『紅の砂漠』初のDLCが年内配信目標、価格と構成は第3四半期に発表へ ― Switch 2版は来年上半期
価格も、中身も、いつ遊べるのかも、まだ何ひとつ決まっていない。決まっているのは「今年のうちに出す」という一点だけ。パールアビスが8月11日に公開した2026年第2四半期の決算レターで、『紅の砂漠』(Crimson Desert)の初となるDLCについてそう説明した。
詳細は第3四半期のうちに案内される
資料のなかでパールアビスは、DLCとプラットフォーム展開を含む「複数の後続施策」を準備中だと書いている。世界・キャラクター・地域と拡張の余地が大きいIPだから、継続的なコンテンツ更新で製品寿命を伸ばしていく、という説明だね。
そのうえで、最初のDLCは「新しいプレイ体験を届けること」を目標に開発中で、年内の配信を目指すとしている。構成・価格・正確な配信スケジュールについては第3四半期のうちに共有する、という書き方になっていた。
ここでいう「年内」は、韓国企業の会計年度が暦年と一致していることを踏まえると2026年内を指す。第3四半期が終わるのは9月末なので、詳細発表までの猶予は1か月半ほどしかない計算になる。
一方で、DLCが全部で何本になるのか、どんな規模になるのかは今の時点で固まっていないとも明記されている。当面は最初のDLCの品質と、それを確実に出し切ることを最優先にする方針。ロードマップのような形で先の予定がずらりと並ぶ段階ではない、ということだと思う。


四半期の売上を押し上げたのは、ほぼこの1本

同じ決算で示された第2四半期の連結業績は、売上1,926億ウォン、営業利益676億ウォン、当期純利益709億ウォン。日本円にするとおよそ200億円規模の売上で、前年同期比では売上が247.7%増、営業利益にいたっては7,411.1%増という数字が並んだ。IP別の内訳は『黒い砂漠』が550億ウォン、『紅の砂漠』が1,361億ウォンで、四半期の稼ぎ頭がどちらなのかは一目瞭然だね。
土台になっているのは今年3月の発売以降の売れ行きで、パールアビスは4月に全世界500万本突破を発表している。発売から26日での到達で、Steamの同時接続ピークは276,261人を記録した。
決算資料でDLCと並んで挙げられていた「プラットフォーム展開」のほうも動いている。Nintendo Switch 2版は基本的なプレイが可能な水準まで開発が進んでおり、性能の最適化や品質基準について技術的な検証を進めている段階。目標として示されたのは来年上半期だ。次世代の新規タイトル『DokeV』は2028年下半期を目指すとされ、こちらはまだ先の話になる。
現行の対応プラットフォームはPlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam、Epic Games Store、そしてMac。Steam版の価格は9,680円で、日本語はインターフェースと字幕には対応しているものの、音声が収録されているのは英語・韓国語・中国語(簡体字)の3言語にとどまる。DLCの日本語対応がどこまでになるかも、第3四半期の発表で分かることのひとつになりそう。
主人公クリフがパイウェルを歩き回る余地は、まだ残っているらしい。あとは、その入り口に値札が付く日を待つだけだ。
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