『Beast of Reincarnation』v1.0.8配信 ― 水没・落下によるHP減少を撤廃、カメラ距離と字幕サイズも選択式に
水に落ちても、崖から落ちても、もうHPは減らない。ゲームフリークのアクションRPG『Beast of Reincarnation』に8月16日配信されたパッチ v1.0.8(PS5版は v1.006.000)で、水没と落下による体力減少そのものが取り払われた。判定を緩めるのではなく、ダメージを無くす。プレイヤーが繰り返し声を上げていた部分への回答としては、かなり思い切った方だと思う。
発売は8月4日。そこから12日で2本目の大型パッチという速さで、前回の v1.0.7 で入ったカメラ調整や文字サイズ拡大の続きが、そのまま今回に積み上がっている。
今回いちばん体感が変わりそうなのは、カメラのプレイヤーからの距離を「近・中・遠」から選べるようになったところ。戦闘中と非戦闘時それぞれのカメラ挙動にも手が入っていて、公式のパッチノートには「今後も継続して行う」と添えられている。ボス戦のカメラ調整は次回以降に回された格好だね。
字幕まわりは「最小・小・中・大・最大」の5段階に。ただしここには但し書きがあって、イベント・ムービーの字幕には設定がそのまま反映される一方、ゲーム内で操作している最中の字幕は、中より大きいサイズを選んでも表示は変わらない。他のUIと重なるのを防ぐため、という理由が示されている。文字が小さくて読めない、という不満が操作中の場面から来ているなら、まだ完全には解けていないことになる。
操作系では、インタラクト(調べる)を好きなボタン・キーに割り当てられるよう拡張。PCではマウスのサイドボタンも設定できるようになった。あわせて DLSS 4/4.5(L/M)と FSR 4 がPC版に実装されている。フレーム生成は次回以降。
開花技・確殺演出を止めさせない調整
戦闘とレベルデザインの方も、止まる場所を減らす調整でまとまっている。開花技は威力とHP回復量が上昇し、確殺・追加確殺、暗殺・追加暗殺の演出中は周囲の敵の攻撃が中断されるように変わった。演出を見ている間に横から殴られる、という理不尽がひとつ消えたことになる。
ルートそのものにも手が入っていて、巡礼区域は洞の間と石造りの間を通らず直接鐘の間へ進めるよう短縮。富士最前線区域の途中で起きる戦闘のひとつはイベントに置き換えられた。ストーリー序盤の進行ルート上には目標マーカーが立ち、どこへ向かえばいいのか分からない、という声への対処になっている。
一方で、ロックオン関連の設定は挙動が変わる形の変更が入った。攻撃時のロックオン、受け流し時のロックオン、ロックオン自動切換えがデフォルトOFFに。すでに自分で設定を変えている人はそのまま維持されるので、好みの挙動に戻したい場合は手動での変更が要る。
不具合修正では、クラウドストリーミング版で敵の出現が遅れて進行不能になる場合がある問題と、開花技「菊・大輪突撃」に技特性「崩れ追撃」を付けて発動すると動作が重くなる問題が潰された。一部ムービーのノイズもここで修正されている。
スキップは足踏み、ワイド対応は目前
パッチノートには今後の予定も並んでいて、ここの温度差が読んでいて面白い。
イベント・ムービーのスキップ機能は「技術的な問題があり、お時間をいただいております」と説明され、詳細を知らせられる段階にすらない。ただ、できる限り早く届けるために、スキップできるイベント・ムービーを段階的に増やしていくことも検討している、と書かれている。全部一度に、ではなく少しずつ、という進め方だね。
対してウルトラワイドモニター対応は「残り動作検証のみ」で、近日中に公開するとのこと。同じ「今後の予定」欄でも、こちらはほぼ手が離れている。
ほかに挙がっているのは、回復注射薬をダメージ時に即座に使えるようにする調整と使用時の拘束時間短縮、ボス戦のカメラ調整、水没判定のさらなる調整、区域内の透明な進入禁止判定の調整、クゥによって視界が遮られる問題の修正、跳躍時の着地場所がずれる問題の修正、そしてフレーム生成。水没判定は今回のパッチでも一部しか手が入っておらず、継続して調整すると明言されている。
PC(Steam / Microsoft Store)、PS5、Xbox Series X|S で配信中。Steam版の価格は通常版7,980円、デラックスエディションが8,980円で、日本語は字幕・UIに加えて音声もフルボイスで対応している。
記憶を失った少女エマと白い獣クゥの旅そのものは、発売時に紹介したとおり穢れに沈んだ4026年の日本が舞台。
発売2週間で2本目、しかも次の予定リストが13項目。手を止める気配はまだない。
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