『封神演義 逆命承天』2027年発売、藤崎竜描き下ろしの新主人公・桃辰が宝貝を振るうローグライトアクション
週刊少年ジャンプでの連載が終わったのは2000年。その続きが、26年経って漫画ではなくゲームとして動き出した。
9月9日の「Nintendo Direct 2026.9.9」で集英社ゲームズが発表した『封神演義 逆命承天(ほうしんえんぎ ぎゃくめいしょうてん)』は、藤崎竜による漫画『封神演義』のその後を舞台にした完全新作。Nintendo Switch 2・PlayStation 5・Steamで2027年発売予定、ジャンルはローグライトアクション、プレイ人数は1人、価格は現時点で未定となっている(集英社ゲームズ公式サイト)。連載30周年の記念プロジェクトという位置づけにゃ。
操作するのは桃辰(トウシン)という新キャラクター。原作者の藤崎竜がこのゲームのために描き下ろした人物で、公式の紹介では「宝貝に興味津々な太公望の弟子」とされている。隣に付くのは霊獣の朱雀童子(チュウチュエどうじ)で、役どころはツッコミ。師匠・弟子・相棒という三点セットは、原作を読んでいた人ならすぐ関係図が飲み込める並びだね。
物語の入り口については、藤崎竜本人が短いコメントを寄せている。
『封神演義』のその先へ——平穏を得たはずの人間界に、新たな脅威が牙を剥く。師である太公望の命を受けて、桃辰(トウシン)と相棒の朱雀童子(チュウチュエどうじ)は、多彩な宝貝を駆使して、強敵の討伐に乗り出した。
新主人公が主役とはいえ、原作の面々が引っ込むわけではない。太公望、四不像、楊戩、哪吒、黄天化といった顔ぶれが登場し、拠点やダンジョンで桃辰たちと関わっていく作りになっている。「その後」を名乗る以上ここは外せないところで、発表と同時に公開された画面写真にも見知った姿がしっかり写っていた。

メイン+サブ、宝貝2枠で型を作る
戦闘の軸になるのは、やはり宝貝。「メイン宝貝」と「サブ宝貝」を組み合わせて自分の型を作り、状況に応じて戦術を組み立てる仕組みになっている。枠が2つある以上、同じ宝貝でも相方次第で立ち回りが変わるはずで、潜るたびに手に入るものが違うローグライトとは噛み合わせがいい。
霊獣のほうは連れ歩くだけの飾りではない。地上では防御や妨害でサポートに回り、騎乗すれば「ライドアクション」として空中を移動したり、敵の攻撃をかわしたりできる。守りと機動の両方を1体で兼ねる相棒、という設計にゃ。



ダンジョンは挑むたびに構成が変わり、分岐路では先にある報酬を見比べて進路を決める。道中ではランダムに「極意」と素材が手に入り、それでキャラクターと宝貝をその場で伸ばしていく。力尽きたら拠点へ戻り、持ち帰った素材で強化してから再挑戦——ローグライトの土台としては素直で、ジャンルに触れたことがない読者でも一周回せば掴める作りだと思う。

Steamのストアページに載っている対応言語は、日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)の4種類。音声がどの言語に対応するのかまでは、まだ記載が無い。
発売元は集英社ゲームズだけど、実際に作っているのはラストワンダーというスタジオ。公式サイトによれば設立は2018年12月、拠点は東京・恵比寿で、ゲーム開発のほかにオリジナルIP開発やクリエイティブプロデュースも手がけている会社だ。
代表取締役の菅野敦は、セガ・ソニックチーム時代に『ファンタシースターオンライン』や『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズ、レベルファイブ時代に『ファンタジーライフ』『レイトン教授VS逆転裁判』『イナズマイレブン ストライカーズ』を経歴として挙げている。ジャンルはバラバラだけど、「拠点があって、潜って、持ち帰って育てる」という今回の骨組みと相性の良さそうな並びではある。
連載開始から数えて30年目の発表で、実際に手を動かせるのは2027年。太公望が新しい弟子に何を命じたのかは、いまのところコメント数行ぶんしか明かされていない。
関連記事
『Armatus』2027年1月7日に発売 ― Godfall開発元のローグライトシューター、Game Pass初日
『Godfall』の開発元Counterplay Gamesの新作が、発売日を2027年1月7日に確定。悪魔に沈んだパリで戦うローグライトシューターで、PS5・Xbox・Switch 2・PCに同日上陸。Game Passなら初日から遊べるにゃ。
スロット×ローグライト『CloverPit』が8月13日にPS5・Switch 2など4機種へ、DLCも同日解禁
独房でスロットを回して借金を返す『CloverPit』が、ついにPS5/PS4とSwitch/Switch 2へ。8月13日、4.99ドル。Switch 2版はマウス操作対応にゃ。
『陰の実力者になりたくて! Phantom Echoes』発表、シリーズ初の家庭用ゲームは2027年発売の3Dローグライト
State of Playで公開された『陰の実力者になりたくて! Phantom Echoes』は、シリーズ初の家庭用ゲーム。3枚のカードから能力を選んで組み上げるローグライトアクションで、2027年にPS5・Switch 2・Steam・Epic Games Storeへ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。