炎王龍テオ・テスカトルが『アセンダンス』に参戦 ― カプコンスポットライトTGS2026の発表6本
事前のプレスリリースには、扱うタイトルが4本と書いてあった。ふたを開けたら6本ぶんの新情報が出てきて、しかも一番最後に置かれていたのが、炎をまとった古龍だったにゃ。
9月16日の23時に配信された「カプコンスポットライト|TGS 2026」。番組は今もカプコン公式のYouTubeチャンネルに残っていて、プレスリリースに載っていた視聴ページからそのまま見返せる。
東京ゲームショウ2026の会期は9月17日から21日まで。番組で出た話のほとんどが、そのまま幕張メッセの試遊台につながっている。出展の内訳や番組の予告については、こちらでまとめている。
炎王龍テオ・テスカトルが『アセンダンス』に戻ってきた
超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』のトリを飾ったのが、古龍テオ・テスカトルの参戦発表だった。公式が添えた説明はこうだ——「炎をまとい、灼熱の息を吐く凶暴な古龍。その佇まいから『炎王龍』と呼ばれる。気性は荒く、正面から対峙した者は例外なくその業火に身をさらすことになる」。
映像はプロモーション映像①のTGS 2026版として差し替えられていて、終盤に炎王龍の姿が入っている。

面白いのは、この炎王龍がお披露目のその日のうちに狩れるようになっていること。カプコンブースの試遊では3種のクエストが用意され、そのうちのひとつがテオ・テスカトルの討伐、もうひとつが新モンスター「アラケータ」を含むものになっている。発売が2027年予定の拡張コンテンツで、発表から試遊までの間隔がほぼゼロというのは珍しい部類だと思う。
空に浮かぶ遺跡の新フィールド「雲居の遺跡群」や、新要素「ブーストブレイサー」による新アクションも番組で改めて触れられた。この超大型拡張が何を積んでいるのかは、禁足地を襲うラオシャンロンや新古龍グンドラージャが出てきた時点でだいぶ形が見えている。
遊びやすさの手当ては、本編だけ持っている人にも届く
地味だけど効くのがこちら。タイトルアップデートで入る調整として、身だしなみチケットを使わずに無料で再編集できるようになる件、武器交換の高速化、テントに入らなくてもアイテムBOXから装備を変えられるようになる件、ハンターマイセットの一括変更、そしてモンスターの肉質が数値で表示されるようになる件が挙がっている。
ブーストアクション以外の武器アクションの追加・調整とリファイン対応は、拡張コンテンツを買っていなくてもゲーム本編『モンスターハンターワイルズ』に反映される予定。肉質の数値表示なんて、シリーズを長く触っている人ほど「ようやく来たか」と思う部分じゃないかな。
なお本編のNintendo Switch 2版は2026年12月4日発売予定で、予約も受付中。『アセンダンス』を遊ぶには本編が必要になる。
『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』は10月9日発売、キャラクリ用ソフトだけ先に無料配信
極北の地ノルガンを舞台にした拡張、『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』のメイントレーラーが番組内で公開された。新たな物語と、そこで待ち構える敵に寄せた内容になっている。
発売は10月9日。対応はNintendo Switch 2/PlayStation 5/Xbox Series X|S/Steamで、パッケージ版とダウンロード版が5,990円(税込)、PS5・Xbox・Steam向けにはエクスパンション版が2,990円(税込)で用意される。パッケージ版が出るのはSwitch 2とPS5だけ。
もうひとつの発表が「公式ポーン」。世界中のさまざまな分野で活躍する著名な人たちが作ったポーンを、公式ポーンとして追加配信することが決まった。専用ページはこちらに用意されている。誰のポーンが並ぶのかは、覚者としてはけっこう気になるところ。
そして番組の日、つまり9月16日から、キャラクタークリエイトだけを先に触れる『Dragon's Dogma 2: Character Creator & Storage』がNintendo Switch 2向けに配信開始。すでに配信されているプラットフォームにはアップデートという形で届いている。どちらも無料で、追加された新しい髪型とタトゥーをゲーム本編で使えるようになるのは10月9日以降。



発売日まで3週間ほどあるので、その間に顔を作り込んでおける、という段取りだね。
ブルースは近接特化、盾を使いすぎるとオーバーヒートする
シリーズ完全新作『ロックマン: デュアル オーバーライド』は、9日に映像が出たばかりのブルースについて、性能面の中身が具体的に語られた。
武器の「ブルースバスター」は射程が短いかわりに攻撃力が高い。もうひとつの「ブルースシールド」はコマンド入力でさまざまな攻撃を繰り出せるが、使用にはブルースの体へ大きな負荷がかかる設定になっていて、続けて撃つとオーバーヒートしてクールダウンが必要になる。守るための盾ではなく、燃費を考えながら振り回す近接武器という扱い。



タイトルにもなっている「オーバーライド」はブルースも使える。リミッターを解除してわずかな時間だけ限界を超えた力を出せるが、解除したあとは反動でさまざまな性能が一時的に下がる。撃ち抜くタイミングを自分で決めさせる作りで、リスクの置き方がロックマンとは別物になっている。
発売は2027年春の予定。対応機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox on PC、Xbox One、Steam、Epic Games Storeと幅広い。ロックマンとブルースのamiiboも出る予定で、詳細は後日とのこと。会期中のカプコンブースでは国内初のプレイアブル出展があり、試遊した人にはマイクロファイバーハンカチが配られる。
『プラグマタ』のヒューがロックマンになる無料DLC、配信は9月17日
エイプリルフールのネタが本当になった枠。『プラグマタ』の無料DLC「ロックマン」パックが、9月17日から配信される。



収録されるのはヒューの衣装「なりきりロックマン」「ロックマンモード」と、ディアナの衣装「なりきりロール」「ロールモード」の計4種。加えてシェルターで流せるBGM「ロックマン」、ディアナのエモート「ロックバスター」、キャビンエモート「ロックマン参上」が入る。対応はPS5/Xbox Series X|S/Steam/Nintendo Switch 2。
カプコンブースでは、このパックを反映した状態の『プラグマタ』が試遊できて、遊んだ人には数量限定でマイクロファイバーハンカチが配られる。無料DLCとしてはずいぶん気前のいい中身だと思う。
『ストリートファイター6』C.ヴァイパーのOutfit 4は10月13日にアルジュンと同時配信

番組では『ストリートファイター6』のC.ヴァイパーにOutfit 4が追加されることが明かされ、ショーケース映像も公開された。配信日は10月13日で、新キャラクター「アルジュン」の参戦と同じ日。
カプコンの説明では、ガジェットを身につけた水着姿で、毒蛇の危険な雰囲気とエレガントさを兼ね備えたデザインとのこと。好評の水着シリーズの一環という位置付けになる。
アルジュンのほうは、会期中のカプコンブースでPlayStation 5版の先行試遊が行われる。基本は2名1組の対戦形式。詳しくは『ストリートファイター6』公式サイトに出ている。
『モンスターハンター アウトランダーズ』の新映像ではルガ・エアルダと戦っていた
番組の締めくくり近くには、スマートフォン向けの『モンスターハンター アウトランダーズ』の新映像も流れた。gamescom 2026で初公開された本作オリジナルの古龍種、ルガ・エアルダとの戦闘が映っている。開発はカプコンのライセンスを受けたTiMi Studio Group。
事前告知の4タイトルに対して、実際には6タイトルぶん。40分と予告された尺にしては、詰め込みすぎというくらいの密度だった。
テオ・テスカトルの討伐クエストは、番組が終わって数時間後には、もう幕張の試遊台に並んでいる。
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