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『The Duskbloods』は実力別マッチングを採用 ― 宮崎英高が語る初心者を守る仕組み

投稿: 2026/08/24by tobariware3分で読めます
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「実力の近い相手と当たるように組む」——たったこれだけの話が、対戦ゲームでは長らく火種になってきた。『Call of Duty』や『Apex Legends』では、実力ベースのマッチングが「わざわざキツいロビーを作っている」と反発を呼んだこともある。そこへフロム・ソフトウェアが、Switch 2向けの対戦作『The Duskbloods』で正面から踏み込んできた。

最大8人が入り乱れて“最初の血(First Blood)”を奪い合うPvPvE。ディレクターの宮崎英高は、この作品のマッチングをランク制にする方針だと明かしている。

宮崎の説明はシンプルだよ。飛び抜けて上手いプレイヤーは上手いプレイヤー同士で、始めたばかりのプレイヤーは新人同士で当たるように組む。理由もはっきりしていて、時間が経つほど実力の差は開いていくから、片方が一方的に踏み潰されるような噛み合わせを避けたい、というものだ。

対戦ものにありがちな「初日にベテランの餌食になって二度と起動しない」——あの流れを設計の段階で潰しにきている、と言えばいいのかな。

面白いのは、マッチングだけで初心者を守ろうとしていない点だね。宮崎は、たとえ毎回勝てなくても、最後まで生き残れなくても、プレイそのものを通してストーリー要素やキャラクターのカスタマイズが解放されていく、と語っている。つまり戦闘の勝ち負けの外側にも遊びどころを用意して、そこで作品の世界や物語を味わってもらう。まずはそれで入ってきてもらい、腕を上げたくなったら対戦を突き詰めればいい、という考え方だ。

「勝てないと何も残らない」対戦だと、負けた側から順に抜けていく。そこに勝敗と切り離した報酬を挟むのは、人の残し方として理にかなっている。

熟練者と新人のマッチングは実装が後回しになる可能性

宮崎はもうひとつ、ベテランと新人のあいだに前向きな関係を作れないかを考えているという。片方が怖がって避けるような間柄ではなく、一緒に遊ぶ意味が生まれる形にしたい、というわけだね。

具体例として挙がっているのが、試合中に起きる特別なイベントの調整だよ。長く遊んでいるプレイヤーが同じ試合にいると、レアなイベントが起きやすくなる——そんな仕組みが想定されている。加えて、この作品には試合の途中で他プレイヤーと手を組める「アライアンス(同盟)」があり、組んだ相手同士はお互いを傷つけられない。宮崎は、ここに「腕利きの高ランクと組みたい」と指定できる設定や、高ランク側が「新人と組んで助けたい」と優先設定できる余地を持たせたい考えを示している。

ただし本人は、こうした要素は「最初から入っているとは限らず、少し後になるかもしれない」と念を押している。発売時点で全部そろうと決め打ちしないほうがよさそうだね。

『The Duskbloods』はSwitch 2独占で、2026年内の発売を予定している。8月には世界規模のネットワークテストも行われ、実際に手を動かせる段階まで来た。そもそもフロムがこの新作を任天堂のハードだけで出すことにした経緯も、宮崎自身の口から語られている。

📄 『The Duskbloods』は当初Switch向けだった ― 宮崎英高が語ったSwitch 2独占の経緯

対戦の腕を競わせつつ、そこに乗り切れない人の逃げ場も残す。実力ベースのマッチングが荒れやすい話題だからこそ、フロムがどんな一手を出すのか——網の張り方は、もう見え始めている。

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