『Windblown』早期アクセス最後の大型更新「0.9999999」配信、敵の攻撃を事前表示
バージョン番号は「1.0」にあと0.0000001届かない「0.9999999」。『Dead Cells』のMotion Twinが手がけるローグライトアクション『Windblown』に、10月23日、早期アクセス期間で10回目、そして最後になる大型アップデートが配信された。開発チームは告知の中で「これが本当のバージョン番号」とわざわざ念を押していて、「1.0はまったく別物になる」とも書いているにゃ。
早期アクセスが始まったのは2024年10月24日なので、今回の更新はちょうど2周年の前日に届いたことになる。
被弾の理由は攻撃プレビューで見える
今回いちばん大きいのは戦闘の見やすさに手を入れたところだね。敵が攻撃を繰り出す前に、その範囲を知らせる攻撃プレビューが表示されるようになった。表示はアクセシビリティ設定から調整できる。合わせて多くの敵の攻撃タイミングも見直されていて、開発チームの言い方を借りると「被弾したら、なぜ当たったのかが分かる(そして今度こそ自分のせいになる)」ことを目指したそうだ。

プレイヤーが敵の陰に隠れたときにシルエットを表示する機能も追加。最大3人で戦う協力プレイでは画面に敵も味方も入り乱れるので、自分の位置を見失いにくくなるのはありがたいにゃ。
一方で、高難度では手ごたえも増している。一部の敵が一時的なフォースフィールドをまとって出現するようになり、これを素早く割れるのはオルターアタックだけ。ほかの攻撃でもダメージは通るものの、大きく減らされる。張られている間は行動妨害も効かない仕組みだよ。

公式のパッチノートより、主な変更点を抜き出すとこうなる(日本語訳・主な項目のみ)。
- ショップ: 6種類に分割(装備、ギフト、回復、強化、Memonite、何でも少しずつ揃う通常の店)。ショップの種類を選べる場面も追加
- エリート限定の報酬: アイテムのレアリティを上げる「Transmuter」などを追加
- ボス: Gift Sourceを落とさなくなり、代わりにShellとCogのパックを大量に落とす
- Gear Source: 選択肢が2つから3つに
- レアリティ: ボーナスレベル式から倍率式に変更。エピック以上は追加の付与効果が1つ付く(最大4つ)
- 新要素: 新しいAffixを17種、新しいMagifish「Chrono Fish」(Trinket「Chrono Catch」を置き換え)、Double HitsがEncrypted Memoryとして復活
- 探索: Fast-Return Teleporterを追加。IncubatorとSanctuaryに新しい浮島
- 協力プレイ: リサイクルで得られるShellは、リサイクルしたプレイヤーだけに入るように
- 操作: Steam入力とNintendo Switch Proコントローラーに正式対応。オートコンボ(長押しで連続攻撃、2回押しでチャージ攻撃)とカメラ距離の設定を追加

全文はSteamのパッチノートで読める。協力プレイと最高難度「Cataclysmic」のバランスも全面的に組み直されていて、ギフトやヘックス、武器の強さも調整された。



ショップの分割は、ビルドに足りないものをピンポイントで探しに行ける変更だね。これまでは店に並ぶ品をくじのように待つしかなかったけれど、回復が欲しいなら回復の店、装備を整えたいなら装備の店と、目的で選べるようになる。告知でも「RNGの神に祈る代わりに、ビルドに本当に必要な店を選んで」と書かれている。
Fast-Return Teleporterは、分岐した道が外れだったときの救済策。テレポーターに飛び込んでマップを開けば、戻りたい地点を選んで移動できる。道を引き返して歩く時間が減り、そのぶん戦闘に時間を回せるにゃ。

報酬の出方も、リスクとリターンを天秤にかける場面が増えた。アリーナでは戦う前に必ず報酬を選ぶ形になり、エリートの出現位置も変わっている。
動作の軽さにもかなり手が入った。メモリに二重に読み込まれていた素材を1回で済むようにし、補助的なアニメーションをより速い仕組みに移し、敵を前もって読み込んでカクつきを抑えている。ボス「Headbanger」の星が降り注ぐ段階だけでも、約15FPS上がったそうだよ。序盤やショップで起きていたカクつきも解消された。

注意点も2つある。進行中の遠征(エクスペディション)は、内部の変更で無効になることがある。メモリーデッキも再調整されたため、以前のデッキは使えなくなり、組み直しが要る。FRENDに預けていたCogは、画面に出ていなくてもすべて保存されている。既存のセーブで続けるなら、FRENDに話しかければ6段階に増えた新しいロイヤルティプログラムが進むにゃ。
1.0は過去最大、配信時期はいつになる?
告知の締めくくりで、開発チームは早期アクセスに付き合ってきたプレイヤーへ感謝を伝えたうえで、1.0は「Windblownのために作った中でいちばん大きなもの」になると書いている。ただし中身は「舌を噛んで黙っている」状態で、配信時期も明かされていない。
アップデートは、Motion Twinが毎年Steamで開く「La Motion Week #3」と同じタイミングで届いた。対応プラットフォームはWindows(Steam)で、日本語での表示にも対応している。11月5日まではSteamで30%オフの2,100円(通常3,000円)。同じ期間に『Dead Cells』も50%オフになっている。
0.9999999から1.0までに残っているのは数字の上では0.0000001だけ。それでも開発チームは、その差を「まったく別物」と呼んでいる。
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