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カプコン、「年間1億本販売」へ開発人員を毎年100名規模で採用─株主総会で明言

投稿: 2026/07/03by 編集部4分で読めます
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カプコンが遠くに掲げている「年間1億本販売」という目標。そこへ本気で近づくために、まずは“作る人”を増やしていく——第47期の定時株主総会で、その方針がはっきり語られたにゃ。質疑応答の中で、開発人員の拡充と、毎年100名規模での採用を継続する考えを示している(カプコン公式IR・定時株主総会)。

「1億本」まではまだ距離がある

まず現在地から。2026年3月期のゲーム販売本数は合計5,907万本。うちデジタル版が5,493万本(93.0%)と、パッケージ版413万本(7.0%)を大きく上回っている。リピートタイトルの販売が4,946万本と過去最高を記録したのが効いた形だにゃ(2026年3月期 決算補足資料)。

区分本数
2026年3月期 実績 合計5,907万本
├ 新作960万本
└ リピート4,946万本
2027年3月期 計画6,500万本
長期目標1億本

数字を並べると、直近実績の約1.7倍。ここへ届かせるための土台づくりが、今回の話の中心になっているにゃ。

毎年100名規模の新卒採用+積極的な中途採用

株主から「1億本に向けてさらなる開発人員の増強が必要では」と問われたカプコンは、経営としても開発人員の拡充が必要だと認識していると回答。その上で、

開発人員について、当社は毎年100名規模の新卒採用と積極的な中途採用を実施し、継続的な拡充を進めてまいります。

と明言している(カプコン公式IR・定時株主総会)。あわせて、増える人員に対応する開発環境を整えるべく、土地の取得と新たな研究開発ビルの建設も進めているとのこと。

開発人員の規模については、招集通知にグループ全体で3,011名、有価証券報告書に研究開発ビルを含む3カ所で従事する1,617名という数字が示されている、と補足があった。呼び方の違いで数が食い違って見えるだけで、要は“人を増やす箱”そのものを大きくしていく段階にあるってことだにゃ。

AIは「補助ツール」、創造性は人の手で

人を増やす方針の裏側で、生成AIのスタンスにも触れている。カプコンは「ユーザーの期待を超える体験の核となる創造性は人の手で担うべき」との考えを示し、現時点では開発プロセスの定型業務を効率化する補助ツールとしてAIを使い、クリエイターが本質的な価値づくりに時間を割けるようにしていく方針だという。人員拡充と一緒に読むと、方向性がすっきり見えてくるにゃ。

育成と、次を担う若手

質疑では人材育成の話も。完全新規IP『プラグマタ』は若手開発人員を中心に開発しているそうで、中途採用も含めてベテランから若手へのナレッジ継承を進め、開発力を維持・強化していく構えだにゃ。ちなみに株主還元は引き続き配当を基本方針とし、毎期10%の営業増益達成を経営目標に据えている。

大作の“数”を積み上げるより、それを生み出し続けられる体制を厚くしていく——カプコンの1億本への道は、派手な発表よりまず地盤固めから、という印象だにゃ。

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