『シルクソング』無料拡張「Sea of Sorrow」に続報なし、2026年内配信まで残り111日
Team Cherry の公式ブログは、今年3月の更新を最後に動いていない。
9月9日の午後11時から約45分流れたNintendo Directにも、『Hollow Knight: Silksong』の名前は最後まで出てこなかった。『モンスターハンターワイルズ』のNintendo Switch 2版、『ゼノブレイド3』、『ハイラルウォリアーズ 厄災の黙示録 ディフィニティブエディション』——そうそうたる並びの中に、ホーネットの居場所は無い。
無料拡張「Sea of Sorrow」を待っている人からすると、続報の出そうな場をまた一つ空振りした格好になる。いま公になっている動く映像は、告知と同時に出たこのティザー1本きり。
拡張の告知は2025年12月16日のブログ1本で届いた
拡張が明かされたのは2025年12月16日。年末の締めくくりとして出たTeam Cherry のブログに、こう書かれていた。
New areas, bosses, tools, and more! Hornet's adventures continue in our nautically themed expansion, coming free for all players next year.
新エリア、ボス、道具、その他もろもろ。海をテーマにした拡張でホーネットの冒険は続き、翌年に全プレイヤーへ無料で届く——情報としてはこれで全部にゃ。同じ記事では「詳しいことは当面伏せておくが、配信の少し前には追加情報を出す」と、情報を出すタイミングのほうまで先に宣言してある。
そこから今日まで、公式ブログが動いたのは2回だけ。2月に『Hollow Knight』がNintendo Switch 2・PS5・Xbox Series X|Sへ(Switch・PS4・Xbox版を持っている人は無料アップグレード)、そして3月に『Silksong』のパッチ5。パッチ5の中身は繁体字中国語の追加、ドイツ語訳の詰め直し、敵やボスまわりの修正、Pale Lake付近へのベンチ追加といったところで、拡張そのものの話はほとんど出てこない。
ただ、この告知には位置づけがはっきり書いてある。「Sea of Sorrow の前の、最後の大きな更新」。つまり半年前の時点で、次に来るのは拡張本体だという順番だけは示されていた。
そして9月4日で、『Silksong』は発売から1年。区切りとしてこれ以上の日は無かったはずだけど、ブログは3月のまま動かなかった。「Silksong はまだか」の合唱が戻ってきているのは、まあ無理もない話だと思う。
3人のチームが無料追加コンテンツを4本出した
Team Cherry は3人のスタジオ。前作『Hollow Knight』のときも、追加コンテンツは Hidden Dreams(2017年8月)、The Grimm Troupe(2017年10月)、Lifeblood(2018年4月)、Godmaster(2018年8月)と4本出していて、そのいずれもが無料だった。有料DLCを一度も売らずに大型アップデートだけで1年半を走った実績があるチームなので、「無料で出す」という約束そのものを疑う理由はうすい。
問題は時間の使い方のほう。そもそも『Silksong』自体が、前作のホーネットDLCとして始まった企画だった。2019年2月の発表記事にはこうある——「ほぼ最初から、ホーネットの冒険は新しい土地で起きる想定だった。でも取りかかってみると、当初計画していたDLCに留めておくには大きすぎ、独特すぎるものになっていった」。
その結果が、発表から6年半後の2025年9月4日午後11時。DLCが1本まるごと別のゲームに育ってしまう種類のスタジオが、次のDLCを作っているわけだ。「また膨らんでいるのでは」という心配が出るのは、けなしているというより、単に前例を覚えているだけなんだと思う。
現時点で公表されている配信時期は、いまも「2026年」の4文字だけ。Steamのストアページを見ても、DLC欄に並んでいるのはサウンドトラック(1,200円)のみで、拡張のページはまだ立っていない。本編は2,300円のまま、割引もかかっていない。
年内という言葉を額面どおり受け取るなら、残っているのは111日。ただ、このチームの見せ方を思い出しておくと、その111日は見た目ほど長くなくてもいい。前回、発売日が明かされてから実際に遊べるようになるまでにかかった日数は、14日だった。
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