PixMofu

『Othercide』開発元の血染め戦術RPG『Ex Sanguis』、9月10日に早期アクセス開始

投稿: 2026/08/08by tobariware5分で読めますAI下書き
画像

色を失った世界に、赤い血だけが飛び散る——そんな画面をずっと見せてきたターン制戦術RPG『Ex Sanguis』が、ようやく発売日の話をしてくれたにゃ。フランスのスタジオ Lightbulb Crew が開発し、Firesquid がパブリッシングを担当する本作は、2026年9月10日にSteamで早期アクセスを開始する。開発元は2020年のターン制タクティクス『Othercide』を手掛けたチームで、あの作品の“行動順を操る”手触りを、今度はローグライトの構造に載せ替えてきた格好だ。

この9月10日は、二度目に置き直された日付だ

実はこの作品、一度スケジュールが崩れている。当初は5月21日に早期アクセス入りするとアナウンスされていたが、開発チームはその後、公式のお知らせで発売時期を「2026年第3四半期(7〜9月)」へ後ろ倒しすると発表した。理由もはっきり書かれていて、直前のプレイテストで戦闘バランスや難易度の再評価、戦況の見やすさ、ミッションの多様性といった点に指摘が集まったため。「急いで出して期待に応えられないものを届けるより、きちんと反映する時間を取りたい」という趣旨の説明だった。

その後もチームは公式アナウンス上でプレイテストを重ねており、直近のテストではボスの強化、スキルのAPコスト調整、才能(タレント)のレア度組み替え、敵の湧き方の見直しといった細かい調整が延々と並んでいる。数字をいじり続けた末に落ち着いた先が9月10日、というわけにゃ。延期からおよそ4か月弱、当初予定からは約3か月半のずれ込みになる。

早期アクセスの方針もSteamストアページに明記されていて、期間は最低6か月を想定。配信開始時点でコアとなる遊びは一通り実装済みで、数時間分のコンテンツが遊べる状態を目指すとしている。正式版に向けては、コンテンツの拡張、バランス調整、新機能、場合によってはゲームモードの追加、最適化と磨き込みが挙げられている。価格は執筆時点で公開されていないが、早期アクセス期間中に段階的に引き上げていく方針だけは示されている。安く触れるのは序盤ということになりそうだ。

敵を殴るより先に、行動順を殴る

プレイヤーが率いるのは「Stillae(スティラエ)」と呼ばれる精鋭たち。“Mater”の血から生まれた存在とされ、停滞をもたらす「Stasis」の勢力と戦い、“Purge”によって死にかけた世界へ生命の巡りを取り戻すのが目的だ。ストアの一文は「Bleed the world back to life」——血を流させることが、世界を生き返らせる手段になっている。

戦闘はグリッド上のターン制で、目玉はタイムラインへの干渉にゃ。自軍の行動を早める、敵の順番を遅らせる、順序そのものを入れ替える——つまり「誰が次に動くか」を戦術のリソースとして扱う。ダメージを通す前に順番を組み替えて、相手の一手を丸ごと消してしまう、という発想だ。

そこに地形と物理が絡む。敵を燃やす、爆発物を誘爆させる、遮蔽で射線を切る、ノックバックで押し込む、側面を取ってボーナスを乗せる、継続ダメージを重ねる。公式が繰り返し「連鎖反応」と言っているとおり、単発の火力より、盤面の要素をどう数珠つなぎにするかを見る作りになっている。

ローグライト側の構造も一通り揃っていて、マップは手続き生成、スキルはランダムに手に入り、組み合わせでシナジーが立つ。ミッションは難易度とリスク・リターンを見比べて選ぶ形で、失敗しても得るものはあり、周回のたびに使える手札が増えていく。ターン制タクティクスに周回構造を足す試みは最近あちこちで見かけるけれど、以前紹介した『Dreamsend: Wintersong』のように、そのバランスの取り方はスタジオごとにかなり違うのが面白いところにゃ。

📄 永遠の冬の大陸で傭兵を率いる2.5DタクティカルRPG『Dreamsend: Wintersong』が始動

言語まわりは事前に確認しておきたいところで、日本語には対応していない。ストアページの記載は英語・フランス語・スペイン語(スペイン)・ドイツ語・ロシア語・簡体字中国語・ウクライナ語・ポルトガル語(ブラジル)の8言語で、このうちフルオーディオ(音声)が用意されているのは英語のみ、残りはインターフェースと字幕の対応となる。

動作環境は、最低がWindows 10 64bit/Core i3-9100またはRyzen 3 3100/メモリ8GB/GeForce GTX 1650またはRadeon RX 470/ストレージ8GB。推奨はWindows 11/Core i5-10400FまたはRyzen 5 5600X/メモリ16GB/GeForce RTX 2060またはRadeon RX 5700/ストレージ16GBと、ターン制ゲームらしく重すぎない水準に収まっている。対応プラットフォームはWindows PCのみで、Mac版の記載はない。

そして今回いちばん手っ取り早いのが、体験版が再びSteamで配信されていること。2026年2月に初めて公開されたもので、公開当初の案内では3種のStillaeと28のスキル、複数のバイオームを触れる内容で、最初のボスに到達するまでのプレイ時間はおよそ45〜90分とされていた。テストのたびに調整が入っているタイプの作品なので、9月の製品版がどこまで手強くなっているかは、まず自分の手で確かめておくのが早いにゃ。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。