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『FF14』の転がる巨漢ボス「チョルト」が海外で大人気、吉田直樹P/Dは「正直、魅力が分からない」

投稿: 2026/07/27by 編集部4分で読めます
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ストーリーの黒幕でもラスボスでもない、ダンジョンの真ん中に置かれているだけの中ボス。丸まって転がってくる肉厚のヴォイドセント「チョルト」が、いま海外のプレイヤーの間で妙な人気者になっているにゃ。7月25日・26日にベルリンで開かれた『ファイナルファンタジーXIV』のファンフェスティバル、その報道向け質疑でも、この一匹の話題がプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏に直撃した。

「これがなぜこんなに話題なのか、まったく分からない」

コミュニティの反応に驚いたか、と問われた吉田氏の答えは率直そのものだった。チョルトがこれだけ受け入れられているのは本当に嬉しい、ただ正直に言って、その魅力がなんなのかは理解できない――「ただ……なぜ?」と。人気があることも、ミームが大量に生まれていることも把握したうえで、それでも腑に落ちない、という調子だったという。

とはいえ、まったく想像がつかないわけでもないらしい。あの巨体が突っ立っていたかと思うと、いきなり転がり出す。その一点でなら少しは分かる気がする、というのが本人なりの分析だった。

そのうえで、プレイヤーが勝手に見つけた“ツボ”については歓迎の姿勢を示している。開発チームはSNSの反応をすべて見ていて、こういうことが起きるとニヤニヤしてしまう。今後も予想外のポイントに刺さったら、遠慮なく声を上げてほしい――と。作り手が想定していない場所から火が点くのは、長寿MMOのいちばん健康な兆候かもしれないにゃ。

出どころは廃都ガレマルドの工廠

チョルトが待ち構えているのは、2026年4月28日実装のパッチ7.5「彼方に至る路」で追加されたインスタンスダンジョン「クルティウス魔導工廠」。無人となって久しいガレマルドの北部、帝国の魔導兵器を支えた生産拠点という設定の場所だ(パッチ7.5特設サイト)。

登場ボスは3体で、チョルトはその2番目。前後をアーマードアイとマルファスに挟まれた、位置としてはごく普通の中ボスにゃ。技の名前が「肉弾」「肉圧殺」「嘔吐」と身も蓋もないあたりも、愛され方に一役買っている気がする。ちなみにChortという名前自体は、スラヴ語圏で悪魔を指す語だ。

パッチ7.5全体の内容は、公式のトレーラーで一通り追える。

公式アカウントが投げた、本文一語の投稿

火が完全に燃え広がったのは、実装から1週間後の5月5日。英語圏の公式アカウントが、本文に「Chort」とだけ書いた投稿を放り込んだ瞬間だった。

7月27日時点で1万5000を超えるいいね、3200超のリポスト、表示回数は85万回。ダンジョンの中ボスの名前を一語つぶやいただけの投稿としては、なかなかの数字にゃ。運営がネタに乗ったことで、ファンアートやグループポーズでの再現がさらに増えていった格好だ。

なお、同じベルリンのファンフェスでは次期拡張パッケージまわりの新情報も一気に開いている。そちらは別の記事でまとめているので、あわせてどうぞ。

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直近のアップデートについては、7月28日公開のパッチ7.55の内容をこちらで整理しているにゃ。

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