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軽い色は浮き、重い色は沈む 『Colorbound』10月13日発売へ チリ発のパズルプラットフォーマー

投稿: 2026/09/12by tobariware4分で読めます
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足場にしたい箱が、塗った色ひとつでふわりと浮き上がる。逆に重たい色をのせれば、そのまま下へ落ちていく。色を「見た目」ではなく「性質」として扱うパズルプラットフォーマー『Colorbound』の発売日が、10月13日に決まった。開発はチリの Panpipe Studio、販売は Whitethorn Games が担当する。

対応するのはPC(Steam、Epic Games Store、Humble)と、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、Nintendo Switch 2。パブリッシャーの作品ページにもこの並びが載っている。価格はまだ出ていない。

主人公のアンクは、色を「集める」ことができる。手に入れた色はパレットに溜まっていき、それを世界のあちこちに塗ることで、物の振る舞いそのものを書き換えていく仕組みだね。

肝になるのが、色ごとに重さが違うという設定。軽い色を塗られた物体は浮かび上がり、重い色を塗られた物体は沈む。届かない高さの足場は軽い色で持ち上げ、邪魔な位置にある物は重い色で落とす——つまり、ジャンプの腕前ではなく「どの色をどこに置くか」で道を作っていくタイプのパズルになる。ステージは森から忘れられた街まで移り変わり、進むほどパレットに色が増えて、解き方の選択肢も広がっていく。

アクションの比重は軽めで、手足を動かす難しさよりも、盤面を眺めて順番を組み立てる時間のほうが長いつくり。隠された道を見つける遊びも織り込まれていて、正解のルートが1本だけ引かれているわけではないみたいだね。

アンクが色の力を使う理由は、ずいぶん個人的なところにある。亡くなった祖父が組んでいたバンドのメンバーは今ばらばらになっていて、彼らをもう一度集め、最後の追悼演奏を実現させる——それがこの旅の目的だ。散り散りになった音楽家たちを訪ね、失われた情熱に火をつけ直していく。

下敷きになっているのは、アンデス地方のアイマラ文化。音楽も美術もそこから引かれていて、南米の伝統的な旋律と、パステル調の柔らかい絵が組み合わさっている。開発元の Panpipe Studio はチリのビニャデルマルに拠点を置くスタジオで、公式サイトでは『Colorbound』を「色が世界を変えるパズルアドベンチャー」と紹介している。愛や喪失、そして表現することの力といったテーマを、色を塗る手触りごと伝えようとしている作品だと思う。

スタジオ名の「パンパイプ」はアンデスの笛の名前で、作曲家が立ち上げた開発元という出自がそのまま看板になっている。音楽が物語の軸に置かれているのも、そう考えると自然な流れにゃ。

体験版は2ゾーン24ステージ、隠しリャマ探しつき

製品版を待たずに触れる手段もある。Steamでは体験版が配信中で、こちらは2つのゾーンに合計24ステージを収録。おまけのボーナスステージや、隠れたリャマ探しまで入っている。マウス&キーボードとコントローラーの両方に対応していて、色覚サポート(カラーブラインドモード)も用意されている。

この「色が見分けづらい人への配慮」は、色そのものが解法になるゲームでは死活問題になるところ。製品版のSteamページでも、対応機能の欄にカラーオルタナティブやキーボードのみでの操作、時間制限のある入力なしでのプレイといった項目が並んでいて、遊びやすさの部分にはかなり手が入っているようだ。

言語面では、体験版が英語とスペイン語(ラテンアメリカ)だけだったのに対し、製品版のストアページには日本語が対応言語として並んでいる(表示・字幕)。11言語ぶんのローカライズが用意される形だね。

パズルの解き方が「上手く飛ぶ」ではなく「何色を塗るか」に寄っている分、じっくり考える手触りになりそう。残り時間はもう1か月を切っている。

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