『Codename CURE II』配信開始――基本無料の5人協力ゾンビFPS、初週に3度のパッチと年内ロードマップ
「ついにこの日が来た」——開発元がそう書き出したアナウンスとともに、協力型ゾンビFPS『Codename CURE II』が7月24日にSteamで配信を開始したにゃ。基本プレイ無料、対応は64bit版のWindowsのみ。プレイヤーはCURE本部から送り出される特殊部隊「Operator」になって、感染者に飲み込まれたアメリカを掃除しにいく。
以前、配信予定の段階でこの作品を取り上げているので、前作からの経緯や成り立ちはそちらを見てほしい。
公式のリリース告知によれば、ローンチ時点で用意されているのはプロシージャル生成される3つのリージョン。中西部の住宅街、下水道のトンネル、鬱蒼とした森、地下の軍事基地といった環境がタイルセットで組み上がるので、同じ地形は二度と出てこないという触れ込みだ。ミッションの目標も毎回組み替わる。
操作するクラスはポイントマン、サポート、アサルト、テクニシャン、スナイパーの5種で、最大5人のオンライン協力プレイに対応。オフラインならボットが埋めてくれる。おもしろいのは、装備のカスタマイズがそのボットにも及ぶところにゃ。制服もヘルメットも手袋も、こちらが着せたものをAIの仲間がそのまま身につけて出撃してくれるので、分隊まるごと自分の趣味で固められる。
敵は4タイプ。通常の感染者と斃れた兵士が数で押してくるほか、距離を一気に詰めてくる「Zog」と呼ばれるゾンビ犬、そして感染を撒いている張本人とされるボス格の「Disciple」がいる。四肢の切断や部位ごとのダメージ、火を点ければ服と肉が焼け落ちていく反応型のゴア表現も売りのひとつだ。


日本語は表示も字幕も入っていない
無料で落とせるとはいえ、ここは先に伝えておきたいにゃ。ストアページの言語表の日本語の行には「サポートされていません」とだけ書かれている。インターフェース・音声・字幕のいずれも未対応という意味だ。
フルオーディオまで揃っているのは英語だけで、フランス語やスペイン語、簡体字・繁体字中国語、ロシア語など残り12言語はインターフェースの対応にとどまる。字幕の欄はどの言語もチェックが付いていない。将軍の演説めいたブリーフィングを味わいたいなら英語が要るけれど、やることは「目標地点まで行って、湧いてくるものを撃つ」に集約されているので、言葉が分からなくても手は止まらない部類ではある。
有料の追加コンテンツとして、ローンチと同時に「Combat Specialist Pack」(1,200円)が出ている。中身はSPAR12-SA/SPAR12-PAのショットガン2種とPatriotのサイドアーム、ACOGとHOLOのサイト、それに重装備寄りのコスメティック一式。開発元は「発売を祝って数週間のあいだ20%オフ」と告知しており、8月2日時点でも960円の割引価格が続いている。ほかにサウンドトラック(472円)も並ぶ。
「これはまだ最終形じゃない、まったく」



配信からの1週間強で、ビルドは1.0.0.1から1.0.0.3まで3回更新されている。デフォルト難易度をCasualに下げてチュートリアルからの移行を緩めたり、森バイオームのシードでマップが自分自身に重なって行き止まりが生まれる不具合を潰したり、タレットの威力と連射を上げたり。脱出セクションの終盤では、カウントダウンの固定時間ではなく脱出の進捗に応じて敵の波が始まるよう作り替えられ、脱出ゾーンに「立っている全員」が入ればタイマーが20秒に短縮されるようになった。倒れた仲間が外に取り残されているせいで延々と粘らされる、という事故への手当てにゃ。
そして開発元は、寄せられた「コンテンツをもっと」という声に応える形で年内の短期ロードマップを公開した。各クラス向けの武器追加とサイドアーム、マップ1〜2個を伴う新ゲームモード、Bomb Extraction用の新リージョン、銃ごとの武器スキン、ピング/クイックチャット、制服や頭部装備のカスタマイズ拡張、細かな使い勝手の改善。数か月のうちに順次出していく予定で、一部はDLCになるものの大半は無料で本編に入るとしている。
Steamのユーザーレビューは8月2日時点で813件中634件が好評、「やや好評」の評価。作りの安定ぶりは褒められる一方、量への不満が数字にも出ている格好にゃ。裏を返せば、開発元が言う「これは初日にすぎない」がどこまで本当かは、これから数か月の更新で答え合わせされることになる。
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