ダイス整理ゲーム『Dice Hoarder』Steamページ公開―7個1組を400セット、色と素材まで合わせる
パーセンタイルダイス、D4、D6、D8、D10、D12、D20。この7個が揃って、ようやくTRPG用のダイスセットが1組になる。『Dice Hoarder』でプレイヤーに任される仕事は、店じゅうに散らばったそれを拾い集めて、400組ぶん組み直すことだよ。
DieCorp Gamesが開発とパブリッシングを手がける一人称視点の整理整頓ゲームで、Steamのストアページが公開された。発売時期の表記は「近日公開」のみで、価格も日付もまだ出ていない。
7個で1組、それが400セット以上。単純に掛けると、店の中を転がっているダイスは2,800個を超える計算になる。
雇われた先は、謎めいたダイスショップの在庫補充係。床や箱の中に散らばったダイスを拾い、面の数ごとに分けて、正しい場所へ並べていく。ここまでは想像がつく作りなんだけど、説明を読むと、面の数を揃えただけでは満点にならないらしい。
拾ったダイスは色と素材も見る。同じ色・同じ素材で7個を組み上げると、その在庫としての価値が高くなる。つまり、目の前のD20を今すぐセットに突っ込むか、色の合う別の1個が出てくるまで待つかで結果が変わる。ストアのタグに「Score Attack」が並んでいるのも、この価値の計算があるからだと思う。
制限時間は無い。ストーリーモードでは、その日に必要なぶんの在庫を並べ終えたところで次の日が始まる、という進み方をする。急かされる場面が構造的に存在しない。BGMには専用のサウンドトラックが用意され、ダイスがぶつかるカチカチという音はASMR的な聴かせどころとして押し出されている。


日が進むと、店の中に不思議なフロッピーディスクが現れ始める。これを使って解放されるのが、仕事を楽にするスキル。セットに足りていないダイスを追跡したり、離れた場所にあるダイスを魔法のように手元へ引き寄せたりできるようになる。
役に立つのは間違いない。ただ、そのディスクを誰が置いているのかは分からないまま。渡されているのは仕事と、散らかった店と、雇い主に関するごくわずかな情報だけで、シフトを重ねて残された手がかりを追ううちに、この職場の正体が少しずつ見えてくる——というのが物語の骨格になっている。
謎めいた話に付き合う気分ではない日のために、ストーリーを切り離して整理だけを延々と続けられる「Chill Mode」も入っている。あと、キーフィーチャーの一覧に猫がしれっと並んでいた。何をする猫なのかは書かれていないにゃ。
最低要件はGTX 980 Ti、日本語は表示と字幕のみ
意外だったのが要求スペック。棚に物を並べるゲームとしては、なかなか骨のある数字が並んでいる。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit | Windows 10 64bit |
| CPU | Core i5-8400 | Core i7-8700 |
| メモリ | 8GB | 8GB |
| GPU | GeForce GTX 980 Ti 6GB | GeForce GTX 1080 |
| DirectX | 12 | 12 |
| ストレージ | 4GB | 4GB |
数千個のダイスが同時に転がって、ぶつかって、積み上がる絵を思い浮かべれば、この数字にも理由がありそうだね。ストレージ要求は4GBと軽い。
対応言語は13。日本語も含まれているものの、音声が用意されているのは英語だけで、日本語はインターフェースと字幕での対応になる。対応プラットフォームはWindowsのみ、プレイ人数は1人。Steam実績とコントローラーのフルサポートにも対応する。


多面体ダイスを物理で転がす題材だと、大砲や扇風機、磁石やギロチンを盤上に敷きつめてサイコロを跳ねさせ続ける『DOPAMINE』が2026年秋の発売を予定している。同じ立体を、片方は散らかすために、片方は片付けるために使っているのが対照的だ。
日付も価格も、まだ何ひとつ決まっていない。今のところ確定しているのは、棚に戻すべき数のほうだけ——400セット以上、ダイスにして2,800個以上。
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