Xbox、ディスクからデジタル版の権利を得られる新機能をInsider向けに提供開始 ― 数千タイトルが対象
棚に並んだディスクを1枚取って、本体に入れて、ゲームを一度起動する。やることはそれだけ。それで、そのソフトのデジタル版を遊ぶ権利がアカウントに付く——Xboxがそんな機能のテストを9月1日に始めた。まずはXbox Insiderプログラムの参加者から。
発表は8月26日、次世代担当バイスプレジデントのJason RonaldによるXbox Wireの投稿だった。買ったゲームが何年先も手元に残っていると信じられる未来への一歩、という言い方で、ゲーム保存への取り組みの一環だと位置づけている。
ディスクを入れて起動すれば、デジタル版の利点が付いてくる
対象はXbox OneとXbox Series Xのディスク版ソフト。対応するディスクをXbox OneまたはXbox Series Xの本体に挿してゲームを起動すると、サインイン中のアカウントにデジタル版の権利が付与される。開始時点で数千タイトルが対応し、今後も追加していくとしている。ただし発売済みのソフトが最初から全部そろうわけではない。
権利を取ったあと何が変わるかというと、対応タイトルならXbox Play Anywhere(PCやXbox Allyのような携帯機でも遊べる)とXbox Cloud Gamingが使えるようになる。ディスク側は今まで通り動く。取得のためにディスクを書き換えたり無効化したりする処理は入らない。権利が乗るのはアカウントのほうなので、ドライブを積んでいないXbox Series Sでも、取得さえ済ませてしまえば遊べる格好になるにゃ。
権利はディスクに紐づく ― 手放せば引き上げられることがある
とはいえ「一度取ったら永久に自分のもの」という話ではない。公式のFAQでは、対象のディスクを今も持っていることの確認を求める場合があること、そしてディスクを紛失・売却・譲渡した場合には、それに紐づくデジタルライセンスへのアクセスが制限されたり取り消されたりする可能性があることが明記されている。中古で売れば、デジタルの権利も一緒に手を離れる建て付けだね。
ディスクが複数枚に分かれているソフトは、1枚目で権利を取得する形。対応するかどうかはライセンスや販売上の制約、製造時の違い、技術的な事情などで変わるとされていて、持っているのに対象外というケースも起こりうる。
一般の本体へいつ降りてくるかは示されていない。そして今回対象になったのはXbox OneとXbox Series Xのディスクで、Xbox 360やそれ以前の世代の扱いには、発表の中で一言も触れられていない。
関連記事
Xboxがまた値上げ、正体はAIによる「メモリ争奪戦」 8月1日から最大150ドル高に
マイクロソフトが8月1日からXbox本体を全世界で値上げ。理由はストレージとメモリが2.5倍に高騰したこと。その裏にはAIデータセンターによる半導体の奪い合いがあるにゃ。
元PlayStation幹部レイデン氏、Game Passでは「開発者が利益を出せない」と指摘
元SIE米国CEOのショーン・レイデン氏が、Game Passのようなサブスクでは開発者が損益分岐点の先にある取り分まで届かないと語ったにゃ。発売日からの配信を選んだMicrosoftとの違いや、値下げに転じたGame Passの今と合わせて整理するよ。
Xboxが268人削減、次の『Halo』開発はActivisionへ RareとWorld's Edgeも傘下に
Xboxが公開した社内向けメモで、268の職の削減と大がかりな組織の組み替えが明らかになったにゃ。次の『Halo』はActivisionの新チームが担当し、Ninja Theoryは閉鎖に向けた協議へ入る。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。