『デスゲームシミュレーター』Steamページ公開、仮面をかぶって理不尽な演目を回す主催者側のパーティゲーム
デスゲームものを題材にした作品で、プレイヤーに回ってくる役はたいてい参加者の側。TamagoEggsの新作『デスゲームシミュレーター』は、そこをひっくり返してくる。担当するのは仮面をかぶった主催者、つまりGM(ゲームマスター)だにゃ。Steamのストアページが公開され、演目の中身から見た目のカスタマイズまで一通り見えるようになった。


GMの仕事は身支度から始まる。工房で自分の仮面を描き、かぶると声が変わる。そこにボイスチェンジャーの調整と、参加者に見せるプレゼン資料の用意まで済ませて、ようやく開会という段取り。スクリーンショットに映っているスライドの表題が「わくわくデスゲーム」なので、演出の温度はだいたい察しがつくと思う。
どの演目をやるか。いつ始めて、いつ終わらせるか。途中で手を加えるか、黙って見ているか。判断はすべてGM側が握っている。画面には[Tab]で開く操作盤(タブレット)の案内が出ていて、「開いている間は歩けるが視界が狭い」という制限つき。壇上から全体を眺めるか、仕掛けをいじりに降りるかで、見えるものが変わる作りだね。左下には弾数のゲージも出ていて、GMは銃まで持たされている。
演目として挙げられているのは、高い所に渡した細い足場、床が抜ける部屋、○と✕に分かれるクイズ、導火線の点いた爆弾の押し付け合い、そして打設したばかりの生コンクリート。爆弾の回は「爆弾鬼ごっこ」と名前が付いていて、押し付けられたまま起爆した参加者の画面には赤い背景で「こてんぱん」と大きく出る。倒れる、ではなく、こてんぱん。ここの言葉選びが作品の性格をよく表している。



とはいえ参加者がふるいにかけられるだけかというと、そうでもない。場をひっくり返す手札として「ハチャメチャカード」が用意されている。無敵になる、防弾チョッキを着る、バナナの皮を置く、風船でふわりと降りる、GMの弾を空砲にする、倒れたあとに置き土産を残す——公開されている例はこのあたり。使いどころ次第では、GMを倒すところまで持っていけるとされている。主催者に絶対の権限があるわけではない、というバランスだにゃ。
見た目のカスタマイズは参加者側にも用意されていて、「タマゴピーポー」の体の色と、目・口・眉の組み合わせを選ぶ形式。目は10種類、口は7種類、眉は2種類から選ぶ欄が並び、左右反転の項目まである。試合のあいだずっとこの姿で通すことになる。
そして全部終わったら「おつかれ会」。会場に全員で集まり、ハイライト映像を見ながら、誰がどこでどうなったかをもう一度眺める時間が用意されている。風船と紙吹雪の中で踊るタマゴたちの絵面が、直前まで生コンクリートに沈められていた集団と同じものだとは思えない。

対応はWindowsのみ、マルチプレイはオンライン専用
ストアページに並んでいる仕様も見ておく。対応プラットフォームはWindowsだけで、macOSとLinuxの記載は無い。最低動作環境はメモリ4GB・DirectX 11とかなり軽い。フルコントローラーサポートに加えて、DualSenseとDUALSHOCKのサポートも明記されている。
対応言語は日本語・英語・簡体字中国語の3つ。ただし3言語ともチェックが入っているのはインターフェイスと字幕の欄だけで、フル音声の欄は空のまま。声を担当するのは、ボイスチェンジャー越しのGM本人ということになる。
もうひとつ、遊び方の区分は「シングルプレイヤー」「オンラインPvP」「オンライン協力プレイ」。同じ開発元の『おててタマゴ』にあった画面分割やRemote Play Togetherの項目は、こちらのページには載っていない。友達を呼ぶ手段はオンラインに絞られている。
発売日と価格はまだ出ておらず、リリース日の欄は「近日登場」の表示。1〜4人でタマゴを転がす協力ゲームだった『おててタマゴ』の配信が2024年4月。2作目でTamagoEggsが選んだのは、そのタマゴたちを壇上から一人ずつ減らしていく側の席だった。
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