PixMofu

壁を叩き壊して隣人の騒音を追う『BIGGER BANG』がSteamで発売、15%オフの476円

投稿: 2026/11/06by tobariware約3分で読めます
画像

時刻は午前3時。壁の向こうでは、ドンドンという音がずっと止まらない。我慢できなくなった主人公はハンマーを手に取る――『BIGGER BANG』はそんな一場面から始まるにゃ。

開発はNoligo Games、販売はHS Solution。Steam(Windows)で11月6日に発売された。通常価格は560円で、発売記念セールの15%オフにより11月19日までは476円で買える。

ハンマーは勝手に振られ、プレイヤーは狙う場所を決める

3Dボクセルでできた壁を壊していく、1回が短いゲームだよ。カーソルを向けた場所はハンマーが自動で叩いてくれて、クリックするとダイナマイトを投げる。主人公の怒りが冷めるとその回はおしまい。稼いだコインで強化してから、また同じ壁に向かう。

操作がシンプルなぶん、駆け引きはハンマーの熱にある。同じ場所を叩き続けると集中が溜まり、熱くなるほど稼げるコインが増えていく。ただ、やりすぎれば柄にヒビが入り、最後には折れてしまう。どこで手を止めて冷ますかは、プレイヤーの判断に任されているにゃ。壁紙ならカサカサ、レンガならドンと素材ごとに手応えが違い、ダイナマイト1本で数十マスが吹き飛ぶ。

回と回のあいだには金物屋でハンマーを強化でき、壁を抜くたびに特性カードを1枚選ぶ。毎回手に入る遺物によって、反響・連鎖・炎のように打ち方そのものが変わっていく。ローグライトらしい積み上げ方だね。

穴は残り、隣人はテープでふさいでくる

いちばん面白いのは、壊した跡が回をまたいで残ることだと思う。次の回は前回の穴の続きから掘れるうえ、穴が広がるほど隣の部屋の暖かい光や、こもった音楽が暗い部屋に漏れてくる。

隣人たちもただの背景ではない。最初は「ん? 今なんか聞こえた?」程度の反応が、やがて「壁、どうなってるの?」に変わり、ついには「音楽止めろ!」と言い出す。回の合間には穴をテープでふさいだり、スリッパを投げてきたりもする。テープは引きはがして、掘り進めればいい。

しかも、壁は隣の部屋で終わらない。アパート、都市の防音壁、山、惑星の地殻、そして時空の膜へと続き、壁ごとに騒音の主も違う。壁の中には前の住人のメモ、巨人のバチ、宇宙人のチラシといった発掘品が埋まっている。ミッションとデイリーランがあり、エンディングのあとはニューゲーム+で遊べる。実績は50個用意されているよ。

日本語はインターフェイスに対応している。音声付きの言語はなく、対応しているのは日本語を含む10言語。ストアのAI利用に関する説明によると、3Dモデルの制作用スクリプトやゲームのコードにはAIのコーディング支援を使い、効果音の一部と隣人の部屋から流れる5曲は生成ツールで作ったうえで開発者が選んで編集した。AIで生成した音声や画像、テクスチャは使っていないそうだ。必要な空き容量は1GBで、ストアページからは体験版も落とせる。

午前3時に始まった騒音への苛立ちが、最後は時空の膜にまで届くにゃ。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。