『Destiny 2』保管庫の旧キャンペーンとレイドが全プレイヤー向けに復活へ、Steam米国売上は22位
米国のSteamトップセラーで、『Destiny 2』が22位に入っている(9月24日時点)。基本プレイ無料のゲームで、ストアに並ぶ拡張コンテンツはどれも定価のまま。セールで押し上げられた順位ではない。同時接続数は2万5,000人ほど。Bungieが「保管庫」に入れた過去のコンテンツを戻すと表明したのが9月18日で、それから1週間もたっていない。
連名ブログを全プレイヤーに開くと明言した
表明が出たのは、スタジオ責任者のPoria Torkan氏とJosh Deane氏の連名によるブログ記事。5月に「最後のコンテンツ更新」を告げた方針を改め、『Destiny 2』を続けると宣言した経緯は、こちらの記事で扱っている。
今回注目したいのは、戻ってくるものが誰に向けて開かれるのかという点。ブログのDestiny 2に関する部分は、次の2文が核になっている。
公式ブログ「The Next Chapter for Bungie」より・日本語訳
保管庫に入ったDestiny 2のキャンペーン、目的地、レイドをゲームに戻す作業を始めています。戻ったコンテンツは、すべてのDestiny 2プレイヤーが遊べるようになります。
コンテンツを戻すのは、古いファイルを復元するほど単純ではありません。『光の超越』(Beyond Light)以降に加えた変更のため、ライティング、戦闘の組み立て、敵、その他の基盤となるシステムを更新する必要があります。
「すべてのプレイヤー」という書き方には、当時その拡張を買ったかどうかという線引きが無い。たとえば『孤独と影』(Forsaken)のキャンペーンはもともと有料拡張の中身だったけれど、ブログでは購入者だけの話として扱われていない。値段についても一言も触れていないので、買い直しや追加料金を前提にした計画ではないとみられる。
もう一つ見逃せないのは、2文目の技術的な事情だね。保管庫入りが始まったのは『光の超越』の時期で、その後の数年でゲームの土台がかなり作り変えられている。古いデータを差し戻すだけでは今のDestiny 2では動かない、という説明になっている。


では、保管庫に何が入っているのか。Bungieのサポートページ「Destiny Content Vault」に、年ごとの一覧がまとまっている。ブログが名前を挙げた「キャンペーン・目的地・レイド」に絞ると、中心は2020年と2022年の2回だ。
| 保管された時期 | 主な目的地 | キャンペーン | レイド |
|---|---|---|---|
| 2020年11月(Year 4) | 水星、火星、タイタン、イオ、リヴァイアサン | The Red War、Curse of Osiris、Warmind | Leviathan、Eater of Worlds、Spire of Stars、Scourge of the Past、Crown of Sorrow |
| 2022年2月(Year 5) | Tangled Shore | Forsaken(孤独と影) | ― |
2017年の発売時に遊べた本編の物語The Red Warも、ここに含まれている。今から始める人は、Destiny 2の出発点にあたるキャンペーンを遊べない状態が5年近く続いてきたことになるにゃ。
2022年8月には「今後、拡張は保管しない」という方針が発表されていて、それ以降の保管対象は季節ごとの物語や、Tower周辺のH.E.L.M.といった小さな拠点が中心になった。『漆黒の女王』より後の拡張キャンペーンは、今も遊べる。
保管庫に入っているのは、キャンペーンとレイドだけではない。サポートページの一覧には、Season of the ForgeからEpisode: Heresyまでの季節の物語、水星のA Garden Worldや火星のWill of the Thousandsといったストライク、Crucible・Gambitの対戦マップ、Escalation Protocolのような目的地ごとの活動も並んでいる。今回のブログが名前を出したのは3種類だけで、それ以外が戻るかどうかは書かれていない。
時期も決まっていない。ブログには「今後数か月のうちに詳しいことを伝える」とあるだけで、最初に戻るのがどの目的地なのか、レイドから手を付けるのかも分からない。旧コンテンツで手に入った武器を今の仕組みにどう合わせるのかも、説明はまだ無い。
分かっている範囲で言えるのは、キャンペーン4本とレイド5つが戻る候補として一覧に載っていて、それを遊べる人を限定しないとBungieが書いたこと。Steamの順位は、その一文だけで動いている。
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