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『We Were Here Tomorrow』10月発売決定 ― 南極の地下施設を2人で解く新作、クロスプレイ対応

投稿: 2026/08/27by tobariware5分で読めます
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天井から、床にあるはずの設備がぶら下がっている。壁の「NORČEK INDUSTRIES」の看板は左右が裏返し。gamescomのFuture Games Showで流れた新しい映像には、そんな上下の狂った部屋が出てくる。

2人協力専用の脱出パズル『We Were Here Tomorrow』が、2026年10月に発売される。開発・販売はオランダ・ロッテルダムのTotal Mayhem Games。対応はSteam(Windows)、PS5、Xbox Series X|Sの3機種で、機種をまたいだクロスプレイに対応する(Steamストアページ)。決まっているのは「10月」までで、日付はまだ伏せられたまま。

南極の氷の下、Norček Industries施設で目覚める

シリーズはこれまで、南極大陸に建つ古城「Castle Rock」を舞台にしてきた。Tomorrowも南極からは離れない。仲間の探検者を助けに出た遠征の途中で、2人は氷の下に閉じ込められる。目を覚ました先はノルチェク産業(Norček Industries)の施設で、そこへ至る記憶はほとんど残っていない。

待っていたのはキャスリーン・ボウという指導者。彼女の研究チームは大きな成果に手が届くところで、なぜか研究の半ばに姿を消していた。世界規模の危機が迫るなか、2人はそのチームの仕事を引き継ぐことになる。

変わったのは建物のほうだ。石造りの城の代わりに公式が掲げているのは「80年代風の未来」——ブラウン管のモニターが並ぶ研究室、ネオンで塗り分けられた通路、ガラス張りの温室。BGMはシンセウェーブで統一されている。

奥へ進むほど、ノルチェクが何を達成しようとしていたのか、なぜ自分たちが連れてこられたのか、先にいた研究チームはどうなったのか——という問いが積み上がっていく構成だという。

2人に別々の役割とハイテクツールが配られる

根っこの仕組みは据え置き。2人は施設内で同じ道を進めず、離れ離れになった状態でトランシーバーだけを頼りに情報を突き合わせる。片方にしか見えていないものを言葉にして渡せるかどうかが、そのまま答えになる作り。

今回あたらしいのは、2人にそれぞれ別の役割と別のハイテクツールが割り当てられる点。公式の説明は「プレイヤーは2人、役割は2つ」で、装備を噛み合わせないと片方だけでは越えられない障害が出てくる。しかもパズルの中には、時間・重力・空間の法則を無視してくるものがあるとされている。冒頭の反転した部屋は、そのわかりやすい一例だと思う。

協力モード専用で、1人で遊ぶ手段は用意されていない。2人ともマイクとインターネット接続が要る点も従来どおり。対応言語は日本語を含む18種類だけど、Steamの表記でフル音声に対応しているのは英語だけで、日本語はインターフェースと字幕にとどまる。キャスリーン・ボウの声を日本語で聞けるわけではない、というのは先に知っておいたほうがいいところ。

公式が明記しているとおり、シリーズ各作はそれぞれ独立したオンライン協力アドベンチャーになっている。物語はつながっているものの、順を追ってプレイしなくても成立する。Tomorrowから入って困ることはない。

とはいえ相方と手を合わせておきたい人もいるはずなので、Steamでの現状を並べておくにゃ(レビュー件数は8月27日時点)。

作品Steam配信ユーザーレビュー
We Were Here2017年2月非常に好評(約3万3000件)
We Were Here Too2018年2月やや好評(約1万1000件)
We Were Here Together2019年10月非常に好評(約1万7000件)
We Were Here Forever2022年5月非常に好評(約1万8000件)
We Were Here Expeditions: The FriendShip2023年9月非常に好評(約2万4000件)

1作目の『We Were Here』は今もSteamで無料。息が合うかどうかを試すだけなら、ここが一番安上がりだね。3作目の『We Were Here Together』は8月中旬にEpic Gamesストアで無料配布されていたので、そのとき受け取ったまま積んでいる人もいそう。

📄 絵本ミステリーと南極の城が0円、Epicで『Beacon Pines』『We Were Here Together』無料配布

Steamの体験版は4月から配信されていたものの、開発チームが製品版に専念するため8月3日で公開を終えている。今から落とそうとしても、もう手元には来ない。

実機に触る機会そのものは残っている。開催中のgamescomではホール10.2のブース42に出展していて、会期は8月30日まで。さらに9月には東京ゲームショウにも持ち込むと公式が告知している。TGS2026は9月17日から21日まで、幕張メッセで開催される。

日本語音声は付かず、発売日も「10月」の一語のまま。それでも、南極の氷の下に埋まった80年代の未来を2人がかりで掘り返す、という骨組みだけは、もう隠されていない。

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