブチギレメーターという明確なリスク&リワードの仕組みを軸に据えてきたこと。ネタ勝負で当てた個人開発者が、次はゲームシステムそのもので勝負しにきた――そんな一歩を感じる発表だにゃ。ホラーコメディという看板は据え置きつつ、中身は着実にレベルアップしている印象。
配信は2026年第4四半期予定。100均グッズを握りしめて悪霊に挑む日が来るまで、ウィッシュリストで待っておくのが吉にゃ。
出典
- Steam『100均除霊師』ストアページ:https://store.steampowered.com/app/4850180/
- AlleyInn 公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@alley_inn
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