コジマプロダクション10周年展が10月31日開幕、キービジュアルに小島秀夫とルーデンス 360°映像も
前売券が2,600円の展覧会に、57,600円の券が並んでいる。コジマプロダクションが設立10周年を記念した展覧会「KOJIMA PRODUCTIONS 10th ANNIVERSARY EXHIBITION BEYOND THE STRAND:創造と挑戦の航路」を、2026年10月31日から12月20日まで麻布台ヒルズギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MBF)で開催すると8月31日に発表した。開催の告知にあわせて、キービジュアルも初公開されている。
そのキービジュアルが目を引く。天井照明とガラス壁だけでできた真っ白な部屋に、旗を巻きつけた槍を背負ったルーデンスが立ち、その真横に黒ずくめの小島秀夫監督が手をポケットに入れて並ぶ構図。英語の副題は「THE ODYSSEY OF CREATION AND ENDEAVOR」となっている。スタジオ側はこの部屋を「数々のクリエイターたちが訪れてきたKOJIMA PRODUCTIONSの一室」と説明していて、10年で築いた“つながり”と、そこからさらに未知の領域へ進む意志を込めた並びだという。
展示は4つのパートで組まれる。ひとつ目が、設立から現在までの10年を作品やプロジェクト、クリエイターたちの活動とともに振り返るパート。ふたつ目は制作の裏側にあたり、コンセプトアートや設定資料、デザイン案、制作の途中で生まれたアイデアなど、初公開になる資料を多数並べるとしている。ここに制作陣へのインタビューをもとに構成した制作秘話も加わる予定。
そして4つ目が、本展のためだけに構築した360°映像インスタレーション。全方位型の巨大なスクリーンに映像群を投影する、とだけ説明されていて、中身そのものはまだ明かされていない。周年展としてはここがいちばん振れ幅の大きい部分になりそうにゃ。
3つ目のパートがスタジオの再現空間。ここに10周年を記念した装いのルーデンス立像が置かれ、実際にスタジオを訪れたような写真が撮れるという作りになる。ルーデンス以外にも複数のキャラクター立像が初公開される予定で、発表と同時に出た資料には、台座に載った立像を来場者が見上げるラフスケッチも含まれていた。
ただし、公開された立像の写真には「会場に展示されるものとは異なります」と注記が添えられている。当日この姿がそのまま立っているわけではない、ということみたいだね。
前売2,600円、5万7600円のセット券は各300点
チケットの販売開始は9月11日で、扱いはローソンチケット。
| 券種 | 価格(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 前売 | 2,600円 | |
| 当日 | 2,800円 | |
| 直筆サイン入り複製原画付き前売券 | 57,600円 | 数量限定300点 |
| セイコーコラボウォッチ付き前売券 | 57,600円 | 数量限定300点・予定 |
会期の頭、10月31日から11月3日までのプレビュー期間は、入場にプレビューチケットが必要になる。開館時間は月〜金が12時〜20時、土日祝が10時〜20時(最終入館はいずれも19時30分)で、プレビュー期間中は10時〜20時の予定。会期中は無休の予定。会場限定グッズに加え、麻布台ヒルズ全体を舞台にしたコラボ企画も動くとされているけれど、こちらの中身は今後の発表待ちだね。主催は「BEYOND THE STRAND 製作委員会」。
コジマプロダクションの設立は2015年12月16日。第1作『DEATH STRANDING』が2019年11月にPS4で発売され、続編『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』は2025年6月にPS5、2026年3月にPC版が登場している。シリーズの全世界累計プレイヤー数は2,700万人を突破。現在はXbox Game Studiosと組む『OD』、アクション・エスピオナージの『PHYSINT』が進行中で、ゲームの外でもA24との実写映画化や、ディズニープラスで2027年に独占配信予定のアニメシリーズ『DEATH STRANDING ISOLATIONS』が動いている。完成した作品だけでなく、そこへ至るまでの試行錯誤や思考の痕跡にも光を当てる——スタジオ自身がそう書いている展示になる。
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