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『CODE VEIN II』拡張DLC「Mask of Idris」配信開始 ― 無料アプデ2.0でクリア後の「融和の時代」も同時実装

投稿: 2026/09/09by tobariware7分で読めます
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買っただけでは起動しないDLCというのが、たまにある。『CODE VEIN II』の拡張DLC「Mask of Idris」もそのひとつだ。9月9日、バンダイナムコエンターテインメントがこのDLCと無料アップデートVer.2.0を同時に配信した。対象はPlayStation 5/Xbox Series X|S/Steamの3プラットフォームで、適用後のバージョン表記はVer. 2.0.1になる。

条件は「融和の月」到達と依頼の進行、舞台は廃棄世界

公式が挙げているプレイ条件は2つ。エンディング「融和の月」に一度でも到達していることと、「友人からの依頼:ヴァレンティン」を特定の段階まで進めていること。本編を一周しただけでは足りず、依頼のほうも進めておく必要があるので、条件を満たしていない人は先に本編を動かしておくことになる。公式のFAQではDLCのストーリークリアまでの目安を「6〜10時間」としているにゃ。

舞台になるのは「廃棄世界」。歴史の改変で消えていった幾つもの世界と、そこで生きた者たちの情念が集まる場所、という設定になっている。空に赤黒い裂け目が走り、剥き出しの岩塊が浮いた光景は、本編のマグメルとはまるで別物だね。

同行する新バディは2人。時空の狭間の本来の監視者である「リヴ・ヴォーダ」(CV:悠木碧)と、廃棄世界で出会う「ルゥ・マグメル」(CV:石見舞菜香)だ。配信にあわせて公開された「情念の仮面」(CV:岡本信彦)は、人の言葉を話す仮面として現れる賢者という立ち位置。廃棄世界の知識を持ち、そこを閉じるために主人公たちへ協力を求めてくる。

DLCのストーリーをクリアすると、新キャラクターを含む全14人のバディに「アナザーカラーバージョン」が解放される。これは周回プレイにも引き継がれる仕様。ただしストーリーの都合で特定のバディと同行する場面ではアナザーカラーを選べず、カットシーンに映るのも通常版のほうだと注記が付いている。

ここは間違えやすいところ。「Mask of Idris」が開放されるのは、デラックスエディション、アルティメットエディション、またはデラックスコンテンツセット(2,970円)を買った場合。名前が紛らわしいけれど、単体で売られている「アルティメットコンテンツセット」(1,540円)のほうにはDLCは含まれず、DLC単品での販売もされていない。通常版から追加するなら、選択肢はデラックスコンテンツセットの一択になる。

有料DLCと同じ日に届いた無料側も、量がなかなかのもの。中心にあるのは「融和の時代」で、エンディング「縁という奇跡」後の世界を探索できる新コンテンツになっている。各バディとの追加短編エピソードが入り、クリア報酬として新しいブラッドコードが手に入る。

行き方は、エンディング「縁という奇跡」に到達したうえで、現代のマグメルに出現する縁に触れる形。すでに一度でもこのエンディングを見ているセーブデータなら、特殊な縁から物語をスキップして直接「融和の時代」へ飛べる。ただしスキップした分のストーリーは、その周回中にやり直したり再開したりはできない。ここは押さえておきたい。

もうひとつが「追憶の試練」。ゲーム内に登場したボスやエネミーとの連戦に挑むモードで、報酬でボスやエネミーをモチーフにしたカスタマイズパーツと交換できる。新規追加されたパーツは90種類以上。さらに、これまで憑依状態でしか登場していなかった「ヤドヴィガ」が、バディとして召喚できるようになった。契約できるのは「融和の時代」で、中距離術式と大剣を組み合わせた強襲型の戦闘スタイルだという。

ストーリー重視モードとレガシーシェーダーを追加

公式がそう書いて添えているのが「ストーリー重視モード」。ONにするとプレイヤーステータスが強化され、オプションからいつでも切り替えられる。ソウルライクの手触りを保ったまま難度だけ下げたい層と、周回で先を急ぎたい層の両方に向けた作りになっている。

もうひとつ、見た目に効くのがキャラクターシェーダー。「オリジナル」と「レガシー」の2つから選べるようになり、レガシーでは前作『CODE VEIN』を思わせるアニメ調の表現になる。並べてみると、影の落ち方と輪郭線の主張がはっきり違う。

フォトモードも拡張された。ポーズが30種類以上追加され、フォトフレーム、キャラクター位置の調整幅拡大、バイクの配置機能、体形タイプごとのポーズ設定、シェーダー設定項目まで入っている。マグメル内のジュークボックスでBGMを変更する機能も戻ってきた。

Steam版だけの対応として、NVIDIA DLSS(フレーム生成)とNVIDIA Reflexにも対応。バランス面では、ジェイル「スティンガー」の吸血攻撃の発生速度と操作レスポンス向上、空中強攻撃への強化効果適用、銃剣(ショットガンタイプ)の射撃性能上方修正、出血関連効果の見直しなどが並ぶ。武器術式は「ブラッドサーキュラー・ブリンク」「エレメントサージ」「断空刃」「コフィンブレイカー」など20本以上が上方調整されている。

このタイミングに合わせて本編のセールも動いている。Steam版は44%オフの4,989円で、期限は9月18日午前2時まで。PlayStation Storeでは、DLCを含むアルティメットエディションが7,590円になっており、こちらは9月23日23時59分まで。

本編は2026年1月30日発売。日本語はインターフェース・音声・字幕のすべてに対応している。1月の発売から約7か月、エンディングの向こう側がようやく地続きになった。

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