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物流シム『Transport Fever 3』9月29日発売決定 ― ヘリ初参戦、4つの気候帯で世界が変わる

投稿: 2026/08/27by tobariware5分で読めます
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鉄道も、船も、飛行機も。産業革命のころから現代まで、100年ぶんの物流網をまるごと一人で敷いていく――そんな輸送経営シミュレーションの新作『Transport Fever 3』が、9月30日に発売されることになった。開発はスイスのUrban Games、販売を手がけるのはParadox Interactive。対応はPC(Steam / Epic Games Store / GOG)に加えてPlayStation 5、Xbox Series X|Sで、gamescom 2026に合わせて発売日告知トレーラーが公開され、予約の受付も始まっている。

前作『Transport Fever 2』が2019年だったので、本編としてはおよそ6年ぶり。しかも今回は土台から作り直したという触れ込みで、マップの生成方式から経済の仕組みまで、シリーズの中身がひと回り大きくなっている。

ノードベース生成でつながる4気候帯

一番の変化は、遊び場そのものの作りだね。マップ生成はノードベースの新方式に置き換わり、温帯・砂漠・熱帯、そして新たに加わった亜寒帯という4つの気候帯を、境目のない地続きの世界としてつなげられるようになった。乾いた砂漠を抜けたら雪の残る寒冷地に入る、といった地形の移り変わりが、一枚のマップの中で連続して起きる。

シリーズで初めて昼夜のサイクルも入り、時間帯に合わせて照明が動的に変化する。地形をいじる操作も単なる整地では終わらなくて、山を削ったり土地を作り変えたりすると、その土地に暮らす住民の満足度に跳ね返ってくる。渋滞・騒音・排気といった要素が街の成長そのものに影響する作りで、線路をどこに引くかが景観や住み心地の話にまで及ぶ、というわけ。

収録される乗り物は250種類を超え、蒸気機関車の時代から現代までのおよそ100年をカバーする。目を引くのは、シリーズで初めて登場するヘリコプター。これまで鉄道・道路・水運・空路の4系統で回してきた物流に、垂直に飛べる手段が一つ増えた形になる。ロンドンバスのような実在の名物車両も並んでいて、乗り物図鑑としての厚みはかなりのものになりそう。

車両は使い続けるほど傷んでいくメンテナンス要素も入っている。走らせっぱなしにはできず、いつ更新して、いつ退役させるか――路線の運用に整備の視点が加わったのは、経営シムとしては地味に効いてくるところだと思う。

物流の中身も作り直された。倉庫や専用の施設を挟むことで、原料が製品になって消費地へ届くまでの流れを、生産から配送まで一本の鎖として細かく管理できるようになっている。道路は自由な形で敷けるようになり、地下を通るトラムのような新しい敷設方法も加わった。街が育つほど需要が複雑に絡み合っていくので、どこに何を運ぶかを組み立てる歯ごたえは前作以上になっていそうだね。

砂を運ぶのか、木材を運ぶのか、それとも人を運ぶのか。路線一本ごとの判断が積み重なって街の形が決まっていく手触りは、このシリーズがずっと大事にしてきたところ。そこをより深く突き詰めた一本になっている。

予約特典は3アセット、TF2所有者に10%割引

エディションは3種類。予約特典として、全エディション共通で蒸気タービン船「TS Queen Mary」、ランドマークのギザの大ピラミッド、そしてアジアゾウがゲーム内アセットとして付いてくる。

エディション価格主な内容
スタンダードPC ¥6,990本編+予約特典3種
デラックスPC ¥8,990本編+追加コンテンツ+予約特典
コレクターズ(PC限定)119.99ドルデラックス相当+実物のフィギュア/200ページの設定資料集/カードゲームなどの物理特典

家庭用機版はスタンダード・デラックスとも一段高い価格設定になっている。さらに『Transport Fever 2』を持っている人には、同じプラットフォームでスタンダードかデラックスを買うと10%の継続割引が適用される。この割引は発売から14日間だけ有効なので、乗り換え組は最初の2週間が狙い目、ということになる。

日本語まわりも見ておくと、対応はインターフェースと字幕まで。音声は英語・ドイツ語・スペイン語のみで、日本語のフルボイスは入らない。とはいえ経営シムなので、遊ぶうえで文字が読めれば困る場面は少なそうだね。

もう一つ触れておきたいのが、開発規模。今作にはシリーズで最も大きい、2500万ドルを超える予算が投じられたとされている。マップ生成の刷新、昼夜サイクル、家庭用機を含むマルチプラットフォーム展開、そして大手Paradox Interactiveによる販売――そのどれもが、これまでよりひと回り大きな体制で作られたことをうかがわせる。

産業革命から現代までの物流を、たった一枚のマップに詰め込む。そんな酔狂なシリーズが、過去最大の規模で9月30日に帰ってくる。どんな路線図を引かせてくれるのか、答え合わせはその日から始まるにゃ。

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