『BLACKWOOD』9月17日発売 ― 昼はDVD店主・夜は暗殺者、全3幕の第1幕が24.99ドル
2012年のブルックリン、通りの片隅にある小さなDVDショップ。棚を整え、レジを締め、日が落ちると、同じ男が拳銃を提げて街の裏側へ降りていく。
主人公アントン・ブラックウッドの二重生活を描く三人称アクションスリラー『BLACKWOOD』が、9月17日にSteamで配信される。開発は多人数戦のタクティカルFPS『Zero Hour』を手がけたAttritoM7 Productionsで、パブリッシングはIZilla ProductionsではなくIZilla Gamesとの共同体制。発売日の告知と合わせて、新しいトレーラーも公開されている。
ただ、この日に届くのは物語の全部ではないにゃ。
Act 1は24.99ドル、残る2幕は追加課金なしで届く
『BLACKWOOD』は3つの幕(Act)に分けて配信される作りで、9月17日に出るのはAct 1。開発元がわざわざ念を押しているのは、一度買えば全編が手に入るという点だね。Act 2とAct 3は購入者へ無料アップデートとして配信され、後から買い足す必要はない。
代わりに、幕が増えるたびに基本価格そのものが引き上げられる。
| 章 | 配信時期 | メインミッション | 更新後の基本価格 |
|---|---|---|---|
| Act 1 | 2026年9月17日 | 4本 | 24.99ドル |
| Act 2 | 2027年3月(予定) | 4本 | 29.99ドル |
| Act 3 | 2027年9月(予定) | 5本 | 34.99ドル |
Act 3だけミッションが1本多いのは、別エンディングが用意されているため。この数字はメインストーリーぶんだけで、各幕にはサイドミッションや追加要素も入る。Act 1はそれらを含めて6時間以上のボリュームになるとしている。半年間隔という幕の間隔も、あくまで現時点のロードマップ上の目標として示されたもの。
そして、これは早期アクセスではない。「Act 1は未完成版ではなく、完成したひとつのパートだ」と開発元ははっきり書いている。Act 1の画質が粗くてAct 3でようやく“本当の完成版”になる、という作りでもないと明言した。オープンワールドではなく、組み立てられた場面を順に通っていく一本道の構成になっている。



店の売り上げは、放っておけば日給60ドル・詰めれば500ドル
1日の流れは決まっている。起きて、身支度をして、店を回し、依頼に出て、戻って店を閉め、装備を整えて次の計画を立て、眠る。これを繰り返しながら週と月が進み、月末には家賃や各所への口止め料としてまとめて11,000〜13,000ドルの支払いがやってくる。
その支払いを賄うのが、表の顔であるDVDショップ。在庫を放置していれば1日60〜80ドル程度しか入らないが、補充と陳列を整えて値付けを詰めれば1日500ドル以上まで伸びる。カウンターにはアメリという従業員がいて、接客を任せて別の作業に回ることもできる。
面白いのは、金が2種類に分かれているところ。店やまっとうな仕事で得るClean Cashは家賃や店の拡張、服、一般的な銃、人付き合いに消えていく。一方、依頼で受け取るDirty Cashが向かう先は、希少な銃器と弾薬、闇市場の強化パーツや戦闘装備、そして特殊なテイクダウンを解放する品物。生活を支える金と、血の匂いがする金は別勘定として管理されている。
戦闘の売りである多彩なテイクダウンには、Choreography Modeという仕組みが用意されている。解除したテイクダウンのアニメーションを複数のスロットに割り当てられるもので、どんな殺し方を手札に持つかをプレイヤー側が選べる。モーションは実際のスタントパフォーマーが演じたものだという。銃撃のほうもダイブ・ローリング・スライディングで動き回りながら撃つ設計で、映画の殺陣めいた見た目と操作の応答性を両立させようとしている。



対応言語は英語のみで、インターフェース・音声・字幕のいずれにも日本語の記載は無い。円建ての価格もまだ表示されておらず、判明しているのはAct 1の24.99ドルという数字だけ。ウィッシュリストは10万件を突破しており、gamescomの会場では30日まで、初の試遊台が出ている。
同じ9月17日には、幸せ・悲しみ・怒り・不安を切り替えて世界の調和を取り戻す2Dパズルアクション『MONOWAVE』もSteamで配信される。
24.99ドルという値札が付いているのは、Act 2が届く2027年3月まで。そこから先に手を出すと、同じ全編に5ドル多く払うことになる。
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