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集英社ゲームズ『クロノスクリプト』体験版がSteamで配信開始。クリア後にボス挑戦モードも解放

投稿: 2026/08/22by tobariware6分で読めます
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時は2026年。長期連載を終えた編集者のもとへ、妙な編集依頼が届く。依頼人が待つ山奥の洋館まで出向いた編集者は、一匹の蚊に血を吸われた途端に意識を失い、目を覚ましたときには原稿用紙の中にいた——その導入部分をまるごと遊べる無料体験版が、8月20日にSteamで配信開始された。集英社ゲームズが手がける探索型アクションアドベンチャー『Chronoscript: The Endless End』(クロノスクリプト: エンドレスエンド)だよ(集英社ゲームズ)。

開発を担当するのはデスクワークス。少年が手作りしたRPGをそのまま遊ぶという発想の『RPGタイム!〜ライトの伝説〜』を作った大阪のチームで、こちらも手描きの物量で殴りにくるタイプの作品だった。今回はその執念が探索型2Dアクションに向いている。

体験版で遊べるのは吸血鬼と出会うまで

体験版に入っているのは、編集者フレドリック・G・ミュラーが原稿用紙の中に囚われたゲーム冒頭から、その原稿を千年書き続けている執筆家——吸血鬼ヴィオラ・S・チェンバースと顔を合わせるところまで。プロローグの一部という位置づけで、製品版へのセーブデータ引き継ぎは無い。

面白いのは舞台の作りで、ペン画で描き込まれた2Dの原稿世界と、3Dで存在している洋館の内部が重なり合っている。原稿用紙は洋館の床に何千枚と散らばっていて、プレイヤーはその紙の上を歩く。紙の端がめくれていたり、ページ番号が隅に振られていたりと、「いま自分は誰かの書いた紙の中にいる」という感触が画面のあちこちに残してある。

道中には手ごわいボスも配置されている。敵は「なれの果て」と呼ばれる存在で、現世に禍根を残したまま世を去り、原稿の中で蘇ったものたち。倒すと、そいつがなぜそうなってしまったのかの物語が少しずつ開いていく仕掛けになっている。アクションの土台は伝統的な2Dプラットフォーマーで、進めるとインクの中を移動するアクションなども増えていくとのこと。

体験版の本編を最後まで進めると、追加で「Extra: Boss Challenge Battle」が遊べるようになる。強大なボスとの戦闘だけを切り出したモードで、こちらではプレイヤー側のスキルも解放された状態になり、本編より歯ごたえのあるバトルに挑めるという内容。

つまりこの体験版、序盤の雰囲気を眺めて終わりではなく、「このゲームの戦闘、最終的にどのくらいの密度になるの?」という部分まで先に触らせてくる構成になっている。開発陣は以前から本作の難度について、全員がクリアできないリスクを承知のうえで届けたい体験がある、という趣旨の説明をしてきた。その手触りを確かめる場所が、クリア後に用意されているわけだね。

難易度は固定、マウス操作は製品版から

今回配信されたのは開発中のビルドで、いくつかの機能は製品版までの搭載予定とされている。触る前に知っておくと、そういうものだと思って受け止められる部分だと思う。

  • 難易度選択: 今回は開発チーム推奨の難易度に固定されている
  • キーボード/マウス: キーボードは動作するが調整中。マウスでのメニュー操作は今後対応予定
  • 最適化: 途中段階のため、環境によっては動作が重くなる場合がある
  • オプション: グラフィック設定などの項目を今後追加予定
  • コントローラー振動: 製品版までに対応予定

動作環境はSteamのストアページに掲載されている通り。最低環境の時点でOSがWindows 11 64-bitと書かれているところは、念のため確認しておきたいポイント。

項目最低推奨
OSWindows 11 64-bitWindows 11 64-bit
CPUCore i5-7400 / Ryzen 5 1600Core i5-10400 / Ryzen 5 3600
メモリー8GB16GB
グラフィックGeForce GTX 1060 (6GB) / Radeon RX 580 (8GB)GeForce GTX 1660 SUPER (6GB) / Radeon RX 5600 XT (6GB)
ストレージ16GB16GB

言語まわりも項目ごとに分かれている。対応言語は日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ドイツ語の9言語だけど、Steamのストアページではフル音声に対応しているのは英語のみと表記されている。日本語で遊ぶ場合はインターフェースと字幕が日本語になる形。

製品版に向けた布陣も発表済みで、3Dキャラクターデザインに『ベヨネッタ』『大神』の島崎麻里、音楽に『クロノ・トリガー』『ゼノギアス』『ゼノブレイド』シリーズの光田康典が参加している。今回の体験版は、その二人が関わった作品の最初の数十分を無料で開けておく、という格好になる。

製品版の対応機種はPlayStation 5とSteamで、発売は2026年秋の予定。プレイ人数は1人。価格とレーティングは、この時点でまだどちらも未定のままになっている。

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