新作リズムADV『In Falsus』Steam配信開始 ― 『Arcaea』のlowiroが作る6キー+マウス操作
片手はキーボード、もう片方の手はマウス。左右で別々のことをやらせるリズムゲームが、9月9日にSteamで配信を始めた。『Arcaea』を作ったlowiroにとって2本目となるタイトル、『In Falsus』にゃ。
音を叩く手触りだけで押し切るのではなく、日本語フルボイスの長編シナリオとカード構築を同じ一本に同居させている。配信開始に合わせて、ローンチトレーラーも公開された。
操作系は独自の6キーシステム。片手でキーボードの6キーを押してノーツを処理しながら、反対の手でマウスを動かし、「フィールド」と呼ばれる領域を追いかける。楽曲の難易度は4段階が用意され、進むほどキー側のノーツもフィールド側の密度も上がっていく、とストアページには書かれている。
そこへ絡んでくるのがカードだ。楽曲プレイ時に追加効果を乗せる仕組みで、試練を越えるたびに手に入る素材を「設計図」へ組み込んで自分で形成する。素材の種類だけでなく置き方によっても効果が変わるため、設計図そのものがひとつのパズルとして働く。できあがったカードは1曲につき最大5枚まで装備できる。イラストはキャラクターや劇中の場面を切り出したもので、複数のイラストレーターが描き下ろしている。



70曲以上のうち40曲以上が書き下ろし、物語は5人の視点を行き来する
収録楽曲はリリース時点で70曲を超え、そのうち40曲以上が『In Falsus』のために書き下ろされた完全新曲。電子音楽を軸に、国籍もスタイルもばらついた作曲家が集められている。『Arcaea』で耳に馴染んだ手触りとは、また別の方向を向いた曲集になっているようだ。
舞台は近未来。それぞれ違う日常を送っていた5人の女子高生が、ある日突然、政府直轄の謎めいたプログラムへの参加を命じられるところから物語が動き出す。感情が晒され、嘘が許されない世界——というのが本作の掲げるテーマで、ビジュアルノベル風の画面で5人の視点を行き来しながら進んでいく。会話はすべて日本語の音声付き。
主人公5人と担当声優は公式サイトで公開されている。
- ニア・ケーナ(CV: 和泉風花)
- メイ・アルダー(CV: 春花らん)
- 高槻あやめ(CV: 天希かのん)
- アイリス・リール(CV: 藤上あやめ)
- ストーリー・エティエンヌ(CV: 齊藤未莉依)


価格は4,980円。配信を記念した10%オフが付いて4,482円で、この割引が切れるのは9月24日午前2時。対応OSはWindows 10以降の64bit版で、MacとLinuxは対象外だね。
言語は日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)の4種類。ただし音声が入っているのは日本語だけで、英語と中国語はインターフェースと字幕までの対応になる。日本語だけがフルボイス、という並びは音楽ゲームでは珍しい部類。
さらに、9月17日に開幕する東京ゲームショウ2026への出展も決まっている。ホール3のC-01ブースで、『In Falsus』と『Arcaea』の両方を試せるとlowiroが告知した。一般公開日は9月19日から21日までの3日間。
Steamのユーザーレビューは、配信初日の段階で41件中82%が好評となっている。
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