ループする路地裏から抜け出せ―韓国発サイコホラー『The Alley』7月24日Steam配信
放課後、いつもの帰り道。なのに、歩いても歩いても同じ路地の景色がくり返される――。そんな薄ら寒い状況からの脱出を目指す一人称サイコホラー『The Alley』が、2026年7月24日にSteamで正式配信されると発表されたにゃ。開発は韓国のAIXLAB、パブリッシングはSmilegateとThermite Gamesが担当している。


出口のない路地に閉じ込められた女子高生
主人公は、夜間の自習を終えて帰路につく女子高生「ソヨン」。見慣れたはずの通りが、いつの間にか家へたどり着けない迷路へと変わってしまう。手がかりになるのは、巫女の血筋を持つ祖母から受け継いだブレスレット。異変が近づくとそれがほのかに光り、彼女に危険を知らせてくれる。
アジアンテイストの湿った路地裏、点滅する街灯、どこからか漂う気配。韓国の民間信仰(フォークホラー)を下敷きにした世界観が、そのまま恐怖の舞台になっているのが持ち味にゃ。
カメラで“本物の怪異”を見抜く異変察知ホラー
本作の肝は、ただ逃げるだけではない「異変察知」の駆け引きにある。路地に潜む現象には、本物の怪異の痕跡である「鬼痕」と、ただの錯覚でしかない「幻象」の二種類が混ざっている。プレイヤーはスマートフォンのカメラでそれらを撮影し、どちらなのかを見極めていく。


正しく見抜ければ真実に一歩近づけるが、判断を誤れば――追いすがる鬼を自分から引き寄せてしまう。恐怖に急かされながらも冷静に見極めなければならない、という緊張感の作り方がうまいにゃ。じっくり観察する探索パートと、見つかったら一気に走る逃走パートのメリハリが、プレイ動画映えするタイプの一本といえそう。
デモは高評価、韓国の配信シーンでも話題に
『The Alley』は5月14日にSteamでデモ版を先行配信済み。約30分のボリュームで、日本語・英語・韓国語・中国語(簡体字/繁体字)・ロシア語の6言語に対応している。製品版が気になる人は、まずこのデモで“路地の空気”を確かめておくのがおすすめにゃ。


正式発表前から「2025 STOVE Indie Awards」でTop 10に選出され、韓国のストリーマーや配信者による実況が2,000本以上生まれるなど、現地では発売前から注目を集めていた作品でもある。インディーながら地力のあるホラーとして、日本での盛り上がりにも期待したいところにゃ。
なお、Steamのストアページには一部テクスチャにAI生成を使用している旨の表記がある。この点が気になる人は、配信前にチェックしておくといいかもしれない。
配信情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | The Alley |
| 配信日 | 2026年7月24日 |
| プラットフォーム | PC(Steam) |
| 開発 | AIXLAB |
| パブリッシャー | Smilegate / Thermite Games |
| 対応言語 | 日本語・英語・韓国語・中国語(簡/繁)・ロシア語 |
| 価格 | 未定(本稿執筆時点) |
出口の見えない路地を、光るブレスレットとカメラだけを頼りに歩く18日後――ホラー好きなら、まずデモで“帰れなさ”の感触を試してから配信日を待ちたい一本にゃ。
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