『Bloodstained』最新作が2027年へ発売延期 ― The Scarlet Engagement、開発は最終段階
2026年のうちに遊べるはずだった『Bloodstained: The Scarlet Engagement』が、発売時期を2027年へ移した。伝えたのはArtPlay代表でプロデューサーの五十嵐孝司(IGA)氏本人。文章のお知らせを出すのではなく、8月26日に動画で顔を出して直接説明している。
動画で語られたのは、大きく二つ。発売を2027年に移す決断をしたことと、開発そのものはすでに最終段階へ入っているということ。あと少しのところを詰め切るために時間を取った、という筋立てにゃ。ファンにとって残念な知らせであることは承知している、と前置きしたうえで、チーム全体が作品を最良の形にするために動いていると続けている。
公式サイトの開発状況のお知らせでは、2027年までの期間を使って、これまで以上に中身を見せていく方針も示された。その第一弾が、同じ日に出た新しいスクリーンショット4枚。物語の場面が1枚と、戦闘の最中を切り取ったものが3枚という内訳になっている。



そして次の一手として、プレイ映像の公開が近いことも予告された。時期までは示されていないので、そこは待ちの状態。
16世紀のイングランドを、2人がかりで攻略する

シリーズの新作にあたる本作の舞台は16世紀のイングランド。魔王イライアスが従える城が土地に影を落とし、住人が魔物に脅かされている――という状況から話が始まる。プレイヤーが操るのは、教会側の一団「Black Wolves」に属する若き戦士レオナルド・ブランドンと、王国側の騎士団「White Stags」の一員で、失敗に終わった最初の遠征から唯一生還したアレクサンダー・カイトラーの2人。
面白いのは、この2人を切り替えて使うのではなく「バディシステム」として同時に動かす作りになっていること。敵を倒す、罠を突破する、といった場面で2人ぶんの手が要る設計だね。加えて、攻撃や能力を組み立てていく「Epiphany Combat System」、クラフトと料理、防具の見た目を含めたカスタマイズといった要素が並ぶ。探索するマップはシリーズ最大規模で、時間帯の移り変わりが世界の見え方に絡んでくるとされている。
対応機種はPC(Steam / Epic Gamesストア)、PS5、Xbox Series X|S。言語まわりでは、日本語がUI・字幕だけでなく音声にも対応する予定として記載されている(英語とあわせて2言語だけがフルボイスの扱い)。日本語音声が付かない作品が多いなかでは、けっこうな厚遇。
この作品でクリエイティブディレクターを務めていたSHUTARO(飯田周太郎)氏は、2026年2月10日に52歳で亡くなっている。『悪魔城ドラキュラ』シリーズから五十嵐氏とともに20年以上ゲーム作りに関わってきた人で、ArtPlayが2月16日に公表した。その際、五十嵐氏は最終盤にある本作を彼の名に恥じない形で完成させると述べていた。
今回の延期について、その件が理由として語られたわけではない。ただ、「開発は最終段階」という言葉がこの半年の経緯の上に置かれていることは、頭の隅に入れておいていい。
公開されたのは静止画4枚。動いている場面が見られるのはその次、と本人が言っている。
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