『BLACKWOOD』初の大型更新「Contracts Update」配信、3つの新サイドミッションとMP5を追加
2012年のニューヨーク。昼はDVDショップで店番をして、夜は殺しの仕事を請け負う——そんな二重生活を送る主人公アントンに、新しい仕事が3件舞い込んだ。
AttritoM7 Productionsは11月7日、三人称視点のアクションシューター『BLACKWOOD』に初の大型アップデート「The Contracts Update」を配信した。9月17日に「Act 1」を発売してから7回の修正パッチを出してきたけれど、新しい遊びが加わるのは今回が初めてだね。
追加されたサイドミッションは3種類で、どれもメインストーリーの合間に受けられる。10月末の予告では「ウェーブ形式のシューター」「ドリフト・トライアル」「スナイパーミッション」と呼ばれていたもので、配信版ではそれぞれ次の名前になった。
- Executive Protection:建築事務所のCEOを、波のように押し寄せる武装集団から守る緊急の警護依頼
- Driving Stunt Audition:ドリフトやニアミスなどの運転テクニックを披露する非公開のオーディション
- Deal Overwatch:近くのアパートの一室から商談を見張り、依頼人を危険から守る仕事
撃ち合いが続く防衛戦、ハンドルさばきを競う走行、離れた場所から狙う見張り役。同じ「仕事」でも、求められる腕前がまったく違う3本だね。開発チームは、Act 2の前にサイドミッションをさらに増やすとしているにゃ。
MP5追加と部位別アーマーで戦闘が変わる
新しい武器は民間仕様のMP5。ゲーム内インターネットの銃砲店とブラックマーケットで買えて、MP5専用のカスタムパーツもブラックマーケットに並ぶ。

戦闘面でいちばん効いてきそうなのが、敵のアーマーの扱いだね。一部の敵は胸やヘルメットなど部位ごとに防具を着けるようになり、防具のある場所へ撃ち込んでもダメージは吸収される。プレイヤー側にも自分のアーマーを表示するUIが付いた。朝食を取るとアーマーが20ポイント付くようになったのは、ショップ経営とのつながりを感じる変更かもしれない。購入できるアーマーキットは、今後のアップデートで追加する予定だという。

近接戦闘にも手が入った。公式のパッチノートから、主な項目だけを抜き出しておく(日本語訳)。
- 新しいモーションを伴う、フィニッシュのパンチのバリエーションを追加
- 高低差のある相手に使える近接攻撃「ローキック」を追加
- 近接攻撃のダメージバランスを調整し、複数のアニメーションを差し替え
- 被弾した部位によって敵の受けるダメージが変わるように
- 撃ち抜きやすい物体を貫通したときの弾丸のダメージ減衰を軽減
- チュートリアルのヒント表示を全面的に刷新
- ミッション4のボス戦に戦闘のヒントを追加
- ゲームプレイ設定に「カメラのマウススムージング」を追加(初期設定はオフ)
- ナイトクラブの目標が、チケットを手に入れたか盗んだかで変わるように

ヒント表示の刷新や、精密に狙うときのカメラのカクつき解消は、発売直後から操作の分かりにくさを指摘する声に応えた部分だね。ほかにもダイブの着地、カバーへの勝手な再移行、壁越しに撃ってくる敵など、細かな不具合が40件以上まとめて直っている。
ショップの棚にも変化があって、DVDの1本がドラマ『OZARK』とのクロスオーバー作品に差し替わった(Steamの告知)。
『BLACKWOOD』は全3幕の構成で、いま遊べるのはAct 1だけ。ストアページでは、Act 2が2027年3月、Act 3が2027年9月に予定されている。続く2幕は購入済みのプレイヤーへ無料アップデートとして届く仕組みだよ。
告知の開発者ノートによると、Act 2の制作はすでに始まっている。Act 1のメインミッションを終えた人向けに、エンドレスで敵の波を迎え撃つモードも作っているそうだ。ローカライズのアップデートも近く出るとしているけれど、いまの対応言語は英語だけ(音声・UIとも)で、どの言語が加わるかはまだ書かれていない。
対応はWindows(Steam)のみ。アップデートに合わせたセールで通常3,150円のところ20%オフの2,520円になっていて、Steamでは11月30日までフォトモードのスクリーンショットを投稿するコミュニティイベントも開かれている。
護衛、運転、見張りと仕事の幅が広がったぶん、アントンの店番の時間は少しずつ短くなっていきそうだにゃ。
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