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『ロマサガ3』フルリメイクが2027年2月16日発売 ― 難易度は3段階、戦闘にタイムラインと連携技

投稿: 2026/09/10by tobariware8分で読めます
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難易度の選択肢に「カジュアル」「ノーマル」と並んで「オリジナル」がある。説明書きは「原作準拠の歯ごたえのあるバトルを楽しみたい方向け」。1995年の『ロマンシング サ・ガ3』が31年のあいだどう語られてきたのか、この一語がだいたい物語っているにゃ。

スクウェア・エニックスは、そのフルリメイクにあたる『ロマンシング サガ3 デスティニーユナイテッド』を2027年2月16日に発売すると発表した。対応機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Xbox on PC、そしてSteam。開発にはスクウェア・エニックスとともに xeen が名を連ねている(公式サイト)。

タイムライン制に「閃き」「陣形」、新たに連携技

戦闘まわりの変更がいちばん大きい。バトル中に新しい技を突然おぼえる「閃き」と、隊列の組み方で効果が変わる「陣形」は原作から据え置きだけど、そこにキャラクターが順番に行動するタイムラインバトルが乗る。誰がいつ動くのかが画面上で見える形になったので、閃きを狙う番と、敵の大技が飛んでくる番を天秤にかけながら手を決める作りになりそうだね。

さらに新要素として、仲間と協力して攻撃を繰り出す「連携技」が加わる。技をつなげて火力を伸ばす方向の仕組みで、発表トレーラーでもその場面が確認できる。

難易度は前述の3つ。カジュアルは物語を中心に楽しみたい人向け、ノーマルはRPGに慣れている人向け、そしてオリジナルが原作準拠。フリーシナリオの遊びは「どこまで無茶ができるか」を試す部分と切り離せないので、いちばん硬いところをあえて残したのは筋が通っている。

そのフリーシナリオも健在。どの物語から始めるのか、四魔貴族にどの順番で挑むのかはプレイヤー次第で、選択によって冒険の形そのものが変わる。街もダンジョンも3Dで組み直され、原作のドット絵で描かれていた場所を歩き回れるようになった。

300年に一度おとずれる災厄「死食」は、その年に生まれた命を残らず奪っていく。ただひとり、“宿命の子”をのぞいて——というのが物語の前提。先の死食から十数年後、ロアーヌ侯国で反乱が起きる。侯国の姫モニカと居合わせた者たちがこれを収めるものの、そこで魔王の配下「四魔貴族」がアビスゲートを開こうとしていることが発覚する。

主人公は8人で、その中から1人を選んで冒険を始める形。仲間として合流するキャラクターは20人を超える。

主人公立場
ユリアン熱い正義感を持つシノンの村の若者榎木淳弥
エレンシノンの村の勝気な女性。サラの姉長谷川育美
サラシノンの村の引っ込み思案な少女本渡楓
トーマス名家ベント家の血を引く青年江口拓也
ハリードトルネードの名で知られる傭兵小西克幸
ミカエルロアーヌ侯国を治める若き領主日野聡
モニカロアーヌ侯国の姫君鬼頭明里
カタリナロアーヌ侯家に仕える貴族の女性瀬戸麻沙美

キャラクターデザインは、オリジナル版の小林智美氏によるイラストとドット絵の魅力を引き継ぎつつ、あんべよしろう氏が描き直している。原作の絵柄を知っている人ほど、線の残り方の加減が気になるところだと思う。

音楽は原作を手掛けた伊藤賢治氏がアレンジを指揮する。公開されたコメントでは「曲数も前作から約2倍という大ボリューム」と語られていて、曲ごとにアレンジャーや奏者を新しく迎える体制になったとのこと。オプションからアレンジ版BGMとオリジナル版BGMを切り替えられるので、耳が原曲に固定されている人でも逃げ道はある。

イベントシーンは本作のために新規収録されたフルボイスで描かれる。Steamの対応言語表を見ると、フル音声に対応しているのは日本語と英語の2言語で、インターフェースと字幕はフランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語を含む8言語。日本語で遊ぶぶんには音声も字幕も揃う形になる。

PC版の必要環境も公開済み。OSはWindows 11の64bit、ストレージは30GBで、推奨環境はGeForce GTX 1660クラスと8GBメモリで1920×1080の60fpsという水準。最低環境はGTX 1630クラスの30fps動作となっていて、要求はかなり控えめな部類だね。

通常版7,480円から3種、72時間先行プレイ付き

売り方は3段構え。通常版が7,480円、デジタルデラックス版が10,780円、通常版を買ったあとで差分を埋めるデジタルデラックスアップグレードが3,740円。

デジタルデラックス版の中身は、8人の主人公のオリジナル版風着せ替え衣装パック、キャラクターの缶バッジ風アクセサリー、『サガ』シリーズのバトル曲10曲、追加陣形3種、トレード用アイテムとマスコンバット用アイテムのパック。そして72時間のアーリーアクセス権が付く。開始は2027年2月13日の午前0時が予定されていて、発売日より3日ぶん早く本編に入れる(PlayStation Store)。

物としてほしい向きには、e-STORE限定のコレクターズエディションが25,500円で用意された。ソフト本体とデジタルデラックスアップグレードのコード、四魔貴族のひとりビューネイのフィギュア、アレンジ楽曲を収めた3枚組サウンドトラック、そして攻略本『ロマンシング サ・ガ3 基礎知識編』の復刻版がまとまっている。攻略本の復刻というのは、なかなか思い切った品揃えだと思う。

予約特典もある。2027年2月15日23:59までに購入すると、ゲーム開始後にロアーヌの町かミュルスの港の宝箱から「タチアナの貯金箱」と「ロビンのヒーロー指南書」を受け取れる。名声ランクが低いうちの戦闘報酬が増える装備で、序盤の立ち上がりを少し楽にしてくれるもの。

初のプレイアブル出展は、9月17日から幕張メッセで始まる東京ゲームショウ2026のスクウェア・エニックスブース。試遊は2コースあって、世界観と基本システムをひと通り触れる「迷子のゴンを救い出せ!」と、強敵とのバトルに絞った「悪竜グゥエイン」から好きなほうを選べる(スクウェア・エニックス TGS2026特設サイト)。

ブースには「怪傑ロビンがやってくる!ヒーロー撮影会」も立つ。体験特典は「ゆきだるまの保冷剤なのだ」、来場者特典は全8種のオリジナルうちわ。

会場まで行けない場合は、9月11日20時からの公式生放送のほうが早い。プロデューサーの田付信一氏に加え、ユリアン役の榎木淳弥さんとカタリナ役の瀬戸麻沙美さんが出演し、実機プレイを交えて紹介する予定になっている。

「オリジナル」を選ぶかどうかで最初に迷う人が、たぶんいちばん多い。

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