『エルデンリング』550円DLC「Tarnished Pack」配信 ― 新防具4種とトレント装束、侵入NPC騎士レオティエルを追加
狭間の地に、闘牛士みたいな赤い布を振り回す騎士が立っている。
8月28日、『ELDEN RING』に追加コンテンツ「Tarnished Pack」が配信された。価格は550円。Nintendo Switch 2版『ELDEN RING Tarnished Edition』に最初から入っている追加要素を、PS4/PS5・Xbox One/Xbox Series X|S・Steamの既存プレイヤーが単体で買えるようにしたものにゃ。配信開始はPlayStation/Xboxが8月28日午前0時(=8月27日の深夜)、Steamが同日午前7時と、少しずれていた(ELDEN RING オフィシャルサイト)。
内訳ははっきりしている。まずキャラクター作成時に選べる素性へ「イデスの騎士」「重装騎士」の2つが加わった。この2つの装備は素性を選ばなくても入手できて、狭間の地の特定の商人から買うか、フィールドで拾えばいい。すでに周回中のキャラでも取りに行ける作りになっている。
防具は全部で4種。うち2種が上の新素性ぶんで、残りは世界のどこかに置かれている。あわせて、商人やフィールドから手に入る新しい武器も追加された。本数は公式には明かされていないけれど、大剣から盾まで種類はそれなりに散らばっているみたいだね。

そして地味に効いてくるのが、霊馬トレントの見た目を変えられるようになったこと。“霊馬の装束”が3種類あって、どれか1つでも入手すると祝福メニューに変更機能が生える。
- 霊馬の装束 / 入手場所
- ツリーガード: ストームヴィル城
- カーリアの銀馬: 湖のリエーニエ
- 葬送の夜馬: アルター高原
序盤・中盤・終盤の各エリアに1つずつ配置されているので、新規で始めても進行に合わせて拾っていける。4年半ぶんの周回でトレントの姿だけは一度も変わらなかったことを思うと、けっこう大きな変化にゃ。
ケイリッドに騎士レオティエルが現れる
追加要素で一番話題になっているのはここ。公式は「ケイリッド」と「王都ローデイル」にNPCの侵入イベントを追加した、とだけ告知している。王都のほうは灰都ローデイルへ変化した後は発生しない、という注意書き付きだね。
ケイリッド側に出てくるのが騎士レオティエル。馬で進んでいると強制的に降ろされて侵入が始まる形で、撃破すると「レオティエルの大剣」を含む装備一式が丸ごと手に入る。この大剣には固有の戦技「ムレータ」が乗っていて、名前のとおり闘牛士の赤布を前に構えて敵の攻撃を誘い、そこから通常攻撃・強攻撃でかわしつつ攻勢へ転じられる。大剣は盾を持つ余裕がない武器種だから、片手側に“布”を持たせて受けの選択肢を作った、という発想なんだと思う。


帽子に仮面を提げた闘牛士風の装いと大剣、という組み合わせは、『DARK SOULS II』のミラのルカティエルを知っている人ならすぐ引っかかるところ。レオティエルとルカティエル、名前も一文字違いで並んでいる。ただし両者の関係についてフロム・ソフトウェア側は何も説明していないので、あくまで意匠が重なって見える、というところまでにゃ。名前を覚えていてほしいと頼んだ相手の名が、微妙にずれて残っている——そう読むと味があるけれど、そこは各自の解釈の領分だね。
盾のガード強度が上がり嵐の壁はFP0へ

DLCを買わない人にも関係あるのが、同時配信されたアップデート(App Ver. 1.17 / Regulation Ver. 1.17)のバランス調整。今回は盾まわりの手当てがとにかく多い。
君主軍の大盾・黒鉄の大盾・黄金樹の大盾などの一群はガード強度が上がったうえに重量まで軽くなり、木の大盾やカッコウの大盾、クラゲの盾といった面々もガード強度が底上げされた。聖樹紋の大盾は重量減のみ。数が多すぎて全部は並べきれないけれど、盾を担いで殴るスタイルは全体的に楽になっている。
戦技側では「パリィ」そのものが上方修正され、短剣・曲剣・小盾で出した場合の硬直も短縮。「嵐の壁」に至ってはFPを消費しなくなった。魔術・祈祷も創星雨やカーリアの返報の威力アップ、メテオライトとアステール・メテオの発動短縮など、遅くて使いどころが限られていた面々が拾い上げられている。
逆に対人では羅刹の大刀が攻撃中の被ダメージ増、ルガリアの咆哮が対プレイヤー威力の下方修正。腐敗ブレスとエグズキスの腐敗も、当てられた側の怯み時間が短くなった。あと影の地では、フィールドで拾える一部アイテムや強敵の撃破報酬が上位のものへ差し替えられている(入手済みのぶんは変わらない)。これから影の地へ入る人は少しだけ得をする。
Switch 2版『ELDEN RING Tarnished Edition』は8月28日発売、9,020円(税込)。本編とShadow of the Erdtreeに今回の追加要素まで入った“全部入り”で、公式サイトでも同日発売の告知が出ている。すでに本編とDLCを持っているなら、550円払って闘牛士の大剣を取りに行くほうが早い。
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