『FF14』の転がる巨漢ボス「チョルト」が海外で大人気、吉田直樹P/Dは「正直、魅力が分からない」
ストーリーの黒幕でもラスボスでもない、ダンジョンの真ん中に置かれているだけの中ボス。丸まって転がってくる肉厚のヴォイドセント「チョルト」が、いま海外のプレイヤーの間で妙な人気者になっているにゃ。7月25日・26日にベルリンで開かれた『ファイナルファンタジーXIV』のファンフェスティバル、その報道向け質疑でも、この一匹の話題がプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏に直撃した。
「これがなぜこんなに話題なのか、まったく分からない」

コミュニティの反応に驚いたか、と問われた吉田氏の答えは率直そのものだった。チョルトがこれだけ受け入れられているのは本当に嬉しい、ただ正直に言って、その魅力がなんなのかは理解できない――「ただ……なぜ?」と。人気があることも、ミームが大量に生まれていることも把握したうえで、それでも腑に落ちない、という調子だったという。
とはいえ、まったく想像がつかないわけでもないらしい。あの巨体が突っ立っていたかと思うと、いきなり転がり出す。その一点でなら少しは分かる気がする、というのが本人なりの分析だった。
そのうえで、プレイヤーが勝手に見つけた“ツボ”については歓迎の姿勢を示している。開発チームはSNSの反応をすべて見ていて、こういうことが起きるとニヤニヤしてしまう。今後も予想外のポイントに刺さったら、遠慮なく声を上げてほしい――と。作り手が想定していない場所から火が点くのは、長寿MMOのいちばん健康な兆候かもしれないにゃ。
出どころは廃都ガレマルドの工廠
チョルトが待ち構えているのは、2026年4月28日実装のパッチ7.5「彼方に至る路」で追加されたインスタンスダンジョン「クルティウス魔導工廠」。無人となって久しいガレマルドの北部、帝国の魔導兵器を支えた生産拠点という設定の場所だ(パッチ7.5特設サイト)。

登場ボスは3体で、チョルトはその2番目。前後をアーマードアイとマルファスに挟まれた、位置としてはごく普通の中ボスにゃ。技の名前が「肉弾」「肉圧殺」「嘔吐」と身も蓋もないあたりも、愛され方に一役買っている気がする。ちなみにChortという名前自体は、スラヴ語圏で悪魔を指す語だ。

パッチ7.5全体の内容は、公式のトレーラーで一通り追える。
公式アカウントが投げた、本文一語の投稿

火が完全に燃え広がったのは、実装から1週間後の5月5日。英語圏の公式アカウントが、本文に「Chort」とだけ書いた投稿を放り込んだ瞬間だった。
7月27日時点で1万5000を超えるいいね、3200超のリポスト、表示回数は85万回。ダンジョンの中ボスの名前を一語つぶやいただけの投稿としては、なかなかの数字にゃ。運営がネタに乗ったことで、ファンアートやグループポーズでの再現がさらに増えていった格好だ。
なお、同じベルリンのファンフェスでは次期拡張パッケージまわりの新情報も一気に開いている。そちらは別の記事でまとめているので、あわせてどうぞ。
直近のアップデートについては、7月28日公開のパッチ7.55の内容をこちらで整理しているにゃ。
関連記事
FF14 パッチ7.55は7月28日公開へ、三日月島の北部とファントムウェポン最終段階が明らかに
クレセントアイル「北征編」、ゲロルトとの武器強化の大詰め、ヒルディブランド黄金編、そして友好部族エクストラストーリー。7月28日に届く4本の中身が特設サイトで出そろったにゃ。
丸一日つきっきりで手ほどきしてくれた優しい上級者、最後の最後に“正体”を明かす…ネトゲ定番の怖い話がまた流れてくる
親切な廃人に一日みっちり教わったら、別れ際にとんでもない正体が判明――。昔ながらのPK有りMMOでよく語られる“お約束”の一幕が、また界隈をざわつかせているにゃ。
『アズレン』×『ニーア オートマタ』7月コラボ迫る―2B・A2がアズレン流アレンジでお披露目
『アズールレーン』と『ニーア オートマタ』のコラボがいよいよ近日開催。目玉キャラの「2B」「A2」がアズレン流の解釈で公開され、黒い戦闘服と艤装をまとった姿が明らかになったにゃ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。